EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS シングルレコード フランス盤

2015-09-18 11:06:15 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 
シングルレコード フランス盤







ラジオ曲で使用されていたものみたい



レーベル面

以前、フランスのシングルレコードは、
スリーヴタイプのジャケットに入っており、
しかも、ジャケットの紙は、海外のLPジャケット並の厚みがあると述べた事があります。

全ての商品がそうなのかは、解るわけもないのですが、
EL&P関連の品物に関しては、
おおよそがそのような感じです。

このグレッグ・レイクのシングルレコードも、
同様の仕様になっていますね。

フランスでリリースされたシングルレコードのほとんどが、
このような感じだとした場合、
シングルレコードのジャケットに関して、
独自の文化が存在していた事になりますね。

昨年の8月4日に、英国盤を取り上げたのですが、
英国盤はスリーヴの開口部が上部にあり、
フランス盤は、スリーヴの開口部が向かって右側にあります。
LPのシングルジャケットみたいな感じですね。

このぐらいの厚みがあると、
販売店もシングルレコードの整理・整頓がしやすいと思います。

購入する側も、
レコード店でシングルレコードを物色する際に、
LPレコードを物色する時のような感じで、
左手と右手をリズミカルに使用して、
「ストン、ストン、ストン」
と「ジャケットを上に出しては落とす」という作業がしやすいと思います。

以上。

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I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS シングルレコード 英1992年盤

2015-07-20 15:24:23 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 
シングルレコード 英1992年盤



表 スリーヴタイプ


 


レーベル
この時期のレコードって、
レーベル面にバーコードが主流?


「I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS(夢みるクリスマス)」は、
最初にマンティコアからリリースされた年だけではなく、
その後、82年と83年に、シーズン時に、ベスト100位以内にランキングされる等、
英国におけるクリスマスソングの定番の一つになっている事を、
ベストアルバムの解説の中から初めて知る事ができたと、少し書いた事があります。

EL&Pがマンティコアからアトランティックに移籍したのは、
「ELP四部作」からですが、
その後、1980年に浮世絵ジャケットのベストアルバムがリリースされました。
このベストアルバムのリリースによって、
EL&Pのアナログ盤の新規のリリースは一段落したわけです。

マンティコア時代の大ヒット曲を、
ジャケットデザインを変える試みをして、シングルレコードとして再リリースしたのが、
この英アトランティックの「I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS」という事になります。

ジャケットの裏に見えるように、
既に、「アトランティックイヤーズ」が、ベストCD2枚組としてリリースされていたわけですが、
その時点において、EL&Pが再集結をして、ヴィクトリー・ミュージックからニューアルバムを発売する情報は流れていましたので、
過去のカタログの発売権が、ヴィクトリー・ミュージックへ移行する事も、関係者の中では、時間の問題であったのでしょう。

その端境期における、
アトランティック時代の最後のレコードという事になるかも知れないですね。

私がこのレコードの存在を知ったのは、
クリスマスソング全般のレコードやCDのコレクターのサイトからであったと思います。

ただ、その時に見た感じでは、いつ頃、どの国でリリースされたのかも、
よく解らない感じでしたが、
手に取って、ジャケット裏の様子とか文字を観察する事で、初めて解ったわけです。

B面もオリジナルと同じ曲「Humbug」が収録されています。

以上。

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I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 米シングルレコード プロモ盤

2015-04-18 14:06:52 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 
米シングルレコード プロモ盤


英国で大ヒットしたシングルの米国プロモ盤です。

コレクターの間ではかなり知られている品物だと思われます。

ピクチャースリーヴに入っていますね。

米国のシングル盤でピクチャースリーヴを作る時の特徴があるようで、
全てがそうではないと思いますが、
レコード盤の端が少し見えるようになっています。
このブログで掲載したものでは、
友人から頂戴したもののカテゴリーの中にある、
エイジアの「DON’T CRY」のシングル盤のピクチャースリーヴもそのタイプです。


英国盤ピクチャースリーヴとの対比
向かって右側が米国プロモ盤
緑色はやや薄目


両面のレーベルの色が異なっていて、
同じ曲がモノラルとステレオで収録されているという品物です。





ちなみにプロモ盤以外の米国シングルレコード盤で、
ジャケットが同じデザインのピクチャースリーヴタイプの品物は、
未だに見た事がありません。


以上。

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スーザン・ボイルのアルバム ホーム・フォー・クリスマス

2014-11-26 08:49:40 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
スーザン・ボイルのアルバム 
ホーム・フォー・クリスマス




