私は新聞も読まないので、世間のニュースには疎いのですが、
先ごろ、熊本県知事が
「川辺川ダム建設」を白紙に戻す、という決断を発表されました。
双方に言い分はありますが、こう長引くと両方に被害が出ており、
問題はずっと長引きそうです。
きのうたまたま、球磨川流域の住民の方と、雑談していてその話題になり、
球磨川にあるダムはいらないんだ、と言っていました。
それはいつも水の被害にあっているからです。
毎年何回も水につかるんですよ、そりゃそういうことも言いたくなるでしょう。
この間は新車が浸かってしまい、おしゃかになってしまいました。
昨日も球磨川沿いの道はダム放流のため、水がたまっており、雨は降っていなくても道は水浸しです。
ひとつのダムを放流すると、あっという間に水位があがり道が浸かってしまうんだそうです。
水の少ない地域にはびっくりするような話しかもしれませんね。
昨日はその地域から、ダムから放出され、怒涛のように荒れ狂う球磨川の水を見ながら帰ってきました。
自然の猛威は、いろいろな被害をもたらしますが、
人間はその自然現象の前には立ち尽くすのみ、ですね。
人間の手による建設は、地球の退化を進めたか?という気もします。