Respighi
Pines of Rome, the Birds, Fountains of Rome
レスピーギのCDを取り上げるのは2度目になりますね。
EL&Pのライヴアルバム「レディース&ジェントルメン」ですが、
熱心なファンは、この「ピアノ・インプロヴィゼイション」を聴き倒しており、
キースのピアノによる全てのメロディーを脳裡に焼き付けていると思います。
ちなみに私はその境地にまでは到達しておりません。
その境地を目指しているわけではありませんが、
ところどころの印象的なフレーズは、覚えています。
このCDには、レスピーギの代表的な組曲が収録されているのですが、
「ピアノ・インプロヴィゼイション」の終わりの部分で演奏されているメロディーが、
収録されています。
全5曲からなるレスピーギの組曲「鳥」の、
1曲目の「前奏曲」と、
5曲目の「カッコウ」の終わりの部分に収録されている音がそれにあたります。
最初に曲名を知ったときに、よりによって「カッコウ」かと思いました。
「カッコウ」は子供の頃から知っていた鳥の一つでしたが、
小学校低学年の時に、
「カッコウ」は、「他の鳥の巣に、自分の卵を産み付けて、他の鳥の卵を巣の外に追い出して、他の鳥に自分の雛を育ててもらう」というのを図鑑で見たからですね。
なんてヒドイ事をする鳥かと思いました。
他の鳥にしてみれば、気の毒な事であり、
一方的に犠牲になっているわけです。
孵化と育て方の手法は、「カッコウ」という鳥の本能のようですから、
その本能も生態系の一部を担っているという事なのでしょう。
「カッコウ」に限らず、
何かを達成するには、誰かが何らかの犠牲をともなう事もあるかと思います。
オルガンをなぎ倒して、ナイフを突き刺したら、
オルガンを制作・販売する側にとっては、気持ちのよいものではないでしょうね。
実際、キースは、「当時、どこのメーカーも、オルガンを売ってくれなくなった」と、
何かのインタビューで述べていました。
過激なアクションは、伝説にはなったわけですが、
キースの場合は、そのリスクを自分自身で背負う事になったという事ですね。
以上。
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Pines of Rome, the Birds, Fountains of Rome
レスピーギのCDを取り上げるのは2度目になりますね。
EL&Pのライヴアルバム「レディース&ジェントルメン」ですが、
熱心なファンは、この「ピアノ・インプロヴィゼイション」を聴き倒しており、
キースのピアノによる全てのメロディーを脳裡に焼き付けていると思います。
ちなみに私はその境地にまでは到達しておりません。
その境地を目指しているわけではありませんが、
ところどころの印象的なフレーズは、覚えています。
このCDには、レスピーギの代表的な組曲が収録されているのですが、
「ピアノ・インプロヴィゼイション」の終わりの部分で演奏されているメロディーが、
収録されています。
全5曲からなるレスピーギの組曲「鳥」の、
1曲目の「前奏曲」と、
5曲目の「カッコウ」の終わりの部分に収録されている音がそれにあたります。
最初に曲名を知ったときに、よりによって「カッコウ」かと思いました。
「カッコウ」は子供の頃から知っていた鳥の一つでしたが、
小学校低学年の時に、
「カッコウ」は、「他の鳥の巣に、自分の卵を産み付けて、他の鳥の卵を巣の外に追い出して、他の鳥に自分の雛を育ててもらう」というのを図鑑で見たからですね。
なんてヒドイ事をする鳥かと思いました。
他の鳥にしてみれば、気の毒な事であり、
一方的に犠牲になっているわけです。
孵化と育て方の手法は、「カッコウ」という鳥の本能のようですから、
その本能も生態系の一部を担っているという事なのでしょう。
「カッコウ」に限らず、
何かを達成するには、誰かが何らかの犠牲をともなう事もあるかと思います。
オルガンをなぎ倒して、ナイフを突き刺したら、
オルガンを制作・販売する側にとっては、気持ちのよいものではないでしょうね。
実際、キースは、「当時、どこのメーカーも、オルガンを売ってくれなくなった」と、
何かのインタビューで述べていました。
過激なアクションは、伝説にはなったわけですが、
キースの場合は、そのリスクを自分自身で背負う事になったという事ですね。
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