テレビ番組はあまり熱心に見ているわけではありませんが、
今日、取り上げるスーザン・ボイルのサクセス・ストーリーに関しては、
たまたま、それを目にする機会がありました。

そうでなければ、今日、このブログで取り上げる事もなかったかも知れないです。

日本でも、70年代に、「全日本歌謡選手権」とか「スター誕生」とかいう番組がありましたが、
それに類するような英国の番組で、
2007年から始まった『ブリテンズ・ゴット・タレント』というのがあるとの事。
但し、1年中、放映しているものでもなく、およそ3ヶ月かけて、勝者を決めるようで、
スーザン・ボイルは、2009年に同番組で準優勝を果たしたようです。

知らない方のために帯裏の部分を抜き書きしますと、

「イギリスの人気オーディション番組
『ブリテンズ・ゴット・タレント』をきっかけに
世界中でセンセーションを巻き起こしたスーザン・ボイル。

過去4作のCD

「夢やぶれて」
「ザ・ギフト」
「誰かが私を見つめている」
「スタンディング・オベーション」

は全世界で2000万枚以上を売り上げ、
30ヶ国以上でチャートのNo.1を獲得しています。」

という事です。

この「ホーム・フォー・クリスマス」は、5作目にあたる作品で、
ちょうど、1年ぐらい前にリリースされたアルバムです。

伝統的なクリスマスソングも含めて、
全12曲が収録されており、
7曲目に「アイ・ビリーブ・イン・ファーザー・クリスマス」(夢みるクリスマス)
が収録されているというわけです。

収録曲の日本語解説がありますが、
割と詳しく綴られていますね。
EL&Pのファンはそうは思わないでしょうが、
解説者にはこの音楽がロック的に聞こえるみたいです。

オリジナルと異なって、ピアノによる前奏から始まります。
全体的には、グレッグのシングルヴァージョンに近いアレンジが為されていますね。

この選曲に関しては、スーザン・ボイルが選曲したというよりも、
売り出そうとしたレコード会社による企画というものかも知れませんが、
スーザン・ボイルの希望も少しは入っていると思います。
スーザン・ボイルの目標とする歌手も「夢みるクリスマス」を歌っているからですね。

また、英国においては、「夢みるクリスマス」が、こちらで想像する以上に、
知れ渡っているという事も、収録曲に選ばれた理由の一つかも知れません。

以上。

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Santa’s Top Hits オムニバス ドイツ制作 クリスマスCD

2014-11-03 15:49:25 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
Santa’s Top Hits
オムニバス 
ドイツ制作クリスマスCD



ジャケット下部に
グレッグの名前があります


「I Believe In Father Christmas」が収録されているこのCD。

ドイツで制作されたようですが、
グレッグの曲が収録されているクリスマスオムニバスCDの中でも、
ちょっと変わっています。

全20曲中、
ヴォーカル入りの曲は、8曲。

残りはインストのジャージーな曲で占められており、
そのほとんどがクリスマスソングのスタンダードナンバーだと思われます。

そのインストの曲は誰が演奏しているのかというと、
このCDを制作するために、
スタジオミュージシャンのような人達が集められたのかも知れません。

グレッグは7曲目に収録されているのですが、
1曲目がヴォーカル入りで、
グレッグの曲が流れるまでは、
ずっとインストのナンバーが続いているわけです。

このようなインストの曲のオンパレードは、
田舎のスーパー等にクリスマスシーズンになると流れる、
有線放送の感じに似ていますね。

CD制作の目的はよくわかりませんが、
日本であれば、そのような使用の仕方もあるでしょうね。

2つ折りのペラ紙には、
作詞・作曲者・演奏者もきちんと記されていますので、
日本のファンからすれば、妙な感じのするこのCDも、
ドイツあたりだと、
需要があるのかも知れないです。

以上。

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I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 英シングルレコード盤

2014-08-04 11:41:50 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 
英シングルレコード盤



