没後50周年ということで、今後各地で企画展が予定されているレオナード・フジタ。
私の認識ではこれが今年最初と思うのですが、これまでも随所で見て来た藤田さんの書籍装丁、挿絵、ポスターといった制作履歴を追い掛けて行くのが企画展趣旨。
戦前戦後、フランスと日本文化の橋渡しもされて来ています。
今回一番の”へえ!“はこちらのFoujitaコレクションの由来。
戦後進駐軍で働いていた方が戦後未だ日本にいた時代の藤田さんと知り合い、彼から寄贈された作品、その後マーケットで購入した作品などのコレクションを、
最後は日本に止まるべきとして目黒区美術館に寄贈したものだとか。
作品の保存状態は少し気になるのですが、なかなかのコレクション。
これまでにほぼ今回出展の作品はここのみならず各地の企画展で拝見してますが、
1階で展開の猫ちゃんコレクションには気が付かなかったかも ^^;
さて、今回の入場料は1,000円と何時もより高く、これが無料となって、ぐるっとパス効果は計4,440円となりました。