薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

国際福祉機器展

2015年10月08日 | 障がい

やっぱりすごい、国際福祉機器展!

3年ぶりに行きましたが、子どもを通所させている時間では全く見きれず消化不良。

開催期間の3日間通い詰めたいぐらいです。

何がすごいかって?

車椅子、ベッド・入浴用品、オムツ、義肢・装具、コミュニケーション機器に始まり、

福祉車両や住宅設備に至るまで、あらゆるものが揃っているし業者の数もハンパない。

それ以外にシンポジウムやセミナーがいっぱいあって学習もできる。

国立リハビリテーションセンター研究所の「障害者の防災対策支援」セミナーに参加しました。

 

写真は災害時に必要な備えのチェックリストを作るためのものです。

障がい者は生活支援機器が使えなくなることで、災害時に受けるダメージが健常者より大きくなることから、

「何が使えなくなり、何で代用するか」を考えることが備えの一歩。

一般的な防災物品から、障がい者に特化した必需品まで、多様な備えを提示することで、

自身の備えに対する気付きを与える効果が期待されるチェックキットです。

自助力を上げるためには、すごく有効!

このセミナー後に発表者の硯川博士とお話ししたところ、活用する自治体が出てきているとのこと。

高齢者にも適用できるので、大田区の高齢見守りネットワークでも活用されています。

市原市でも取り組めないかな~。そうだ、防災課に行こう!

 

これは、非常用階段避難車「エクセルチェアー」。

昇降タイプのものは100万円ぐらいしますが、これは「降りる」だけのものなので21万円。

しかも14キログラムと軽量。 公民館や図書館などに備えている自治体もあるとか。

この国際福祉機器展のブースには、以前住んでいた大阪で息子がお世話になった方もいて、

再会できるのも楽しみの一つです。

議員になった報告をして「また、来年も!」と、再会を誓い合いました。

9日が最終日です。ご都合つく方は是非、足をお運び下さい。

行かなきゃ損ですよ~!

 


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