ジャケット裏側 劣化、シミ


レーベル面

クリスマスネタですが、
時々アップしないとクリスマスネタだけが溜まってしまうので。
最も知られている品物を。

この「夢見るクリスマス」が日本でリリースされた頃、
私はまだ、洋楽ポップスのFM番組等を聞いたりはしていませんでした。

FM放送と言っても、地方なので、当時は、NHKのFMしかないわけです。

この年は、AMラジオで流れていた「あの娘におせっかい」とか「そよ風の誘惑」を耳にしながら、

「外国の音楽は歌詞が解らなくても、メロディーだけでも、伝わってくるものがあるなぁ」

と思い始めていた頃ですね。

ニッポン放送では、
「世界の紅白歌合戦」と称して、
大晦日の夜に、その年のヒット曲を男女別にわけて、演出をしながら対決させる企画を流したりしていました。

それをワクワクしながら、お布団に入って、イヤホンで聴いているわけです。

そのような1975年の12月ではありましたが、
ひょっとしたら、一度ぐらいは、「夢見るクリスマス」を、AM放送でも耳にした事があったかも知れないですが、記憶としてはありません。

あちこちで記しているように、このシングルレコードのジャケットデザインは、
EL&Pのシングル盤のジャケットとは異なり、この英国オリジナル盤を元にして、
ほぼ変わらない色とデザインが為されているようです。

グレッグ・レイクは、ソロ名義で初めてリリースするシングルが、
英国において大ヒットしたわけですが、その成功に甘んじる事なく、
淡々と、ELP四部作の仕上げに入っていったのであると思います。

メンバーそれぞれのインタビューを読んだ限りでは、
グレッグが、バンドとしてのELPを維持するためにどうすべきかを、
最も考えていた感じですし、
マンティコアの維持も覆い被さって来ているので、
その意味では、ピート・シンフィールドの参画は、ミュージシャンとしてのグレッグの負担をかなり減らす事にはなったのではないかと思います。

ただ、このシングルが英国で売れただけでは、
会社としてのマンティコアを続けるほどの収益にはならなかったという事なのでしょうね。

以上。

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オムニバスアルバム 18 ORIGINAL CHRISTMAS HITS

2014-03-12 09:07:58 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
オムニバスアルバム 
18 ORIGINAL CHRISTMAS HITS


こちらはまだ雪景色だからというわけではありませんが、
クリスマスシーズンのみにアップする事を考えていると、
いろいろなモノが取り上げられずに残りますので、
出して見た次第です。

これは1985年に制作された英国のクリスマスアルバムです。


ジャケット 髭フレディもいるよ


ジャケット裏の一部を拡大


レーベル面

SIDE2の2曲目に「I Believe In Father Christmas」が収録されていますね。
このブログでは説明する必要すらないグレック・レイクのソロヒットです。

最近のオムニバス・クリスマスアルバムのCDは、
その多くがレーベルを超えて制作されているわけですが、
1985年は、まだアナログ盤が主流であり、
その時点において、このような企画が為されていたのは、
もしかしたら、珍しい事なのかも知れません。

結局、どのレコード会社がメインになって企画するかという事も、
仕事をスムーズために必要な事の一つなのでしょうが、
これは、「EMI」が行っているようです。

1984年に大ヒットしたバンド・エイドの曲を始めとして、
ポール・マッカートニーやジョン・レノンの曲も入っていますので、
比類無きミュージシャンと同じレコード盤に楽曲が刻まれるというのは、
他の参加ミュージシャンにとっては、名誉な事だと思われます。

最近のオムニバスCDでは、そんな感じが薄れつつあるのかも知れませんが、
1985年ぐらいだと、リリースされて10年前後ぐらいの楽曲がほとんどでしょうから、
ミュージシャンにとっても特別な感じはあったかも知れませんね。

以上。

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あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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夢みるクリスマス シングルレコード国内盤

2013-12-04 13:28:00 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
夢みるクリスマス 
シングルレコード国内盤


クリスマスの月となりました。


画像① ジャケットは英国のデザインを踏襲


画像② ペラ紙ジャケット裏側

「夢みるクリスマス」の曲自体に関連したことは、
何度かこのブログで綴りましたので、
この品物入手までの経緯を少し書きます。

私がEL&Pのファンになって、EL&P関連のレコードの収集を始めたのは、
中学3年からであるのは何度か述べて来ました。

しかし、このシングルレコードだけは、地元や隣の市等のレコード店をくまなくさがしても、見つからず、
シングル盤のテイクを初めて耳にしたのは、
上京してから、たまたまクリスマスシーズンにラジオで聞いた時でした。

