EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

展覧会の絵 -デラックス・エディション- 国内盤

2015-02-02 18:21:48 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 -デラックス・エディション- 国内盤



6年ぐらい前にリリースされた2枚組のCDです。

所持されている方も多いと思います。

ビクター・エンタテイメントさんは、
20bitk2やK2HD、あるいはSHM-CDとヴァージョン違いはあるにせよ、
2009年までは、ブラック・ムーンより前の過去のオリジナルアルバムに、
ボーナストラックのような別の音源をサービスとしてつける事はありませんでした。

英国のメーカーで「展覧会の絵のデラックス・エディション」を制作した事を踏襲して、
この展覧会の絵のデラックス・エディションが国内でもリリースされたという流れだったと思いますが、
オリジナルアルバムヴァージョンにボーナストラックを入れたものと、
別テイクの展覧会の絵をセットにしたものを発売しました。

なので、この「展覧会の絵のデラックス・エディション」が、
国内における70年代のアルバムに収録するボーナストラックの始まりではないかと思います。

展覧会の絵は、ライヴ録音という事もあり、マンティコア・ヴォルツ等で音の悪いヴァージョンは出ていたのですが、
ライヴ録音として普通に聴ける程の音源が国内で日の目をみたのは、初めてであったように思います。

なかなか、豪華な仕様になっていまして、
広げると、2枚組ではあっても、先般、販売された頭脳改革3枚組と同じ長さ。
写真も70年代初期のものを使用するなど、
バンドの勢いが伝わってきますね。





英語のみのカラーブックレットがついていまして、
その中の一部を翻訳したと思われる解説の白黒ブックレットも付属。
メンバーへのインタビューの内容は興味深いです。


帯と2つ折りにした状態

EL&Pというバンドは、キースとグレッグが、一緒にやろうという事でスタートしたものの、
どのようなバンドの特徴、カラーを打ち出していくかという事は、
それぞれの思惑があったのでしょうが、
展覧会の絵をトリオバンドで演奏する事に関しては、
割とスムーズに意見の一致をみたようなところがあるようです。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


Pictures At An Exhibition コティリオン盤

2014-06-07 16:02:12 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
Pictures At An Exhibition 
コティリオン盤



裏側


レコード番号部拡大

エマーソン、レイク&パーマーデビュー当初のアルバムは、米国において、
アトランティックの傘下のコティリオンというレーベルから発売されていたとの事。

コティリオン盤を取り上げるのは、確か、初めてだったように思います。

EL&Pに関しては、このコティリオンから出ていたアルバムは、中古品としては、
全く人気がないと言ってよいと思います。

以前、説明しましたように、いろいろな国々のELPをちょくちょく買い求めたりしていますが、
コティリオン盤はかなり安いものばかりありますね。

プラス、この「Pictures At An Exhibition 展覧会の絵」に関しては、ほとんど思いつきで、レコード番号が決定されたような感じがしないでもないです。

アイランドの「HELP1」に関しては、発売に到る経緯もあり、特色を出そうと意図してつけられた番号ではないようですが、
この数字の6の羅列は、私としては、あまり良いイメージとは言えませんが、
アイランドの「No.1に対抗するには、象徴的な数字しかない!」と考えたのかも知れません。


レーベル面


昨日、仕事をしていたら、書類に年月日を入れる際に、6が3つ並んだので、
ふとこのコティリオン盤を思い出した次第。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


Pictures At An Exhibition アナログ 西ドイツ盤

2014-03-18 13:33:48 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
Pictures At An Exhibition 
アナログ 西ドイツ盤




ジャケット裏側 
マンティコアマーク



内ジャケットの記載
お国が入り乱れています



レーベル面

頭脳改革より前の初期4枚のEL&Pのアルバムは、
ヨーロッパでは、英アイランドレーベルからリリースされていたと聞いています。

発売時に、それぞれがチャートアクションに顔を出したので、
初期レーベルの段階で売れまくったわけです。

そのため、世の中に出回っている初期4枚のアルバムは、
後に版権を手にした、英マンティコア盤の方の数が少ないのではないかと、
述べた事があります。

EL&Pのアルバムの中では、世界的に最も売れたと推定される「展覧会の絵」。

展覧会の絵の英アイランド盤(HELP1)は、日本では少しは珍しいのかも知れませんが、
海外サイトで中古盤の販売リストを見てみると、劣化の程度を気にしなければ、
リーズナブルな価格設定をしていますね。
これは、単純に大量に出回っているからであると考えています。

