そして全部に食い付いた?訳ではないのですが、会場に足を運んで来て良かった、と思った展示の詳細はこちら;
この中の出展作家紹介は将来向けのアーカイブ。
間違えて逆ラインから入っちゃったので途中から行ったり来たりはご愛嬌💦
改めてこれを見てみると、ええ、あれChim↑Pomだったの、など、会場の暗さにかまけて?見飛ばしたものもありそうな…
さて私的に圧倒的な迫力で迫ってきた作品は写真撮影不可、だって映像作品だから、の百瀬文「Flos Pavonis」。
タイトルはカリブ海諸島に自生する観賞用の花の名。しかし、その種には堕胎促進作用があって、侵略してきた白人に奴隷化させられた現地女性が意に沿わないセックスを強いられた結果に対し自己と生まれてくるであろう子供の自主性・尊厳を守るために密かに使われてきた…
これがポーランドにおける人工中絶禁止(ほぼ)完全禁止の動きとのコンテクストで20分間の映像が展開される。
コロナとの関連で言えば、性器同士の接触は感染につながらないが、キスはリスキー。これが映像内の虚構と結びついて色々考えさせられるテーマが出てくる。
そして何よりご自身という魅力的な素材を大胆に活かして画面に目を釘付けにさせる😍✊️🌸
この他では中村裕太さん「いかものの問題!」が面白かった、って明治期のあるエピソードへの目の付け方、となりますが…
ブルーノ・タウト、パナソニック汐留で以前企画展があった分離派の建築家が日本滞在中の話。「なぜ日本人はビールを飲む時食事が一緒なのか?」は思わず頷くコメント。
イギリス人達と飲む時、ビールそのものがニュートリシャスだ、と語っていたのを思い出します。
ウンチとそれに集る蠅の造形はSaeborgさんの作品「Pootopia」。
そしてこの方もスタイル良いね、遠藤麻衣さん「現代に転生したマリリンを僕は守りたい」。
その映像を撮った写真、お分かりになりますかね?
会議室状に机が並んでその上にホルダー、写真にも組み入れています。中を見ると少額のお金を巡る係争記録。
これと映像との関係が不明でしたが、いずれも面白かったです。
さて今回の企画展はクラウドファンディングを求めているからか入場料は無料。
ということで、番外編となりました。
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