作品第二番の「夢みるクリスマス」と違って、オーケストラも使用されており、
かなりダイナミックな印象を受けたように思います。

81年に上京したのですが、
その時は、EL&Pファンではあっても、
「EL&P集め」に時間を割く事もなく、
生活をしていました。

そのため、
実際にこのシングルレコードを入手して眺める事ができたのは、
ネットをやるようになってからですね。

中古盤店のリストには、滅多に出てきませんし、
オークションをやるようになってからも、かなりの高値がついておりまして、
易々と入手するには難しい一品でした。

しかし、
ラッキーな機会は訪れるものでして、
ジャケットに記されている¥500で入手する事ができました。
ジャケットのペラ紙の状態も、シミは多少はあるにせよ、比較的良い品物で、
お買い得な買い物になりましたね。

これで、
EL&Pが誕生してから現在までの、
EL&Pとメンバーのソロ名義のアナログシングル国内盤は、
すべて取りあげたように思います。

以上。

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2013年12月4日 yaplog!
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夢みるクリスマス収録 KARAOKE Christmas

2013-07-18 15:45:36 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
夢みるクリスマス収録 
KARAOKE Christmas



画像 ジャケット

グレッグ・レイクの来日公演からほぼ一ヶ月が経過しつつあります。

多くのグレッグ・レイクのファン、その中でも熱心な女性ファンなどは、
一ヶ月前の余韻が強烈に残っているようですね。

今日、取りあげたのは、英国製のカラオケの1枚組のCDです。

カラオケという日本語は、
世界における共通の言葉として、海外においても、
その意味するところも、認識されているようですね。

それは以前、テレビの番組か何かで知る事ができました。

そして、実際に「KARAOKE」というタイトルがついているこの英国のCD盤を見ると、
それは本当の事なのだなと実感しますね。

もっとも、今日の日本におけるプライベートな個室を利用して歌う、
カラオケの文化自体は、アジアの一部の国を除いては、
存在していないようではあります。

このCDの演奏は特に著名な方々が演奏をしているわけではないと思いますが、
グレッグ・レイクの「夢見るクリスマス」も収録されています。

また、ブックレットには、カラオケ用のCDという事もあってか、
収録曲の歌詞がきちんと掲載されていますね。

なので、インストのオムニバスCDとしては、厚めのブックレットですね。

グレッグ・レイクが、ここ数年のコンサートの手法を、
日本のカラオケからヒントを得たかどうかまでは知りませんが、
「カラオケ」を有効なものとして使用している事は確かですよね。

自分がその時々に持つギターやベース以外の演奏を、
「カラオケ」でカバーしているわけです。
「カラオケ」そのものは完成されたものなので、
音響機材にトラブルでも生じない限りは、
生演奏よりも安定しているという見方もできますね。

グレッグは、そんなところにも着目しているのかも知れません。

以上。

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2013年7月18日 yaplog!

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SARAH BRIGHTMAN / A Winter Symphony 

2011-11-23 09:24:43 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
SARAH BRIGHTMAN / A Winter Symphony 



限定紙ジャケ(デジパック仕様)海外輸入盤
ボーナストラック3曲のうち国内盤未収録曲が2曲
シュリンクに日本語のシールが貼られていますが輸入盤です。

収録曲

1 .Arrival 3:16 
(ABBAの曲で。
大ヒットした"Dancing Queen"や、"Money, Money, Money"で知られる名盤"ARRIVAL"のB面最後のタイトル・チューン。
この曲にはボーカルがありませんでした。
自身の曲の訳詩さえ許さないABBAの許諾を得て、今回、初めて歌詞つきの曲になったとの事。)
2. Colder Than Winter 4:03
3. Ave Maria (Lima) / Fernando Lima 4:10
4. Silent Night 3:09
5. In the Bleak Midwinter 3:44
6. I've Been This Way Before 3:52 
7 .Jesu, Joy of Man's Desiring 3:58 
8 .Child in a Manger 3:07
9 .I Wish It Could Be Christmas Everyday 4:41 
10. Amazing Grace 3:06 
11 .Ave Maria (Gounod) 2:54 
12. I Believe in Father Christmas 3:44 

以下はボーナストラック
13 When a Child Is Born 3:41(日本盤ボーナス未収録)
14 Carpe Diem / Mario Frangoulisとデュエット 3:58(日本盤ボーナス未収録)
15 Happy Christmas (War Is Over) 3:28


