BOX
THE nice THE IMMEDIATE YEARS
その3
本日もCDの内容とは全く関係のないレポートになります。
最近のボックスセットは、
収納されるCDが10枚以上ぐらいになると、
LPを入れるぐらいのサイズの、
ボックス仕様になるケースもあるかと思います。
「ファンファーレボックス」などもそうですね。
80年代の後半から90年代の前半でも、
プラケースCD数枚を収納する、
このようなLPサイズのボックスも存在していましたが、
その後は、アナログ盤のボックスとの違いを明確にするためか、
縦が長いボックスを見かけるようになりました。
最近では、
昨年、リリースされて、
当ブログでもレポートした「EL&Pのベスト3CD」のように、
デジスリーヴという紙製の3ツ折りのジャケットに、
コンパクトにまとめられるケースもあったりします。
そんな現状から見ると、
3CDに大きな箱というのは、
90年代の製品の象徴とも言えますね。
このボックスは、
プラケースCDを収納する箇所に関して、
妙味な作りをしています。
これが、4CDであれば、
収納部の上下は、
同じ凹み(くぼみ)なのでしょうが、
3CDとなった場合、
上下のどちらかに余分な隙間が生まれます。
その隙間を作らないために、
収納部の上部は、
部分的な底上げを施しています。
DISC3を置いて
プラケース取り出し溝もあります
ちなみに収納部は、
紙製のケースと分離します
このような作りは、
収納ボックスのデザインをする企画の段階で、
考えられた事だと思われます。
輸送、配送時における、
プラケースCDの遊びによる破損を防ぐ目的も、
あったのかも知れませんが、
制作する側が大雑把であれば、
上下の凹みの仕様は同じモノになっていたでしょう。
良い仕様のボックスだと感じてしまいました。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。