アッパーが完成したので、それまでに使った道具達を紹介します。
まず“包丁”です。 ※すべて“右利き用”です。(説明は写真の下で☆)
全部で5本使っています。右3本は裏側で左2本が表側です。
写真右から、溝掘り用・型紙用・型紙用・型紙用・底付け用 です。
型紙用が多いですね。これは以前仕事で型紙を裁っていたからですね。今は底付けに使用する事も多いです。
この包丁は「片刃」といい、鋼が裏側にだけ付いています。(なので“利き手”があります。)
この鋼が切れ味を左右します。
鋼は柔らかい為、包丁を研ぐときは表側を研ぎ、鋼(裏側)は慣らす程度にします。
次は“ポンポン”(ハンマー)です。 「ポンポン」っていう名前どうなんですかね!?
でも浅草の職人さんは普通に「ポンポン」って言ってます。逆に「ハンマー」じゃ通じないかも・・・
上が製甲用で下が底付け用です。
形だけじゃなく、柄の長さも違います。製甲ではあまり力を入れないので頭も小さく柄も短いのに比べ
底付け用は力を入れて叩くので頭も大きく柄も長い という訳です。
ちなみに、使うのは叩く面だけではなく後ろの細くなっている所も使います。
次は“丸抜き”です。
丸抜きはバックルの穴、カーブの細い箇所などで使います。
使い方は刃と逆の面をポンポンで叩くと紙や革が切れて刃の上あたりの溝から出てきます。
丸抜きが入っているケースは就職したての頃作ったものなんですが、まさかこんなに本数が増えると思わず
1つの穴に無理矢理2・3本入っています。(笑)
次は“コンパス”です。
左のコンパスをよく使います。これは“銀ペン”というボールペンが付いていて銀色に線が引けます。
革は暗い色が多いので銀色になったんですかね!?
次は前回の記事で使用した“市切り”です。
刃の先はV字になっていてこの溝に裏革が入り、押すと切れます。
最後に型紙を裁つときに使う道具達です。
写真の上にあるのは“雲型定規”といって型紙のカーブをこれでキレイに描いてから裁ちます。
写真の真ん中あたりにあるクリップの事を“セミ”っていいます。靴作りの道具はときどき変な名前のものがあるんですよ。
このセミは型紙を写すときや、型紙をあてて革を切るときに使います。
使っている道具達は包丁を除き、ほとんどが10年以上使っています。
手に馴染んだのか“手が馴染んだ”のか分かりませんがとても使い易い道具達です。
無くなったときやこわれてしまったときの事を考えると「さみしい」ので愛着もあるのかな。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト代 ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥115,000(税込¥120,750)~
連絡先等は
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南3‐24‐12
電 話 : 04-7361-8810
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
まず“包丁”です。 ※すべて“右利き用”です。(説明は写真の下で☆)
全部で5本使っています。右3本は裏側で左2本が表側です。
写真右から、溝掘り用・型紙用・型紙用・型紙用・底付け用 です。
型紙用が多いですね。これは以前仕事で型紙を裁っていたからですね。今は底付けに使用する事も多いです。
この包丁は「片刃」といい、鋼が裏側にだけ付いています。(なので“利き手”があります。)
この鋼が切れ味を左右します。
鋼は柔らかい為、包丁を研ぐときは表側を研ぎ、鋼(裏側)は慣らす程度にします。
次は“ポンポン”(ハンマー)です。 「ポンポン」っていう名前どうなんですかね!?
でも浅草の職人さんは普通に「ポンポン」って言ってます。逆に「ハンマー」じゃ通じないかも・・・
上が製甲用で下が底付け用です。
形だけじゃなく、柄の長さも違います。製甲ではあまり力を入れないので頭も小さく柄も短いのに比べ
底付け用は力を入れて叩くので頭も大きく柄も長い という訳です。
ちなみに、使うのは叩く面だけではなく後ろの細くなっている所も使います。
次は“丸抜き”です。
丸抜きはバックルの穴、カーブの細い箇所などで使います。
使い方は刃と逆の面をポンポンで叩くと紙や革が切れて刃の上あたりの溝から出てきます。
丸抜きが入っているケースは就職したての頃作ったものなんですが、まさかこんなに本数が増えると思わず
1つの穴に無理矢理2・3本入っています。(笑)
次は“コンパス”です。
左のコンパスをよく使います。これは“銀ペン”というボールペンが付いていて銀色に線が引けます。
革は暗い色が多いので銀色になったんですかね!?
次は前回の記事で使用した“市切り”です。
刃の先はV字になっていてこの溝に裏革が入り、押すと切れます。
最後に型紙を裁つときに使う道具達です。
写真の上にあるのは“雲型定規”といって型紙のカーブをこれでキレイに描いてから裁ちます。
写真の真ん中あたりにあるクリップの事を“セミ”っていいます。靴作りの道具はときどき変な名前のものがあるんですよ。
このセミは型紙を写すときや、型紙をあてて革を切るときに使います。
使っている道具達は包丁を除き、ほとんどが10年以上使っています。
手に馴染んだのか“手が馴染んだ”のか分かりませんがとても使い易い道具達です。
無くなったときやこわれてしまったときの事を考えると「さみしい」ので愛着もあるのかな。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト代 ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥115,000(税込¥120,750)~
連絡先等は
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南3‐24‐12
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