EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

BOX THE nice THE IMMEDIATE YEARS その3

2021-05-26 11:55:28 | Keith Emerson THE NICE関連
BOX 
THE nice THE IMMEDIATE YEARS 
その3

本日もCDの内容とは全く関係のないレポートになります。

最近のボックスセットは、
収納されるCDが10枚以上ぐらいになると、
LPを入れるぐらいのサイズの、
ボックス仕様になるケースもあるかと思います。
「ファンファーレボックス」などもそうですね。

80年代の後半から90年代の前半でも、
プラケースCD数枚を収納する、
このようなLPサイズのボックスも存在していましたが、
その後は、アナログ盤のボックスとの違いを明確にするためか、
縦が長いボックスを見かけるようになりました。

最近では、
昨年、リリースされて、
当ブログでもレポートした「EL&Pのベスト3CD」のように、
デジスリーヴという紙製の3ツ折りのジャケットに、
コンパクトにまとめられるケースもあったりします。

そんな現状から見ると、
3CDに大きな箱というのは、
90年代の製品の象徴とも言えますね。

このボックスは、
プラケースCDを収納する箇所に関して、
妙味な作りをしています。

これが、4CDであれば、
収納部の上下は、
同じ凹み(くぼみ)なのでしょうが、
3CDとなった場合、
上下のどちらかに余分な隙間が生まれます。

その隙間を作らないために、
収納部の上部は、
部分的な底上げを施しています。


DISC3を置いて


プラケース取り出し溝もあります
ちなみに収納部は、
紙製のケースと分離します

このような作りは、
収納ボックスのデザインをする企画の段階で、
考えられた事だと思われます。
輸送、配送時における、
プラケースCDの遊びによる破損を防ぐ目的も、
あったのかも知れませんが、
制作する側が大雑把であれば、
上下の凹みの仕様は同じモノになっていたでしょう。

良い仕様のボックスだと感じてしまいました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。