展覧会の絵の英マンティコア盤の方も、
プレス数が少ないからと言って、高値がついているわけではありません。
年代の古いモノの価値があると受け止められている感じもあり、
今のところは、リーズナブルな価格のままにとどまっています。

当時のミュージックライフ誌のニュースコーナーで見たところ、
マンティコアレーベル設立されてから、ヨーロッパ圏に関しては、
EL&Pのアルバムは、マンティコアからリリースされる事になったとのこと。

このレコードに関しては、レーベルマークから、
マンティコアレーベル設立後のプレスである事は解りますし、
レコードに記されている番号と裏ジャケット右上部の番号も一致するので、
盤とジャケットの組み換えが行われてはいないと思いますが、
盤に記された数字は1971で、ジャケットに記されている数字は1972になっています。

ワーナーミュージックのロゴも入っていますので、
ワーナー傘下でのリリースであった事だけは解りますが、
正確なリリース年は、表記されている数字からは推定できません。

西ドイツ盤は、英オリジナル盤に対向してか、
頭脳改革の盤の取り出し位置など、
変化をつけたりする独自性がありますが、
この展覧会の絵に関しては、
リリース時は既に過去の作品という事もあってか、
際立った特徴は見受けられない感じです。

但し、輸入中古盤にしては、保存状態がすこぶる良いので、
手にされた方が、丁寧に扱っていたのだと思います。

ニスコーティング仕上げっぽいです。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをポチッとして応援してくださればとてもありがたいです。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


Pictures At An Exhibition Island HELP1

2013-12-03 10:44:37 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
Pictures At An Exhibition 
Island HELP1



画像① ジャケット裏側
左下部に白いロゴ



画像② ジャケット裏側
右下部に印刷者名



画像③ レコード盤


画像④ 内袋の印刷部


画像⑤ 内袋
白い内袋の中に、パラフィン紙のような内袋があり、
それが、接着剤で止められていて、二重になっている
海外盤にしては手が込んでいると思う
接着剤が経年劣化で、シミのような状態になっている

展覧会の絵のアイランド盤です。
厳密には、アイランドが新しいレーベルを作った時の、
最初のレコードであり、
そのため、「HELP1」という番号になったとの事らしい。

それまでは、
ラベル面が、ピンクとか、島の絵とかだったようですが、
これは、下地が真っ黒なので、ピンクのロゴが引き立っていますね。

幾つかのヴァージョンがあるのかも知れませんが、
今のところ、それに関して調べたりした事はないですね。

EL&P史上、最も売れたアルバムであると推定しますので、
プレス数も多いのでしょうが、
オークションに出ると、¥2,000以上の価格で落札される場合が多いですね。

一方、開始価格を¥4,000に設定している場合、放置状態がほとんどなので、
¥2,000~¥3,000の間の価格で取引が成立していると考えられます。
以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをポチッとして応援してくださればとてもありがたいです。

2013年12月3日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


ROCK LEGEND シリーズ PICTURES AT AN EXHIBITION

2013-11-04 13:18:12 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
ROCK LEGEND シリーズ 
PICTURES AT AN EXHIBITION



画像① スリーヴ表側


画像② スリーヴ裏側

このアルバムは、既に取りあげた、CASTLE盤の展覧会の絵と同じ仕様なのですが、
ご覧のようにペーパースリーブで覆う事によって、
シリーズのうちの一枚として組み込まれたわけです。

ペーパースリーブの裏側を見ると、シリーズに収まっている他のアーティストの名前を見る事ができますね。

結局、描かれているミュージシャンが似ているとか、特徴を掴んでいるとかが、
このシリーズのペーパースリーブのポイントと言えましょうか。

イラストが、似ているかどうかは別として、
ロックバンドで、キーボードを弾いているミュージシャンが主役級のバンドって、
そんなに多くはないはずです。

そのため、
キーボードを弾いている様子が描かれていて、
髪の長さも肩のあたりで止まっていれば、
キースでほぼ決定ともいえるわけですが、
このキースはちょっと微妙なところがあります。


