EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

展覧会の絵 カセットテープ 国内版 その2

2018-06-27 14:43:49 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 カセットテープ 国内版 その2

最初に、展覧会の絵のカセットテープを取り上げたのは、
ブログを辿ってみたら、2011年でした。

記事を読んでみたら、
この時点では、
EL&P本体のカセットテープをこれしか所持していなかったようです。

この時から6年半以上経過しているので、
その間に比較的安価で入手しやすい海外版のカセットテープを
少しずつ求めて、そのうちの幾つかを既に取り上げていますが、
カセットテープは、国内版が最も高くて、
入手が容易でないと思っています。

EL&Pのレコードの国内盤のジャケットは、
レコード番号と帯が異なる事以外は、
ほぼ、リリース当初のデザインを継続しているようですが、

カセットテープの国内版の場合、
インデックスのデザインは、
タイトルによっては、
幾つかの種類が存在しているようですね。

本日、取り上げた品物は、
2011年に取り上げた品物と、
同じ品物のようですが、
その時はインデックスの装丁や、
封入物の内容を軽視していたようで、
あまり多くの事を記していないのですが、
今回、改めて解った事がありました。

このカセットテープは、
1988年に発売された、
カセットテープの「フォーエヴァーヤングシリーズ」というシリーズがありまして、
その時の品物だという事ですね。

インデックスの、
書籍でいえば、背表紙にあたる部分を、
2011年には掲載していましたが、
反対側の部分は、
このような感じになっていました。


背表紙にあたる部分は、
2箇所あって、そのうちの1箇所


フォーエヴァーヤングシリーズは、
廉価での販売が売りなので、
カセットもこのような価格になっていたわけですね。

EL&Pの国内版のカセットテープの全てが、
再リリースされているわけでもないと思われますが、
言うまでもなく、展覧会の絵は、
国内で販売されたEL&Pのアルバムの中で、
最も売れたようなので、
このシリーズに選ばれたのでしょう。


インデックスの裏側

イエスは、「こわれもの」と「危機」がカセットのシリーズにありますが、
EL&Pは「展覧会の絵」のみ。

現時点で似たような企画をすれば、
「タルカス」も選ばれていたかも知れないです。

以上。

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CD 絶対名盤 ピクチャーズ・アット・アン・エキシビション

2018-02-22 10:42:10 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
CD 絶対名盤 ピクチャーズ・アット・アン・エキシビション


TSUTAYA帯は解説がない分、
幅を広くして情報を入れ込んでいるともいえます


TSUTAYA帯の「展覧会の絵」のCDです。

SONYの輸入盤未開封に、
TSUTAYAが同社独自の帯を被せて販売しているものですね。

このTSUTAYA帯は、
TSUTAYAが洋楽の企画をする際に、
その時々の企画によって、
シリーズ名がついたりしているみたいで、
シリーズ名によっては、
下地の色も、このような白色ではなく、
ゴールド色だったりする場合もあります。

数年前には、
「タルカス」や「ベスト・オブ・EL&P」を店頭で見た事があります。

一般的には、
邦題「展覧会の絵」として知られているアルバムである事は、
ここでは言うまでもない事ですが、
ワーナー時代から、ビクターエンタテイメントさんに発売権が移っても、
邦題「展覧会の絵」で継続して販売しているわけです。

EL&Pのアルバムタイトルで、
英タイトルを、カタカナ表記に置き換えたタイトル帯を見たのは、
初めてでしたので、
とても珍しいものを見た感じがしましたね。

TSUTAYAは国内メーカーのCDも販売しているので、
公式な国内盤がリリースされている場合、
それと混同しないために、
あえて、このようなタイトルをつけるという事かも知れませんし、
音楽会社との販売上の取り決め等で、
一般的に認知されている邦題をつけて販売できないのかも知れません。

私のような収集に関心のあるファンが、
興味を持って手にする事は確かですけどね。

以上。

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展覧会の絵 アナログ復刻 イタリア EARMARK 盤

2017-11-06 16:40:04 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 アナログ復刻 イタリア EARMARK 盤



