EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

EMERSON LAKE & PALMER ファーストCD ATLANTIC米日盤を比較する

2016-05-18 09:36:56 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
EMERSON LAKE & PALMER ファーストCD
ATLANTIC米日盤を比較する


EL&Pの初期のCD盤は、ATLANTICからリリースされ、ワーナーの初期の日本盤も、
それに倣ったデザインになっていると思い込んでいました。

それは、おおよそは、その通りでありまして、
CD「展覧会の絵」の米日の初回CD盤のジャケットデザインを見ても解る通り、
ジャケットの内側のデザインが表側に使用される等、
ほとんど共通していました。

ファーストアルバムに関しては、
アナログ盤のジャケットの色が、
ほぼ、2種類に分類される事を、当ブログで述べた事がありますが、
プラケースCD化された時に、
ワーナーさんとビクターエンタテイメントさんで、
色合いが異なっている事も書きました。

今回、たまたま、
ATLANTICのマークが入っている、
ファーストアルバムのプラケースCDのジャケットの色合いが、
米日で異なっているという事を知りました。


上 米盤
下 日本盤


また、プラケースの裏側に関しては、
記載している文字の色が全く異なっている事に気づかされました。


上 米盤
下 日本盤


当時、ワーナーさんは、ATLANTICのCDのジャケットデザインを、
普通に踏襲したのだと思い込んでいましたが、
違いが一目でわかる痕跡を残していたわけです。

おそらく、ワーナーさんとしては、
米ATLANTICのプラケースCDのジャケットの色が、
国内アナログ盤のジャケットの色と異なっていたので、
あくまでも、国内盤ジャケットの色合いに近いものを制作しようとしたのだと、
思われますね。

以上。

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