画像③ 似顔絵顔拡大

髪の毛に際立った特徴はないですし、
確かにキースの表情の特徴を掴んでいる感じはしますが、
ELPマークがなければ、ちょっと解りづらいものがあります。

このキースは、ひょっとしたら、
PVの映像でのキーボードの形状から判断すると、
3(スリー)の頃の写真を見て、描かれたものかも知れませんね。
髪の毛も3の時の感じに近いといえば近い。
衣装の方はよく解りませんけど。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをポチッとして応援してくださればとてもありがたいです。

2013年11月3日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


Forever Young Series アナログ盤 展覧会の絵

2013-09-03 16:46:38 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
Forever Young Series
アナログ盤 展覧会の絵



画像① 帯とジャケット


画像② 帯上部のアップ
通常帯にあった「ELPの最高作か?」は、
カットされています


この価格とシリーズのネーミングから判断するに、
レコード盤からCD盤に移る時の端境期の企画ではないかと思われましたが、
帯裏の発売日を見ると、1988年9月10日となっていますね。

既に、EL&Pの幾つかのアルバムもCD化されていましたので、
アナログ盤とCD盤の企画が同時進行していたのでしょうね。

こうして古いアナログ盤を取りあげながら、つくづく感心するのは、
ワーナーさんって、廉価盤にする際に、価格を安くする事があっても、

ダブルジャケットをシングルにするとか、
ジャケットの紙を薄くするとか、

そんなコストダウンのための仕掛けを一切しないしないという事ですね。

この「展覧会の絵」アナログ盤も、
廉価盤シリーズでは、最も安い価格設定になっているのではないかと思われますが、
ジャケットは通常盤と変わらず、しっかりとした作りになっていますね。

展覧会の絵アナログ国内盤で、よく知られているのは、

通常盤の「白黒の帯」、

廉価盤の「白赤の帯」、

それともう一つぐらいあったと思います。

最後のアナログ盤企画と思われる、
この「白青の帯」は、生産数自体も少ないのかも知れません。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをポチッとして応援してくださればとてもありがたいです。

2013年9月3日 yaplog!

にほんブログ村


展覧会の絵ピクチャーレコードB面

2013-05-15 13:18:35 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵ピクチャーレコードB面


画像 レコード盤面(B面)

今回発売された初期5枚のピクチャーセットの中で、
唯一、ELPのマークが刻印されていないのが、
この「展覧会の絵」ですね。

そんな事にこだわらない方にはどうでも良い事ではありますが、
ついつい考えてしまいます。

もともと、
ELPマークがアルバムのジャケットに初めて描かれたのは、
恐怖の頭脳改革のジャケット正面に、
岩に刻み込んだ感じの形状として出てきたのが最初ですね。
このELPマークの部分までギーガーが描き込んだのかどうかまでは、
精査していないのですが、
結果として描かれる事になりました。

なので、
初期4枚のアルバムジャケットに関しては、
その片隅にすら、ELPマークは存在しないわけですが、
あえて「目立つELPマーク」を挿入したところも、
このピクチャー盤セットの特色の一つとも言えます。

そんな中で、
この「展覧会の絵のピクチャー盤」のみに、
ELPマークを挿入しなかった理由は一体どこにあるのでしょうか。

まだ、本ブログで取り上げていない、
タルカスやファースト等も含めた他のタイトルの、
ピクチャーレコード盤のELPマークが貼り付けされた位置から、
考えたのですが、

このピクチャーレコード盤をデザインされた方は、
どうやら、レコード盤の中央にELPマークを持ってこないと気が済まないようです。

展覧会の絵に関しても、本当はそれを実行したかったのでしょうが、
展覧会の「絵柄」に被せてまで、ELPマークを貼り付けしたくなかったのでしょう。

貼り付けしようと思えば、少し何とかすれば、A面でもB面でも、
レコード盤の左下のあたりに、微妙に貼り付ける事はできると思います。

しかし、貼り付けの位置を、中央にこだわってしまったために、
ELPマークの貼り付けが出来ずに終わったというところではないでしょうか。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをクイック応援してくださればとてもありがたいです。

2013年5月15日 yaplog!

