クラシックCD異稿・編曲のよろこび 青弓社 2007年

本書は、「クラシックCD異稿・編曲のたのしみ」というタイトルの第二弾との事。
この第二弾には、9名のクラシックの作曲家が登場し、
それぞれの作曲家に精通していると思われる9人が、
異稿・編曲のCDの数々を紹介しています。
この書籍の9名は、
ハイドン
ショパン
ムソルグスキー
グリーグ
マーラー
ドビュッシー
ラフマニノフ
ラヴェル
ショスタコービッチ
ムソルグスキーは第3章に登場し、田畑休八という方が担当しています。
経歴を見ると音楽の分野での仕事が本業ではないようなのですが、
その仕事はムソルグスキー愛好者にも高く評価されている感じです。
EL&Pに関しても、触れている可能性が高いと思い、
購入してみたのですが、
幸いにして触れておりました。
ムソルグスキーの章の中では、
特に「展覧会の絵」の様々な演奏が収録されたCDを紹介しており、
編曲の歴史の中で、EL&Pが登場します。
触れている可能性が高いと思った理由があります。
田畑休八氏は、「“展覧会の絵”の展覧会」というサイトを運営管理しおり、
EL&Pに関しても、「展覧会の絵」が収録されているCD、ボックス、DVDが、
ジャケット付きで簡単に紹介されています。
こちらのサイト方は、随時、更新されているようで、エマーソン、レイク&パウエル時代のブートまでありますね。
EL&Pのファンでもあるようで、サイト内での紹介の文章もかなり、好意的です。
そのため、書籍にもそれに近いことが書かれている可能性があると思ったのですが、
単なる紹介にとどまっておりませんでした。
キース・エマーソンに関する説明が、かなり細かいのに加え、
EL&Pの「展覧会の絵」以降、さまざまな「展覧会の絵」の編曲が急激に増えていったというような分析をしています。
「展覧会の絵」の編曲に関して、EL&Pが、一つの突破口を切り開く役割を果たしたという記述と見る事もできますね。
EL&Pの展覧会の絵のジャケットも掲載されているのですが、
最初にCD化した時のものであるコティリオン盤のジャケット
(表ジャケットにアナログ内ジャケットの絵の図柄があるもの)
が、載っています。
文中では、それをライノ盤という説明をしておりますが、
ご本人のサイトの方では、ライノ盤の記述とジャケットは一致しているので、
編集の段階でちょっとした手違いがあったのでしょう。
EL&Pを縁として、他のクラッシックの展覧会の絵の良いモノを聴いてみたいと思う方には、絶好のガイドブックだと思われます。
以上。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチっとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。

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この第二弾には、9名のクラシックの作曲家が登場し、
それぞれの作曲家に精通していると思われる9人が、
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この書籍の9名は、
ハイドン
ショパン
ムソルグスキー
グリーグ
マーラー
ドビュッシー
ラフマニノフ
ラヴェル
ショスタコービッチ
ムソルグスキーは第3章に登場し、田畑休八という方が担当しています。
経歴を見ると音楽の分野での仕事が本業ではないようなのですが、
その仕事はムソルグスキー愛好者にも高く評価されている感じです。
EL&Pに関しても、触れている可能性が高いと思い、
購入してみたのですが、
幸いにして触れておりました。
ムソルグスキーの章の中では、
特に「展覧会の絵」の様々な演奏が収録されたCDを紹介しており、
編曲の歴史の中で、EL&Pが登場します。
触れている可能性が高いと思った理由があります。
田畑休八氏は、「“展覧会の絵”の展覧会」というサイトを運営管理しおり、
EL&Pに関しても、「展覧会の絵」が収録されているCD、ボックス、DVDが、
ジャケット付きで簡単に紹介されています。
こちらのサイト方は、随時、更新されているようで、エマーソン、レイク&パウエル時代のブートまでありますね。
EL&Pのファンでもあるようで、サイト内での紹介の文章もかなり、好意的です。
そのため、書籍にもそれに近いことが書かれている可能性があると思ったのですが、
単なる紹介にとどまっておりませんでした。
キース・エマーソンに関する説明が、かなり細かいのに加え、
EL&Pの「展覧会の絵」以降、さまざまな「展覧会の絵」の編曲が急激に増えていったというような分析をしています。
「展覧会の絵」の編曲に関して、EL&Pが、一つの突破口を切り開く役割を果たしたという記述と見る事もできますね。
EL&Pの展覧会の絵のジャケットも掲載されているのですが、
最初にCD化した時のものであるコティリオン盤のジャケット
(表ジャケットにアナログ内ジャケットの絵の図柄があるもの)
が、載っています。
文中では、それをライノ盤という説明をしておりますが、
ご本人のサイトの方では、ライノ盤の記述とジャケットは一致しているので、
編集の段階でちょっとした手違いがあったのでしょう。
EL&Pを縁として、他のクラッシックの展覧会の絵の良いモノを聴いてみたいと思う方には、絶好のガイドブックだと思われます。
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