12曲目の「夢みるクリスマス」

サラのインタビュー(JAPAN listen Find your music)より

http://listen.jp/store/musictopics_2265.htm

Q:それらのなかで、サラ自身が特に歌いたいと希望した曲はありますか。

A:賛美歌の『きよしこの夜』と、EL&Pのカヴァー『アイ・ビリーヴ・イン・ファーザー・クリスマス』です。
前者は、子供の頃から大好きな歌のひとつ。後者はクラシックの作曲家、セルゲイ・プロコフィエフの作品からメロディを引用して、EL&Pのグレッグ・レイクが書いた楽曲で、いつか歌いたいと思ってきた歌です。
70年代に私は、EL&Pの音楽に夢中になりました。ラジオで初めてこの曲を聴いた時から「グレッグとはまるで違う声質。この曲をどのように歌えばいいのかしら」とアプローチの方法さえわからないのに、なぜか絶対にこの曲を歌うのだと思い込んでいました。それが今回実現したというわけです。」


私はサラ・ブライトマンについてもあまり存じ上げませんでしたし、それに伴ってアルバムを購入した事もありませんでした。

「夢見るクリスマス」が収録されているアルバムという事で、ずっと気になってはいたのですが、今回、オークションで輸入盤を求める事ができました。

どうやらボーナストラックを除くと、「夢見るクリスマス」がラストの曲のようですね。
今はボーナストラックが収録されているのが、当たり前みたいな感じもあります。
そのため、通して聞くと「夢見るクリスマス」をラストに持ってきた有難みがやや薄れる感じがします。

それはそれとして、サラ・ブライトマンの独特の声の素晴らしさ。
初めて知るチャンスに恵まれました。
この歌姫(?)がグレッグの曲を選んでアルバムに収録した事はEL&Pファンにとっても喜ばしい事です。

2011年11月23日 yaplog!



I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 「 EMERSON,LAKE&PALMER」

2011-10-06 18:30:19 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS
「 EMERSON,LAKE&PALMER」


クリスマスにはまだ早いですが、今日はこのCDをご紹介。



I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 「 EMERSON,LAKE&PALMER」
1993 VICTORY MUSIC INC No.855 255-2


1. I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS (New Version) 3:26
2. I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS (ELP Version) 3:17
3. I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS (Lake Solo) 3:31

日本国内盤は未発売と思われます。

ジャケットを見ると、やっつけ仕事である事は明らかです。
それでも、EL&Pマニアに購入してもらおうとする逞しい商魂。
全英チャート2位取得の名曲なので、「こんな企画もまたあり」と言う感じでしょうか。
一昨年、サラ・ブライトマンがアルバムの中でカバーしていると掲示板で教えていただきました。

この全英チャート第2位の「Lake Solo」がリリースされた頃、私はEL&Pをまだ知りませんでした。
と言うより、洋楽をまだ聞いていなかったわけですね。
EL&Pを知ってから、そのシングルレコードは、もちろん欲しかったのですが、1977年に中学3年の足で行けるレコードショップも限られていました。
それで、未だに入手しておりません。
オークションで高値で買うほどの熱意はないのです。
当時の私は、キース・エマーソンのEP盤「ホンキー・トンク・トレイン・ブルース」は隣の市で売れ残っていたのを発見し、入手することができました。
ジャケットはよれよれでしたね。

この「Lake Solo」こと邦題「夢見るクリスマス」EP盤ですが、B面の曲が、レイク&シンフィールドの作品とはとても思えない駄作と言うのをどこかで目にした事があります。
未だに聴いた事がありませんが、その駄作の曲が入ったCDは何年か前に入手しました。
マーケットプレスで購入したのですが、プラケースにヒビが入っていました。

「New Version」は、復活EL&Pが、「ブラック・ムーン」をリリースしてから、「リターン・オブ・ザ・マンティコア」と言う4枚組ボックスセットを制作するにあたり、レイクが新録したものですが、キーボードはキースではなかったように思います。
ソウルフルな女性コーラスも加わっています。
残りの2つのヴァージョンと比較すると声の衰えを隠す事ができません。

「ELP Version」は、あの「作品第二番」に収録されているものです。
唯一、キース・エマーソンがキーボードを弾いているヴァージョンと言う事になります。

この「I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS」の間奏の印象に残るメロディーが、クラシックからの引用である事を知ったのは、かなり後になってからでした。

レイクはシンフィールドの歌詞に曲をつけたわけですが、その歌の部分とクラシックからの引用メロディーがうまい具合に調和していますね。

この3つのヴァージョンの中では、オーケストラとコーラス隊が後半部で盛り上げる「Lake Solo」は、EL&Pのバンドとしてのダイナミズムを踏襲している感じがします。
それは、意図してやったものではないにせよ、シンセサイザーで表現できる音の広がりのようなものが欲しかったのだと思います。

それでは。

2011年10月6日 yaplog