にほんブログ村


展覧会の絵ピクチャーレコード盤

2013-05-13 13:23:34 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵ピクチャーレコード盤


画像 表側 盤面

今回、ピクチャーレコードになった初期5作品のうち、
唯一、オリジナルジャケットの表部のデザインを、
ほとんど用いない仕様になっています。

両面とも内ジャケットのデザインです。

絵の額縁そのものは、
表側も内側もほぼ同じなので、
表側の額縁の部分に関しては、
取り入れたのであると言えない事もないです。

あとは、
内側の絵をすべて網羅できるかどうかというところが、
ピクチャー化するにあたっての最初の課題だったのかも知れませんね。

それで、
どうやら全ての絵が完全ではないにしろ、
収まりそうだという事になって、
その時点で、表側は必要なしという判断になったのであると、
思います。

ダブルジャケットの表側と内側をレコード盤の両面に全て収める事自体が、
無理と言えば無理なわけですが、

ジャケットの絵を描いたデザイナーの本音みたいなものは、
どうしても、考慮できなくなってしまいますよね。

展覧会の絵のジャケットデザインの表側で、
額縁の絵が真っ白なのは、
リスナーがそれぞれのイメージを持つべきだとの問いかけとも取れます。

そう考えると、
今回のピクチャー化にあたって、
最も難しい判断を迫られたジャケットであったのかも知れません。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
クイック応援してくださればとてもありがたいです。

2013年5月13日 yaplog!

にほんブログ村


展覧会の絵 8トラックカートリッジテープ

2012-09-28 17:26:46 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵
8トラックカートリッジテープ



画像① スリーヴパッケージ 表側


画像② スリーヴパッケージ 裏側


画像③ 下部
ビニールパックに密封された状態で入手、
開封していません



画像④ こんな感じ

この品物はネットをやるようになってから、
入手したものですね。

8トラックというと思い浮かぶのが、カーステレオです。

伯父さんの車にのって、県南の本家に行った時に、
その車には当時流行っていた歌謡曲の8トラがありました。
ヒデとロザンナとか、トワ・エ・モア、あるいはスターにしきのあきらの曲が入っていたと思います。
それが、8トラの初体験ですね。

小学校4年ぐらいの時に、
父もマイカーを入手したのですが、
あまり歌の世界には興味がないみたいで、
アニメや特撮のオムニバスの8トラを真っ先に購入してくれたのを覚えています。
車のエンジンをかけてもらって、
友達と一緒に車の中で歌っていました。

洋楽を聞き始めた頃は、
カースレテオはまだ8トラ用のものでしたのが、
パンカセット(こんな名称のものだったと思います。)
という8トラサイズのはめ込み機材に、
よく知られているサイズのカセットテープを装着すると、
8トラのカセットデッキで音を聞く事ができました。

パンカセットも決して安くはないのですが、
カセットテープを車内で聞くために準備してくれましたね。

オーディオに関心を持ち始めた頃は、
コンポーネントステレオというと、
コンパクトカセットデッキとオープンデッキがほとんどだったのですが、
何故か少年雑誌の最後の頁等についている、
トマソンorトムソンとかいうところのコンポーネントステレオは、
8トラックのカセットデッキが組まれていましたね。

そんなわけで、
70年代の初頭までは、
まだまだ、8トラックカートリッジテープの需要はあったようです。

この品物はその時のものですね。

おそらくは誰かのカーステレオで音を響かせていたのだと思います。

10年ぐらい前に、
知人(女性)と一緒に、
その方の車に乗って、
ある新築の建物の掃除をお手伝いするために向かった事があります。

建物までの片道が2時間以上ありましたので、
CDを持参しました。

私より3歳ぐらい年上の方なのですが、
ストーンズやピンク・フロイドは知っていても、
EL&Pは知らなかったですね。
取りあえず、展覧会の絵のCDをかけましたね。
娘さん2人にエレクトーンを習わせている方ですし、
その娘さんの演奏も聴いた事があるのですが、
EL&Pの展覧会の絵の音には、
あまりピンと来ていない様子でした。

ちなみに、
その女性の旦那様は、奥様と同い年なのですが、
いつぞやは、
「これがオレの青春!」といって、
ベイ・シティ・ローラーズのCDを車に積んでいましたわ。

ベイ・シティ・ローラーズの楽曲も、それなりに楽しむ事はできるわけですが、

男の青春がベイ・シティ・ローラーズじゃ、
あまりにも悲しすぎますよ。
まぁ、洋楽の趣味もないような方ですので、そんなものかも知れません。

その時、
私は10代でEL&Pに巡り合って、本当に幸運な人間であると思いましたね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関連する品物のあれこれを思い出、感想、気ままな意見、観察記録等と共に綴っております。
世代を越えた寛容なEL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくお願いします。

2012年9月28日 yaplog!