以前、取り上げた同シリーズのタルカスは新品で求めた未開封品だったのですが、
本日、取り上げるのは、開封済みの中古品です。

開閉シール付のビニールケースの上に貼ってある丸いシールですが、
タルカスでは、左上に貼ってあるのですが、
この品物では、右上に貼ってあります。



ジャケットのデザインにあまり影響を与えないように、
貼る位置を考慮しているのかも知れません。

開封済みという事で、
おそるおそる裏側の丸型の透明シールを剥がして、
中を見てみる事にしました。


インナースリーヴ
表裏がカラーです
サンクチュアリのCDと同じ内容かと思われます



レーベル面
レコードはさらにポリ製の角形の内袋に挿入されていて、
レーベル面の丸い部分にあたる箇所が、
片側だけ丸く切り抜かれている仕様


この品物の気をつけるべき点としては、
ジャケットの裏側で閉じるこの丸形の透明シール部の粘着力が、
埃等によって弱くならないように扱わなくてはいけないという事ですね。

仮に粘着が弱くなってしまったとしても、
ビニールのフラップ部分を閉じて、
他のレコードジャケットの間に挟めておけば、
ジャケットの著しい劣化は防ぐ事はできると思います。

但し、ジャケットを密封できる、
この厚手の透明ビニールを含めて、
一つの品物と捉えるとすれば、
さらに何らかの覆いをかけて保管するのが望ましいですね。

また、
冬に寒い地方では、
このタイプのビニールは、
室温の状態によっては割れを起こす事もあるかと思います。
そう考えると、
保管に気を遣う品物であるとは言えます。

既に上部の方は割れていました。

以上。

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Pictures At An Exhibition CASTLE 2001年盤

2017-08-28 11:00:17 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
Pictures At An Exhibition CASTLE 2001年盤

CASTLEレーベルから、
最初に発売されたCDは、
おそらく、
CD盤面にジャケット関連の絵柄を印刷しているタイプのものですね。
タルカスであれば、こんな感じでした。

この時のシリーズの「Pictures At An Exhibition」は、
既にCD盤面を掲載したと思い込んでいたのですが、
どうやら抜け落ちていたようなので、
そのうちに取り上げたいと思います。

本日、取り上げるのは、
CASTLEレーベルの第2弾のシリーズだと思います。


プラケース裏側

この第2弾のシリーズは、
確か、
「BRAIN SALAD SURGERY」と、
「BLACK MOON」を取り上げていますが、

「BRAIN SALAD SURGERY」に関しては、
その音の独自性に注視した内容で、
「BLACK MOON」は、
ジャケットの色合いの悪さに注視した内容を書いています。

このシリーズの全てのタイトルに当てはまるかは、
まだ、確認をしていないのですが、
この「Pictures At An Exhibition」に関しては、
初めて、ボーナストラックを収録したというのが、
一つの特徴だと思われます。

国内盤の帯に相当するとも言える、
概要、あるいは特徴説明のシールに関してですが、
輸入盤のプラケースCDを見ていると、
未開封のものでは、
シュリンク上に説明のシールが貼られている事が多い感じがしますが、
プラケースの上に直接シールが貼られているケースというのもあります。

このCDは入手時に、プラケース上にシールが貼られていたわけですが、
最初からプラケース上に貼られていたかどうかまでは解りません。


CD盤面
プラケースの表面に貼られていた、
向かって左下の丸いシール


シュリンク上のシールは、マニアでもない限りは、
シュリンクを破った時に廃棄されるのだと思います。

また、
プラケース上のシールの場合、
プラケース越しにジャケットを見る時にシールが邪魔だと考えるのか、
シールをわざわざ剥がすコダワリを持っている方もいるようです。

シールを軽視しない場合、
マニアでは、なくても、
シュリンク上のシールだけを切り取って、
プラケース内に保管している事はあると思いますが、
手が込んでくると、
シュリンク上のシールを剥がして、
プラケース上に貼り付ける方もいらっしゃるようです。


そのため、
シュリンク未開封の品物を入手しなければ、
最初の状態を確認する事ができないわけです。

シールを残すにも、
人それぞれの遣り方がありますね。

以上。

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Pictures At An Exhibition 西ドイツ アイランド盤

