先日、息子がお世話になっている障がい者支援施設に話を伺いに行きました。
曜日ごとに利用者が変わる通所事業では、生活の基盤である家庭との情報を共有しながら利用者の支援をしていくのに対して、入所施設はご家族に代わって利用者の生涯を通した支援を考えていかなければならないとおっしゃた言葉が印象に残りました。
悲しい事件が起きた入所施設「津久井やまゆり園」の職員の方も同じではないかと思います。
日々の生活を通して、一人ひとりの状態を把握し、家族に代わって支援をしてこられたはずです。
一瞬にして奪われた命を悲しみ、守れなかったことに悔しさをにじませ苦悩されているのではないでしょうか・・・・。
重度障がい者の親として、職員の方のメンタルフォローも気になっています。
昨日市役所に行った時、ロビーの展示に目が留まりました。
原爆の絵展。
71年前の悲しい過去があります。
私が若かったころ、安全な水と平和が簡単に手に入れることができる日本は「平和ボケ」と言われていました。
けれど「平和ボケ」は、それなりの経緯があってのこと。
私たちが平和な社会を望まなければ、一瞬にして崩れるのです。
悲しい過去を繰り返さないために、歴史を振り返り、人権を考えなければいけない時期がきています。
見て辛い絵もありますが、全て真実。
平和な社会を考え、築いていきましょう!