たまたま見たニュースで、
ある差別による暴力の現場を放映していた。
突然暴力が振るわれ、
それを喜んでどんどん人が集まって暴力が拡散されていく。
また、それを避けるように通り過ぎていく人たち。
それを見ていると、人間の野蛮性がとても鮮明だ。
でも、よくよく考えてみると誰もが持ち合わせているもの。
それを理性や知性でコントロールできるのが人間だ。
「強欲や野蛮性は自分にはない」なんてことはない。
どんな人も持っている。
最近、自分の至らなさぶりをとても考えている。
どんなに自分を過大評価していたとしても
どの人も同じ性質を持ち合わせている。
たまたま、自分で自覚する機会が無いだけかもしれない。
たまたま、綺麗事で隠せているだけかもしれない。
やっと言葉が使えるか、使えないかくらいの
小さな子供は全く人を差別しない。
人種も関係なければ、外見で判断することはない。
「見ため」ではなく、
もっとその人のエネルギーを感じているのだろう。
話したければ話し、笑いかけたければ笑う。
私も似たようなレベルの言語力なので
私にとってはちょうどいい。
理性や知性は大人になるに従って高まるけれど
その使い方を間違えていく人も多いのかもしれない。
高学歴、高収入などそんな社会的なことだけ注目されるけれど
それに伴って人間性があるわけでないことが残念だ。
私も、小さな子供の純真さを見習おうと思う。
意識しない部分でも苦手、好きじゃないと
人を判断している自分があるのだから...
また当たらず障らず、見て見ぬふりで
無難に過ごすだけの人にならないようにしたい。