にほんブログ村


CD 展覧会の絵 国内盤 シール帯

2012-04-25 11:39:00 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
CD 展覧会の絵 国内盤 シール帯







私が初めて購入したEL&PのCDです。

シール帯のCDはワーナー・パイオニアから、87年か88年に発売され始めたと思います。

このCDが国内で初めてのEL&PのCDかどうかは、
きちんと調べていないので解りませんが、
EL&Pの初期の国内盤CDの一つである事は間違いないでしょう。

このCDがリリースされるまでは、
アルバムを購入する時に、レコードのみを購入していました。

理由としては、音楽記録媒体の行く末なんてまったく考えていなかったものですから、
CDプレイヤーを買う必要性を感じなかったからですね。

そのような中で、EL&Pのオリジナル作品の初CD化という事になり、
CDで音を聞いてみたいという欲求が生まれてしまったわけです。
それが、CDプレイヤーを購入する決意を生み出しました。

それからは、欲しい新譜はすべてCDで購入するようになりました。

リリース時にリアルタイムで購入したCDは、イエスの「ビッグ・ジェネレーター」が最初でした。

この展覧会の絵のシール帯が出た頃は、
CDの帯のつけ方はメーカーによってマチマチでしたね。

シール帯は帯そのものが頑丈で、プラケースにビッシリとくっついており、
あえて剥いでみようという気持ちすら起きない。

あとは、部分的に糊づけをしている紙の帯がありました。
紙の質そのものは昨今の帯と変わらないのですが、
糊のついている部分は数ヶ所なので、プラケースに強固にくっついており、剥がすのは容易でありません。
反面、帯そのものの、「表、背、裏」がちぎれやすくなっているのが特徴でした。

そのうち、帯はプラケースに糊を付けずに被せて、透明シュリンクで覆って固定するというスタイルが確立した感じですね。

この国内盤CDとしては初めての展覧会の絵は、
アナログ盤のジャケットの内側の絵を表側に持ってくるというデザインになりました。

アナログ盤のジャケットの表側も裏側も脳裏に焼き付いているので、
当初は、その違いに関して、ほとんど意識していなかった感じですね。

初めて知った時は、ミスプリなのかと思いましたが、
あえてそうしたとも考えられますので、CD化において、ややひねったのかも知れませんね。

昨今では、紙ジャケット等も、オリジナルの完全再現が売り文句になっていますので、
このジャケットヴァージョンがお目見えする事は、もはや無いでしょう。

その意味では貴重ですが、
シール帯の中古CDは、割と入手しやすい感じですね。

本ブログは、EL&Pにまつわる品物のあれこれを、
遅れてきた若い世代のファン等にお伝えする事を目的の一つとしています。
クイック応援よろしくね。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


初めて購入したEL&Pのシングル盤「ナットロッカー」

2012-04-04 13:25:18 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
初めて購入したEL&Pのシングル盤「ナットロッカー」


画像 
表側は良く知られているので、
ペラ紙の裏のみ。シミもついていますね


中学3年時の修学旅行は、北海道でした。

その時に、おみやげを買うためのデパートに立ち寄るわけですが、
私はそのレコード売り場で「ナットロッカー」のシングル盤を見つけたわけです。

地元のレコード店にEL&Pのシングル盤はありませんでしたので、
見つけた時は、それはもうラッキーという感じでした。

ビニールに入っているペラ紙もほぼヨレヨレでしたが、
お三方のセピア調の写真が嬉しかったですね。

この時点において、
私が所持しているアルバムは、
「恐怖の頭脳改革」と「ELP四部作」のみでした。

どのようなシングル盤がそれまでリリースされていたのかも、
はっきりと把握していなかったと思います。

このペラ紙の裏には、
レコードリストが記してありまして、
EL&Pはこの時点において、
「ラッキー・マン」と「ストーン・オブ・イヤーズ」の2枚のシングルを国内でリリースしている事を知ったわけです。
(先般紹介した「フロム・ザ・ビギニング」は、この「ナットロッカー」の後からのリリースですね。)

