EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

EL&P関連の来月リリース雑感

2020-03-09 10:39:27 | Emerson,Lake&Palmer関連
EL&P関連の来月リリース雑感

前回のブログを書いた後に、amassのニュースをチェックしていたら、
EL&Pの新しいアナログ盤の情報が発信されていました。

来月、4月18日のレコードストアーデイの企画に、
BMGからリリースされるEL&Pの新しいアナログ盤の発売が加わったようです。

タイトルは、

「Live At Waterloo Concert Field, Stanhope, New Jersey, 31st July 1992」


BMGでは、昨年に引き続き、
「FANFARE 1970-1997」にCDとして収納した音源と、
その時のジャケットデザインをそのまま使用して、
カラーヴァイナルを企画するという、
どうみても低予算の代わり映えのしない仕事を重ねるようです。

音源は、92年のライヴなのですが、
記憶に間違いがなければ、
ファンファーレボックス発売以前は、
90年代のライヴ音源としてリリースされていたCDには、
「Affairs Of The Heart」が入っていなかったと思いますが、
それが入っているのが、このCDの特徴の1つでした。

まぁ、儲からないから予算がないという言い方も出来ると思いますし、
いつも言うように、何も出ないよりは、良いのですが、
ワクワク感がない事は確かです。

これとは別に、
キースとグレッグの名を冠した、
トリビュートアルバムが4月10日、発売予定のようです。

タイトルは、

「A Tribute To Keith Emerson & Greg Lake」

以前、amassのニュースに載っていた、デレク・シェリニアンが、
述べていたキース・エマーソンの新たなトリビュートアルバムというのは、
これを指していたのかも知れません。

CDとアナログ盤が同日リリース予定で、
CDの方は、
ボーナストラックを含めて、
全11曲収録されるようです。

個人的には、パトリック・モラーツが、「ホウダウン」を弾いているというのと、
キースの息子さんとお孫さんが、「庶民のファンファーレ」を弾いているところに、
関心が湧きます。

それと、先般、カール・パーマー・バンドのライヴで、
アーサー・ブラウンが「悪の教典#9第一印象パートⅡ」を歌った事に触れましたが、
ジョーダン・ルーデスが同曲を弾いて、
アーサー・ブラウンが歌っているヴァージョンも収録されるようですね。

演奏者名に、
ブライアン・オーガーの名前はありましたが、
リック・ウェイクマンの名前はありませんでした。

全体としては、
キース&グレッグ世代と、
新たな世代が一緒になって演奏したものが、
1枚のアルバムに収録されたという感じですね。

ジャケットに使用されているキースのイラスト画像が、
キース他界後に、
ブート等で出回っているCDジャケットのイラスト画像に、
右手のあたり以外は酷似しているのですが、
グレッグのイラスト画像も、既出のものであると、
ネット知人から教えてもらいました。

イラスト画像自体は、
70年代を彷彿させるもので、
悪くはないなと思うのですが、
ジャケットデザインを含めた作品として見た場合、
間に合わせ感が否めないものになったように思います。

予定通りリリースされたら、
レポートしますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。