2017-06-05 10:35:33 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
Pictures At An Exhibition 
西ドイツ アイランド盤


展覧会の絵のカテゴリーの記事をザッと確認してみたら、
英、米、日、独の品物しか取り上げていないと解りましたが、

そんな事は全く意識せずに、
今日、持参してきたのが、
西ドイツのアイランド盤です。


ジャケット裏側
向かって左側下部



レーベル面

いわゆる「Palm Tree パームトゥリー」と呼称されている
レーベル面ですね。

このブログにおいては、
タルカスのカテゴリーで、「Palm Tree」のヴァージョンが、
かなり登場していたと思いますが、
デザインが同じ「Palm Tree」レーベルも、
色合いは、国によって異なったりしていますね。

この色合いはどちらかと言えば、
濃い方になると思います。

この「Palm Tree」ヴァージョンが西ドイツにおける、
最初のレーベル面かまでは調べていないので解りませんが、
先に取り上げ済みの、西ドイツマンティコア盤よりは古い事は確かです。

古いとは言っても、
おおよそ、5年以内ぐらいの間で、
レーベルの変更をしたりしていますし、
これにまた違ったヴァージョンがあるとすれば、
随分と目まぐるしい時代であったと思います。


マトリックスナンバーを刻む箇所に、
製作国名が刻まれています、
所持しているレコードの中では、
珍しいケースと言えるかも


以上。

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Pictures At An Exhibition アナログ 英マンティコア盤

2017-02-15 15:42:58 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
Pictures At An Exhibition 
アナログ 英マンティコア盤


某通販サイトに数日前に新たにアップされた情報によると、
EL&Pの71年頃のライヴのCDが3月にリリース予定のようです。

今日の時点では、
大手通販サイトにはまだ載っていませんね。

音の方は既出のものかも知れませんし、
当時のオフィシャルブート等もあるわけですが、
録音状態が良ければ申し分ないですね。

本日取り上げたのは、
「展覧会の絵」の英マンティコア盤になります。

既に取り上げているかとも思って、
確認してみたのですが、
まだのようでした。

ジャケットの状態がすこぶる良い中古品ですが、
レーベル面にシミがあるので、
品物としては評価が下がるかも知れません。

ジャケットの表側は、一般的に知られているものと、
大雑把には変わりがないので、
特徴的な部分だけを写してみました。


レーベル面
うまく調整して写さないと、
現物に近い色がでない感じ



内ジャケット
向かって左側下部



ジャケット裏側のマンティコアマークと、
インナースリーヴの印字部


英国で、もっとも多く出回ったEL&Pのアルバムは、
「展覧会の絵」の英アイランドヘルプ盤ではないかと思っています。

マンティコアが出来てから、
過去のアルバムもすべてマンティコアレーベルで、
リイシューしました。

せっかく立ち上げたレーベルでしたが、
EL&Pのアルバムに関しては、
「恐怖の頭脳改革」と「レディース&ジェントルメン」の2タイトルをリリースして、
終焉となったようです。

今の世の中の時間経過の感覚からすると、
数年前に誕生してあっという間に終わったレーベルのように見えます。

短い期間ではありましたが、
その時のリイシューアナログ盤は、
自らのレーベルを立ち上げるところまで漕ぎ着けた、
当時のバンドの勢いの証とも言えるべきものです。

以上。

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展覧会の絵 紙ジャケットCD 来日記念 完全限定盤

2016-11-18 10:32:30 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 紙ジャケットCD 来日記念 完全限定盤

