BRAIN SALAD SURGERY SONY アナログ盤 その1
本日の内容は、文中のリンク先のブログから、
10年以上経過しましたので、
それに伴って認識を改めて付記する事も出てきたという事や、
さらなる発見もありましたので、
「その1」という事で少し書いてみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/08/544e409f6fe97d2a80a3df74a6018ba8.jpg)
シュリンクは保管に都合の良い上部シール仕様でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/87/031dca58588a2f9515fadb6f7d576356.jpg)
シュリンク上のステッカーを拡大
金文字の部分はやや凹んでいますね
このレコードについては、
アルバム「恐怖の頭脳改革」の様々なヴァージョンに関してレポートする際に、
ジャケットの問題点に関して少しだけ触れて来ました。
このジャケットに関しては、
私の中では、最も悪いアナログリイシュー盤として捉えていたという事もあり、
タイトルを付けて取り上げる事自体に、
少し抵抗があったわけです。
レコードは聴いておりませんし、
聴けたとしても、
その違いを聞き分ける再生環境も現時点ではありませんので、
あくまでもジャケットに関してなのですが。
その後、グレッグ・レイクが、
カラオケツアーにおいて、
小道具として用いたのが、
このSONYのアナログ盤でした。
ジャケットの再現等にも関心を持っている、
EL&Pファンから見ると、
一目見て、SONY盤だと解る特徴があったわけです。
そもそも、
その特徴は普通に受けとめると「手抜き」が原因と、
思ってしまうわけですが、
その「手抜き」のおかげで、
ジャケットの特徴を記憶しているEL&Pファンには、
SONY盤だと解ってしまうわけですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/09/2175d44e4baa2c64a07d62db932dfb7b.jpg)
見開いた状態
とは言え、
「グレッグ・レイクがカラオケコンサートに小道具として用いたヴァージョン」
という事で、少しは箔が付いたわけです。
小道具として実際に使用されたアルバム自体も、
EL&P全盛時のステージ上のペルシャ絨毯や、
グレッグの様々なステージ衣装と共に、
オークションに出品されるという栄誉に恵まれたヴァージョンとなりました。
ジャケットの内側が白いという最大の特徴はともかくとして、
外観の配色に関しては、
この紙ジャケットCD、
なんで、わざわざ、
こんな配色にしたのか、
解りかねますが、
コレクターの記憶には残ります。
SONYでアナログ盤を制作するにあたって、
よりによって、
この紙ジャケットCDのジャケットの配色をベースにしたのは、
キャッスル時代のリイシューアナログ盤と同じモノを制作したくなかったという事も、
あるのかも知れません。
それと、リンク先では説明を省略していますが、
リンク先の写真のように、
真ん中の丸い部分のカットの仕方も、
オリジナルジャケットではなく、
英サンクチュアリの紙ジャケットCDに準じたカットの仕方をしています。
以上。
EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。