絵本で読む音楽の歴史 ロックの世紀
1999年 ヤマハミュージックメディア

昨年、入手した中古本です。
出版社がヤマハという事で、
キース・エマーソン関連から、
EL&Pをある程度重視して取り上げる事もあるかと思い、
深く考えずに入手してみたのですが、
届いてみたら、英国人が著した絵本の翻訳版のようでした。
この絵本は8冊のシリーズになっており、
vol.6がロック音楽を中心に執筆されているようです。
普通、ロックの歴史というと、ロック音楽の愛好家が著した、
一般的に良く知られているミュージシャンやバンド名が、
年代別に主要アルバムと共に登場するという事が思い浮かびます。
確かに、この書籍も少しはそういう部分もありますが、
ロックが登場して広まるようになった文化的背景も含めて、
押さえるべきと思われる事象が記述されており、
絵本とは言っても、とても読み応えのある内容になっていますね。
それでも、多くの知識を有している方であれば、
異論のある方もいるかとは思います。
執筆者の音楽的嗜好を抜きにして、
ロック音楽の成り立ちと1994年頃までの経過が述べられているように感じましたので、
この書籍に登場するミュージシャンやバンド名は、
ロックの歴史をザッと記述する上で代表的なミュージシャンとして、
含めるべきと判断したという事なのでしょう。
「エマーソン、レイク&パーマー」も、1箇所だけ名前が登場します。
記述の中に、幾つも登場するミュージシャンやバンドもありますし、
それと比較したら1箇所というのは少ないかも知れませんが、
この書籍に関しては、1箇所に登場するだけでも、重きがおかれたのだと、
見てよいかと思います。
巻末の方に、各章に登場するミュージシャンの参考アルバムとして、
84枚のアルバムが取り上げられています。
「展覧会の絵」も紹介されていますね。
絵本なので、各章の中に、アルバムジャケットが描かれているミュージシャンもありますが、
「展覧会の絵」に関しては、巻末に表記されているだけでした。
ちなみに、この絵本で読む音楽の歴史のシリーズは、
次のようなタイトルで構成されています。
①世界の音楽と人々
②バッハとバロック音楽
③モーツァルトと古典派音楽
④ベートーベン
⑤ショパンとロマン派の音楽
⑥ロックの世紀
⑦オペラのすべて
⑧ジャズの歴史
となっていますので、
EL&Pファンとしては、
「EL&Pは、音楽の歴史に名を連ねるべきミュージシャンである」と、
見られたのかなと都合の良い受け止め方もできるわけですね。
以上。

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昨年、入手した中古本です。
出版社がヤマハという事で、
キース・エマーソン関連から、
EL&Pをある程度重視して取り上げる事もあるかと思い、
深く考えずに入手してみたのですが、
届いてみたら、英国人が著した絵本の翻訳版のようでした。
この絵本は8冊のシリーズになっており、
vol.6がロック音楽を中心に執筆されているようです。
普通、ロックの歴史というと、ロック音楽の愛好家が著した、
一般的に良く知られているミュージシャンやバンド名が、
年代別に主要アルバムと共に登場するという事が思い浮かびます。
確かに、この書籍も少しはそういう部分もありますが、
ロックが登場して広まるようになった文化的背景も含めて、
押さえるべきと思われる事象が記述されており、
絵本とは言っても、とても読み応えのある内容になっていますね。
それでも、多くの知識を有している方であれば、
異論のある方もいるかとは思います。
執筆者の音楽的嗜好を抜きにして、
ロック音楽の成り立ちと1994年頃までの経過が述べられているように感じましたので、
この書籍に登場するミュージシャンやバンド名は、
ロックの歴史をザッと記述する上で代表的なミュージシャンとして、
含めるべきと判断したという事なのでしょう。
「エマーソン、レイク&パーマー」も、1箇所だけ名前が登場します。
記述の中に、幾つも登場するミュージシャンやバンドもありますし、
それと比較したら1箇所というのは少ないかも知れませんが、
この書籍に関しては、1箇所に登場するだけでも、重きがおかれたのだと、
見てよいかと思います。
巻末の方に、各章に登場するミュージシャンの参考アルバムとして、
84枚のアルバムが取り上げられています。
「展覧会の絵」も紹介されていますね。
絵本なので、各章の中に、アルバムジャケットが描かれているミュージシャンもありますが、
「展覧会の絵」に関しては、巻末に表記されているだけでした。
ちなみに、この絵本で読む音楽の歴史のシリーズは、
次のようなタイトルで構成されています。
①世界の音楽と人々
②バッハとバロック音楽
③モーツァルトと古典派音楽
④ベートーベン
⑤ショパンとロマン派の音楽
⑥ロックの世紀
⑦オペラのすべて
⑧ジャズの歴史
となっていますので、
EL&Pファンとしては、
「EL&Pは、音楽の歴史に名を連ねるべきミュージシャンである」と、
見られたのかなと都合の良い受け止め方もできるわけですね。
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