EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

バンド名「スカイドン」のタルカス演奏を見て

2014-01-18 09:54:28 | EL&Pファンの友人・知人から頂戴したもの
バンド名「スカイドン」のタルカス演奏を見て

アマチュアバンドでキーボードプレイヤーをしている知人が、
一ヶ月ほど前、「タルカス」を演奏しました。

「タルカス」を演奏するために、多くの時間と練習を費やして、
ライヴハウスでの公演まで辿り着く事ができたのでした。

12月でなければ、私も新幹線を利用して、駆けつける事ができたかも知れませんが、
諸事情で断念しました。

動画を見せてもらいましたが、
とても格好良くて、
アマチュアバンドとしては、出来る限りの事をしているように見えました。

と同時に一つの発見がありました。

演奏そのものを忠実に再現する事も楽しませる要素の一つですが、

こと、キースファンは、無意識に何を期待しているかが、解ったような気がしました。

その期待とは、EL&Pのライヴの間奏で表現されたりしている、
スタジオヴァージョンに含まれていない、
うねるような、暴れまくるような、無機質ともいえるような音をオーディエンスにぶつけてくる事ではないかという事です。
それは、オルガンの揺さぶりであったり、70年代はシンセであったり、5年ほど前は、テルミンであったりするわけですが。

解りやすい例えで言うと、
ライヴ盤「展覧会の絵」の「キエフの大門」で、徐々に盛り上がっていった時に、
前後のつながりを、ぶった切るように、いきなり出てくるガーガーガーとかギーギーギーとか、オルガンを揺さぶったりして発生させる音楽とは思えないような音。
あるいは、トーキングモジュレーターを手やお尻でこする時の音みたいなものです。

このような展開や音が、身体に染みこんでしまっているので、
何か、そんな感じの展開や音を出してくれないと、どこかで欲求が満たされないような感じになるのかも知れないです。

知人のライヴは、
そのようなキースの特色が濃厚に現れているように思いましたし、
単にテクニックだけでは、表現する事ができないキース魂をその響きのなかに感じました。

これは知人のキース愛が為せる技ではないかと思いました。

私は、現在、田舎在住という事や、
関東居住時は、EL&P冬の時代という事もあって、
アマチュアバンドのEL&P演奏を生で見た事は一度もありませんが、

youtubeで見る事のできる、優れたエレクトーン奏者のEL&Pとは違う、
EL&Pの特徴が伝わってくれば、
その演奏は、EL&Pファンの心に突き刺さるはずですね。

そんな事を知人の演奏を聞きながら発見した次第です。

当ブログにおいては、
動画のリンク等が、途中で削除されたりすると、
見る人がガッカリしたりするので、基本は貼ったりしないのですが、
今日は貼っておきますね。






以上。


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