2014年の12月に、このシリーズの「タルカス」を取り上げています。

その際に、オマケにステッカー(シール)がついてくるという事が、
この時のシリーズの最大の目玉である事に触れていますが、

別の観点からこのシリーズを見ると、
アナログ盤のジャケットを紙ジャケットCDで再現するシリーズの、
不完全再現の最終章であった事に気づかされます。

帯にはアンコール・プレス盤と記されているため、
アンコールの元になったシリーズがあります。

そのシリーズの特徴に関しては、
既に述べておりますが、

際立って大きな特徴は、

1.紙ジャケット専用の透明な薄いプラケースに収納されている

2.ダブルジャケットの場合、見開いた時の左側が解説用紙を収納するインサート仕様となっている

といったものでした。



リリース年とか帯等を気にしない場合は、
「紙ジャケットCD」という大雑把なくくりで、
オークションや中古盤取扱店で、
中古品が出回っていたりするわけですが、

アナログ盤リリース時のダブルジャケットを、
CDリリース時にミニチュア化する際に、
完全再現をするとした場合、
見開いた時の左側に解説用紙を収納するインサート部は設けないわけです。


解説用紙が見える

ビクターエンタテイメントさんでは、
このシリーズ以後のEL&Pの紙ジャケット再現シリーズにおいては、
完全再現に移行し、
ダブルジャケットの見開き左側のインサート部は設けていないようです。

帯付を気にしない方も多くいると思いますが、
帯付を気にせずに中古盤の紙ジャケッCDを集める場合、
「タルカス」と「展覧会の絵」の紙ジャケットCDに関しては、
この来日記念盤発売以前のものと、
それ以降のものとではジャケットの仕様が異なりますので、
細かい仕様にこだわる場合は注意が必要になりますね。

ちなみに、こちらの「帯」には名盤3枚とありますので、
アンコールリリース時にも、「トリロジー」の紙ジャケットCDは制作できない状況であったと考えられます。

以上。
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BMGのアナログ盤が届きました

2016-08-17 16:35:34 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
BMGのアナログ盤が届きました

amassの情報に、BMGが大規模なリイシューキャンペーンを企画するという記事が、
掲載されていたのは、昨年の11月の事でした。

カラーレコードにするとか、オマケを付けるとか、
これまでとは違った事をしない限りは、
様子を見ているつもりでしたが、
コレクター向けのオマケを付ける企画が目に入りましたので、
ついつい我を忘れてカートに乗せてしまいました。

いつもなら、もう少し冷静な判断もしており、
仮にオマケがついていたとしても、
ポンポンカートに乗せたりはしないのですが、
3月10日の生涯忘れる事のできない出来事が、
未だに尾を引いている事は確かですね。

そのサイトで買い物をするのは初めてだったのですが、
アナログ盤を再リリースするに際しての、
レーベル面が真っ白のテスト盤まで取扱をしていましたので、
発売元と直結しているサイトと思われます。

しかし、いくつかのストックがあったテスト盤は、
私がそのサイトを見た時は、
既に完売しており、
世界は広く、様々な理由でそのテスト盤を入手したい方々もいるのであると、
思った次第。
転売目的での入手もあり得る事ですからね。


向かって左上シール部



ジャケット裏側
この辺りのデザインは、
色調に合わせて独自性を出している感じ



レーベル面
実物の色が出ていませんが、
マンティコア時代のレーベルに、
色とデザインを近づけている感じ



「輸入盤、届いた時は、つぶれている。」

次は私から見たこの企画の目玉について触れます。

以上。

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展覧会の絵 国内アナログ 初回盤 ¥2000帯

2016-07-16 16:44:55 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 国内アナログ 初回盤 ¥2000帯

私はEL&Pの「展覧会の絵」のレコードに関しては、
初回リリース盤から価格が値上がりしていったとはいえ、
数種類あるワーナーの廉価盤のシリーズを除いては、
帯のデザインに違いはないと思っておりました。

このブログでは、「ザ・ナイス」の「エレジー」のアナログ初回と思われる帯が、
ディスクユニオンの販促品で、
完全再現が為されていない事を取り上げてみたのですが、
その時は、「字体」の微妙な違いについて触れました。

先般、「展覧会の絵」の初回盤を入手する機会がありまして、
一目見て、私が1977年に購入したアナログ盤の「帯」と異なっている事が、
初めて解った次第です。







基本的なデザインは、同じなのですが、

帯の両端に白い部分があったのですね。

この両端に白い部分がある帯が、
最初のリリース時にセットされて、
一般的に知られている帯に変わったのは、
割と早い時期なのかも知れません。
国内で売れ始めて、追加プレスが始まってから、
すぐに白い部分が無くなったとも考えられます。

