取り敢えず、二級建築士に必要な4つの砦・・・計画・法規・構造・施工。この中に大好きな学科や、得意な分野は必ずあります。
どこを拾うか、どこを捨てるか。二級には、二級の楽しさがある。どこまでワクワクでいけるか、根気だけが味方です。
《学科Ⅳ 施工》
・今年の出題構成は、昨年に引き続き、現場実務では「産業廃棄物」、各部工事では、「鉄筋工事」、「鉄骨工事」、「木工事」がそれぞれ2問、仕上工事では「左官工事、タイル工事及び石工事」、「建具・ガラス工事、内装工事」が融合でそれぞれ1問、その他として「改修工事」が1問出題されました。
・例年定番だった「補強コンクリートブロック造工事」の出題が復活しました。
・昨年に引き続き、「用語・機械」の組合せ問題に、「測量」分野の問題も融合されて出題されました。
・昨年の「杭工事」に代わり、5年ぶりに「地盤調査」が出題されました。
・今年度の傾向として、昨年と同様に新規枝が多く出題されており、幅広い知識が必要とされる問題構成でした。しかし、表現方法を変えているものも含めて過去の解答枝も多く出題されており、過去の解答枝の内容がしっかり理解できていれば、容易に解答を絞り込むことができたと思われます。難易度はやや高かったと思われます。
問題5 項目仮設工事 ランクB
枝3の解答枝以外、すべて過去に出題されている枝であった。新規の枝3はくさび緊結式足場の建地間隔について問われた問題であったが、問題集で過去に出た他の枝をしっかり理解していれば、消去法で答えを導くことができたため、一般生と比較して正答率が高くなったと思われる。
問題7 項目地盤調査 ランクB
一般生より最も正答率が上回った問題。地盤調査は5年ぶりの出題であったが、1つの新規枝を除き、過去問あるいは類似問題であった。解答枝は、過去に出題されている定番の透水試験についての内容だったため、学院生は、新規枝に惑わされることなく解答できたものと思われる。
問題10 項目鉄筋工事 ランクB
№7に次いで、一般生より正答率が上回った問題。1つの新規枝を除き、残りは過去問題であった。解答枝は、ガス圧接継手の継手長さの数値を問われる問題で、過去に出題されている定番問題だったため、数値をしっかり暗記できていればすぐに解答できたと思われる。
問題12 項目鉄骨工事(建方)
近年、新規問題が多く出題されている建方についての出題で、今回も3つが新規枝であった。解答枝が新規枝であったことに加え、枝2の混合接合の仮ボルトの本数についての問題を、今までよく出題された高力ボルトによる接合と思い込んで、誤って選択してしまったものが多かったため、正答率が下がったと思われる。
問題18 項目左官・タイル・石工事 ランクC
一般生・学院生ともに最も正答率の低かった問題で、枝1の誤選択が多かった。枝1はせっこうプラスターの加水後の使用可能時間についてで、過去問題の表現を変えた出題であったため、間違った選択をしてしまったと思われる。解答枝の枝4は、タイルの接着材張りの基本が「乾式」であることを理解していれば、「湿式」である吸水調整材を使用することはないことが分かるはずなので、もう少し正答率が上がってもいい問題であった。
問題23 項目施工機械・器具 ランクC
枝2と枝4に解答が割れた問題。解答枝である「ドラッグライン」は久々に出題されたが、土工事用機械について理解していれば容易に解答できたので、新規枝に惑わされなければ、もう少し正答率が上がったと思われる。
イラク セリミエ・ビスク 設計者シナン
どこを拾うか、どこを捨てるか。二級には、二級の楽しさがある。どこまでワクワクでいけるか、根気だけが味方です。
《学科Ⅳ 施工》
・今年の出題構成は、昨年に引き続き、現場実務では「産業廃棄物」、各部工事では、「鉄筋工事」、「鉄骨工事」、「木工事」がそれぞれ2問、仕上工事では「左官工事、タイル工事及び石工事」、「建具・ガラス工事、内装工事」が融合でそれぞれ1問、その他として「改修工事」が1問出題されました。
・例年定番だった「補強コンクリートブロック造工事」の出題が復活しました。
・昨年に引き続き、「用語・機械」の組合せ問題に、「測量」分野の問題も融合されて出題されました。
・昨年の「杭工事」に代わり、5年ぶりに「地盤調査」が出題されました。
・今年度の傾向として、昨年と同様に新規枝が多く出題されており、幅広い知識が必要とされる問題構成でした。しかし、表現方法を変えているものも含めて過去の解答枝も多く出題されており、過去の解答枝の内容がしっかり理解できていれば、容易に解答を絞り込むことができたと思われます。難易度はやや高かったと思われます。
問題5 項目仮設工事 ランクB
枝3の解答枝以外、すべて過去に出題されている枝であった。新規の枝3はくさび緊結式足場の建地間隔について問われた問題であったが、問題集で過去に出た他の枝をしっかり理解していれば、消去法で答えを導くことができたため、一般生と比較して正答率が高くなったと思われる。
問題7 項目地盤調査 ランクB
一般生より最も正答率が上回った問題。地盤調査は5年ぶりの出題であったが、1つの新規枝を除き、過去問あるいは類似問題であった。解答枝は、過去に出題されている定番の透水試験についての内容だったため、学院生は、新規枝に惑わされることなく解答できたものと思われる。
問題10 項目鉄筋工事 ランクB
№7に次いで、一般生より正答率が上回った問題。1つの新規枝を除き、残りは過去問題であった。解答枝は、ガス圧接継手の継手長さの数値を問われる問題で、過去に出題されている定番問題だったため、数値をしっかり暗記できていればすぐに解答できたと思われる。
問題12 項目鉄骨工事(建方)
近年、新規問題が多く出題されている建方についての出題で、今回も3つが新規枝であった。解答枝が新規枝であったことに加え、枝2の混合接合の仮ボルトの本数についての問題を、今までよく出題された高力ボルトによる接合と思い込んで、誤って選択してしまったものが多かったため、正答率が下がったと思われる。
問題18 項目左官・タイル・石工事 ランクC
一般生・学院生ともに最も正答率の低かった問題で、枝1の誤選択が多かった。枝1はせっこうプラスターの加水後の使用可能時間についてで、過去問題の表現を変えた出題であったため、間違った選択をしてしまったと思われる。解答枝の枝4は、タイルの接着材張りの基本が「乾式」であることを理解していれば、「湿式」である吸水調整材を使用することはないことが分かるはずなので、もう少し正答率が上がってもいい問題であった。
問題23 項目施工機械・器具 ランクC
枝2と枝4に解答が割れた問題。解答枝である「ドラッグライン」は久々に出題されたが、土工事用機械について理解していれば容易に解答できたので、新規枝に惑わされなければ、もう少し正答率が上がったと思われる。
イラク セリミエ・ビスク 設計者シナン