薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

介護は体力が勝負

2018年04月02日 | 障がい

ブログの更新もできずご無沙汰してるうちに、すっかり春になってしまいました。

新年度を迎える春は、子どもの頃から新しい出会いにウキウキする大好きな季節なのですが、今年はちょっとブルーな春。

というのも、2週間前から右腕に力が入らなくなり、息子を抱き上げて車椅子に載せることもできなくなってしまいました 

通所施設への送り出しのため毎朝ヘルパーさんに来てもらうことになりましたが、朝はニーズが集中するので送迎車が来る時間より30分~1時間も早くの訪問。曜日によって訪問時間も異なるので、朝からドタバタです。

車椅子など高さがある所からは抱き上げることはできるのですが、床から抱き上げることができないので、当然入浴も困難に・・・。

ちょっと良くなってきたからと先週末に頑張って入浴させたら、抱き上げたとたんにバランスを崩してこけてしまいました。しかし母は息子の頭をカバーし2人とも無傷! 私って、スゴイ! いや、自慢している場合ではない。

1年前に階段昇降機を設置して我が家のバリアフリーは万全!と思っていたのに、リビングで寝転んでいる息子を抱き上げられなく日が来るとは想像もしてませんでした。甘かったなー。

リビングにベッドを置けば車椅子への移乗もラクチンだけど、常にベッドで過ごすのは病人みたいで抵抗があって踏み切れない。

休日は親子でゴロンと昼寝。こんなこともできなくなっちゃう。

でも、こんなこだわりも捨てなきゃならないのかと思うと、なんとも情けなく思えるのです。

介護は体力が勝負!介護者である親が負担にならないような生活スタイルの見直しが必要になってきました。

 

 


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