そのため、ビクターエンタテイメントさんのCDにつける
アナログ時代の帯の再現においても、
「展覧会の絵」に関しては、
この白い部分を取り入れたデザインにはなっていないようです。

以上。

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展覧会の絵 ターゲットCD ドイツ製

2015-11-28 16:19:00 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 ターゲットCD ドイツ製



体調を含めた諸事情が発生しておりましたので、
ペースを落としたとはいえ、
かなり間が空いてしまいましたね。

勤務先には出勤していて、
ネット知り合いのつぶやき等には、
コメントをしておりましたが、
自分のブログを更新する余裕は全くありませんでしたわ。

本日、取り上げるのは「展覧会の絵」のターゲットCDと、
呼ばれているものなのですが、
そもそもターゲットCDとは如何なるものなのか、
全く知識がありませんでした。

普通に検索するとミュージシャンの特定の客層をターゲットとしたCDを、
ターゲットCDと呼称する事があり、
それはそれで間違いではないようです。

但し、コレクターの間で、ターゲットCDと呼ばれている品物は、
元々別の意味があるようで、
あるQ&Aによると、
80年代の初めから中頃にかけて、WeaからリリースされたCDのデザインが、
銃の照準線や的(まと)に似ている事からつけられたとの事。

どうやらこれがターゲットCDの語源なのでしょう。

これはドイツ盤なのですが、
このドイツ盤にシール帯をつけた国内仕様のものも流通していたようです。


プラケース裏の下部

その国内盤(国内仕様盤)は、
初期ワーナー時代のEL&Pのシール帯CDの中でも、
さらに珍しいものらしく、
私もネットをやるようになるまでは、
そのような品物が商品化されていた事自体、
知りませんでしたね。

音の方は、このブログで取り上げた、シール帯のワーナー盤と、
あまり大きな違いがないと思われます。

リリースされた年代から推し量れますように、
ターゲット盤自体、リマスタリングを施していない事が、
売りのようですね。

今、マイカーが修理に入っておりまして、
代車のCDプレイヤーで聴いただけなので、
しっかりとした違いは解りかねます。

以上。

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展覧会の絵 アナログ 国内盤

2015-10-06 14:16:21 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 アナログ 国内盤


思いの外劣化していませんね
汚れが目立ちにくい配色というのもありますね


1977年にエマーソン、レイク&パーマーのファンになり、

前年まで、ウィングスやポールのアルバムを少しずつ買いながら、

「まず、ザ・ビートルズのアルバムを買い揃えよう!」

と目論んでいた、私の姿勢は一変しました。

この年に購入したEL&Pのアルバムは、
どのお店で購入したのかも、しっかりと覚えているのですが、
この「展覧会の絵」に関しては、
どこで購入したかの記憶が曖昧なのです。

この展覧会の絵の表側のジャケットの額縁の絵ように、
記憶が真っ白です。

恐怖の頭脳改革、
ELP四部作、
タルカス、
ファースト、
トリロジーを購入したお店でない事だけは、
しっかりと覚えているのですけどね。

もっとも、可能性が高いのが、
レディーズ&ジェントルメンを購入したお店なのかも知れないです。

私の場合、
購入する時や、購入する前とか後の状況が、
印象に残ったりすると、
それに付随して覚えている感じです。

おそらく、
印象に残る事がなかったのだと思います。

EL&P心酔の流れから振り返ると、

『「展覧会の絵」を購入したら、
後は「レディーズ&ジェントルメン」だけだ!』

と、3枚組を購入するにあたり、
新聞配達で得たお金を使い切らずに残しておいた事は確かですね。

購入した時期は、
肌寒くなってからでしたので、
10月か11月だったと思います。

話は変わりまして、

このブログは当初、
所持しているEL&P関連のものを、
ちょっとずつ気長にアップしてみようかと軽い気持ちで始めました。

書いているうちに勢いがついてきまして、
勤務先が休みの日以外は、毎日1つ書くようにしました。

そのうちに、
何か目標があった方が良いかなと思いまして、
1000回を最終回として、
終わりにしようと考えていました。

1000回ぐらい書いて見えて来る事もあるかと思いましたし、
他にも関心を持って学ばなければならいない事もありますので、
一区切りつけて次の課題に集中しようと思ったりしていました。

