展示スペースがそれ程ないことと入館料との関係、及び企画内容で足が遠のいていたのですが、
今回はどうしても午後のひと時、駐車可の美術館で時間を潰すこと、
そして、どうやら国宝級目白押しだぞ、という情報これありお邪魔してみました。
その他次から次に繰り出される「逸品」に押されつつ、
明治時代の実業家、って旧華族・大名などが経済的に苦しくなっていく中で、
しかも廃仏毀釈で貴重な文化財がともすると破壊されていく中、
バキュームのように芸術品を吸い上げていったんだなあ、という感想は何時もの通り。
その際ふと思い出した、少し前までサントリーで展示されていた大阪の実業家、藤田コレクションも似たところがあるなあ、と思い出しつつ、
その企画展最後の展示品「交趾大亀香合」で、死の床にあった藤田が入札で勝利の報を聞いて喜んだ、という逸話が説明として加えられていましたが、
その入札で負けたのが根津さん。
その後写真右の香合を入手したそうですが、偶然短時間の内にそれぞれを拝見致しました。
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