ただ、これらのシングルを簡単に入手できるかどうかもよく解らない少年の私でした。

18歳になって上京してから、中古レコード店をたまに見てまわっても、見つける事ができなかったように思います。

「ナットロッカー」に関しては、かなりの数が出回ったと思われ、常にオークションに出回っていますね。

ラジオでも頻繁に流されて、賞を頂戴したようですね。

本ブログはEL&Pに関する諸々の品々を
ファン歴の浅い人や若い人達の参考になればと思い、
思い出と共に綴っております。
クイック応援よろしくお願いします。

2012年4月4日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


「展覧会の絵」 20bitK2盤 VICP-5444

2011-12-22 09:29:28 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
「展覧会の絵」 20bitK2盤 
VICP-5444 1994年リリース



画像① 表


画像② 裏

エマーソン、レイク&パーマーの国内盤としては、
初めてのCD紙ジャケットですね。

同時期に初期のアルバム4枚が、紙ジャケットCDとしてリリースされる予定でした。

しかし、「トリロジー」の音源が見つからないとかで、
結局、同時期の紙ジャケットのリリースは、

ファースト
タルカス
展覧会の絵

の3枚となりました。

レコード番号の順番から見ると、
初めての紙ジャケットは、ファーストアルバムになるわけですが、
簡単には出て来ないところに保管してあるので、
とりあえずは、同時期リリースの「展覧会の絵」を取り上げました。

ビクターエンタテイメントとしては、
通常のプラケース入りのCDは、既に発売済みでしたので、
さらなる購入意欲をあおるためには、
CDそのもののクォリティをアップする事、
ジャケットをオリジナルの紙ジャケット仕様にする事で、
付加価値をつけようとしたのだと思われます。

EL&Pのカタログの発売権が、ワーナーからビクターに移った時に、
「ELPインコンサート」が「ワークスライヴ」となり、
バックカタログがすべて再発売されたわけですが、
その中で「恐怖の頭脳改革」だけが、
オリジナルジャケットの装丁を少しでも表現しようとした特殊デジパック仕様でした。

この時の紙ジャケットの企画に「恐怖の頭脳改革」が入っていなかったのは、
特殊デジパック仕様に経費をかけたためかも知れません。

紙ジャケットを保護するために、
透明なプラスティックケースに覆われていたのも、
この時の紙ジャケットの特徴ですね。

昨今の紙ジャケットシリーズに比べると、ちょっとした贅沢感がありますね。

そのケースの上をシール式で開封するシュリンクが覆っています。

現在は、アナログ盤時代に一世を風靡したミュージシャンの、
紙ジャケットリリースのラッシュを迎えています。

先駆的なサウンドを創り出したエマーソン、レイク&パーマーは、
このような紙ジャケットの企画においても、
多くのミュージシャンの紙ジャケットの企画に先んじていた事になりますね。

ビクターエンタテイメントさんのおかげです。

ありがとうございます。

2011年12月22日 yaplog!


エマーソン、レイク&パーマー「展覧会の絵」カセットテープ

2011-10-14 17:13:52 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
エマーソン、レイク&パーマー
「展覧会の絵」カセットテープ


エマーソン、レイク&パーマーを世界的に有名にした作品。

「展覧会の絵」

作品リリース当時は、日本国内でも、年間洋楽アルバム売り上げ第二位を獲得しました。(オリコン調べ)

70年代は、いろいろなアーティストのカセットテープも発売されていましたね。

現在、私が所持しているのは、この「展覧会の絵」のカセットテープのみです。





あと、エマーソン、レイク&パウエルのカセットテープをグァム旅行時にスーパーで買ったのですが、

テープがトラブルを起こしてしまって、再生できなくなってしまいましたね。

これが、カセットテープの難点であったわけです。

なので、この「展覧会の絵」のカセットは再生せずに、

「こんな時代もあったね。」

みたいな感じで保存しておくしかないですね。

2011年10月14日 yaplog