しかし、ここに来て、
書き足りない事がまだあります。

ネタAを書くには、ネタBをまず押さえておかないといけないが、
ネタBが紛失してしまっている。
あるいはネタBを読む時間がなかなか取れない等、
そんな状態のものもあります。

そこで、今後は、ペースを落として、
続けるという事にしようかと思っているところです。

EL&P関連の物品をアップしているブログを見たことがありますが、
何年も更新されていないものもありました。
何らかの事情が発生してそのようになっているのだと思います。

このブログも、
喪中や茶断ち等で、1ヶ月ぐらい停止する時がありましたが、
突然、音沙汰が無くなるという事は、
できれば避けたいと思っています。

それでは、
読んでくださっている皆様に感謝すると共に、
今後とも、ご支援、宜しくお願い申し上げます。

以上。

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クラシックCD異稿・編曲のよろこび 青弓社 2007年

2015-10-01 08:41:25 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
クラシックCD異稿・編曲のよろこび 青弓社 2007年



本書は、「クラシックCD異稿・編曲のたのしみ」というタイトルの第二弾との事。

この第二弾には、9名のクラシックの作曲家が登場し、
それぞれの作曲家に精通していると思われる9人が、
異稿・編曲のCDの数々を紹介しています。

この書籍の9名は、

ハイドン
ショパン
ムソルグスキー
グリーグ
マーラー
ドビュッシー
ラフマニノフ
ラヴェル
ショスタコービッチ

ムソルグスキーは第3章に登場し、田畑休八という方が担当しています。
経歴を見ると音楽の分野での仕事が本業ではないようなのですが、
その仕事はムソルグスキー愛好者にも高く評価されている感じです。

EL&Pに関しても、触れている可能性が高いと思い、
購入してみたのですが、
幸いにして触れておりました。

ムソルグスキーの章の中では、
特に「展覧会の絵」の様々な演奏が収録されたCDを紹介しており、
編曲の歴史の中で、EL&Pが登場します。

触れている可能性が高いと思った理由があります。

田畑休八氏は、「“展覧会の絵”の展覧会」というサイトを運営管理しおり、
EL&Pに関しても、「展覧会の絵」が収録されているCD、ボックス、DVDが、
ジャケット付きで簡単に紹介されています。
こちらのサイト方は、随時、更新されているようで、エマーソン、レイク&パウエル時代のブートまでありますね。

EL&Pのファンでもあるようで、サイト内での紹介の文章もかなり、好意的です。

そのため、書籍にもそれに近いことが書かれている可能性があると思ったのですが、
単なる紹介にとどまっておりませんでした。

キース・エマーソンに関する説明が、かなり細かいのに加え、
EL&Pの「展覧会の絵」以降、さまざまな「展覧会の絵」の編曲が急激に増えていったというような分析をしています。
「展覧会の絵」の編曲に関して、EL&Pが、一つの突破口を切り開く役割を果たしたという記述と見る事もできますね。

EL&Pの展覧会の絵のジャケットも掲載されているのですが、
最初にCD化した時のものであるコティリオン盤のジャケット
(表ジャケットにアナログ内ジャケットの絵の図柄があるもの)
が、載っています。

文中では、それをライノ盤という説明をしておりますが、
ご本人のサイトの方では、ライノ盤の記述とジャケットは一致しているので、
編集の段階でちょっとした手違いがあったのでしょう。

EL&Pを縁として、他のクラッシックの展覧会の絵の良いモノを聴いてみたいと思う方には、絶好のガイドブックだと思われます。

以上。

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展覧会の絵 カセットテープ 英マンティコア版

2015-05-13 11:30:25 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 カセットテープ 英マンティコア版




先般、タルカスのアトランティック版のカセットテープを取り上げて、
そのデザインがけっこう気に入っている話を少しだけしましたが、

マンティコア時代の英国のカセットテープも、
それに近い感じですね。

インデックスの用紙に関しては、
折り返しの部分に収録曲が記されています。



新たな作品であれば、
情報が少ないといえるのかも知れないですが、
過去のリリース作品のカセットテープでの商品化として見た場合、
少ないスペースに最低限の情報を詰めこんでいる感じです。

裏側も簡単な、
品物の説明を表記



カセットテープ本体へのタイトル等の記載は、
日本の商品もそうですが、
プラスティック部分に直接印字をせずに、
紙に印刷をして貼り付けていますね。
経年劣化で、接着剤が効かなくなって、
紙のあちこちが浮いて来ています。

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展覧会の絵 80年代初頭の廉価アナログ国内盤

2015-04-29 15:12:07 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 80年代初頭の廉価アナログ国内盤




ジャケット背部に価格表示も

以前、1988年頃にリリースされた「展覧会の絵」の国内アナログ盤を取り上げていますが、
こちらの方は、まだ、アナログ盤が主流であった頃の廉価盤になると思います。

もし帯の上部の通り、80年なら、私がまだ高校時代の時という事になりますが、
ハッキリとした事は解りません。

ワーナーさんは、著名ミュージシャンの廉価盤を一挙にドーンとリリースしたのかと思っていましたが、
帯の裏側にリリースリストが掲載されており、
EL&Pに関しては、この展覧会の絵を含めて、11月28日に、2タイトルだけリリースされています。
リリース月をずらしながら、10タイトルぐらいずつ、廉価盤をリリースしていたようですね。

その時に、帯の色を変化させていたのかも知れないです。

リリース月が異なると、先般取り上げた、恐怖の頭脳改革のアナログ廉価盤のように、
帯の色が青くなったりしています。

この時期は、帯のあるなしにこだわるにしても、
普通に帯が付いていて、安ければ良いぐらいで、
帯のデザインが当初のリリースと同じものであるかどうかまでは、
気にしたりする人は少なかったのかも知れません。

ワーナーさんは、
帯に記載されている説明文は、ほぼ同じものを使用していたと思いますが、
60年代や70年代の品物は、
帯の色や、タイトル文字のデザイン、帯に綴られた説明文等が、
その時代を映しているようで、妙に惹かれます。

80年代の廉価盤の帯は、
あまり古さを感じさせないですね。

以上。

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展覧会の絵 国内盤CD 黒帯

2015-03-26 14:32:57 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 国内盤CD 黒帯



ビクターエンタテイメントさんが、
EL&P関連のメインの作品を取り扱うようになったのは、
1993年頃であったと思います。

それまで、ワーナーさんから出ていたCDの多くが、
ビクターエンタテイメントさんから、
プラケース入りCDとしてリニューアルして発売されました。
(恐怖の頭脳改革だけは、デジパック仕様でしたけど)

以前に記しましたが、
帯は白地のものに統一されて見やすい印象がありました。

それ以後は、
アナログ盤が主流だった頃の紙製のジャケットを、
CD盤が収納できるサイズにして再現するという事も、
行われましたが、
紙ジャケットCDは限定盤という事もあり、
在庫が無くなれば、同じ番号では追加生産をしていないようです。

1999年に登場したプラケースCDは、
帯の色を白から黒に変えて出現しました。

変化しているのは、CD番号と帯と価格になりますが、
CD番号が変わるとプラケース内に収納されている、
ジャケットブックレットや、
プラケース裏側に記載されている番号の記載も、
それに伴って変わりますので、
厳密にはCD番号が変わると「日本語解説の内容」以外は、
全て変わるという事になりますね。

価格表示を見てみると、
1993年は、消費税3%だったようですが、
1999年には、5%になっていますね。
それでも、1枚組は、
税込み定価が、¥2,000を切る価格設定が為されたようです。

70年代のアルバムを売るには、
紙ジャケットなどの特別な仕様にしなければ、
¥2,000以上で売る事が難しくなってきたという事かも知れないです。

以上。

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