EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

3(スリー) スリー・トゥ・ザ・パワー 初期CD盤 88年

2013-11-29 15:51:36 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
3(スリー)
 スリー・トゥ・ザ・パワー
 初期CD盤 88年



画像 プラケース内に収納している帯とジャケット

3(スリー)の今のところは、最初で最後のアルバムです。

埼玉県の北越谷付近のショップに予約注文して求めました。

イエスのように、ヴォーカリストやギタリストを替えたり、加えたりしながら、バンドとして生き延びている事などは、私はEL&Pには、全く期待していないわけです。

但し、イエスなどは、結果として、メンバーチェンジによって音自体が変化して、
成功を招き寄せる結果を導いているわけですし、
数年前の最新スタジオアルバム「フライ・フロム・ヒア」も、
英国チャートの18位ぐらいまで上りつめたという事なので、
売り上げという観点を考えると、成功した場合は、メンバーチェンジも肯定できるものかも知れませんね。

新しいメンバーを入れるのは、バンドが、生き延びるための一つの手法です。

86年に、エマーソン、レイク&パウエル崩壊後、
再度、EL&Pの集結が試みられたわけですが、メンバー間の折り合いがつかなかったようです。
そこで、エマーソン、レイク&パーマーを一度は分解し、
ロバート・ベリーを入れたという手法は、EL&Pにおける「90125実験」だったのかも知れませんね。
トレヴァー・ラビンなども、古い音楽雑誌を見ると、「90125」以前から、注目すべきミュージシャンとして、音楽誌の広告などに大きく載っています。

すなわち、あまり著名でない才気あるミュージシャンをネームヴァリューのあるミュージシャンと組ませる事によって、生き残りを計るという手法が実を結ぶと大成功、
実を結ばないと失敗という例が、3(スリー)だったのでしょう。

多くのファンは、3(スリー)ではなく、当然、EL&Pを求めていたわけです。
キースとグレッグの関係は、エマーソン、レイク&パウエル崩壊後、
最悪の状態を迎えていたようなので、
私の心の中では、EL&Pの復活などは、「ありえない出来事の一つ」になっていたような感じでしたね。

しかし、世の中には不可能を可能にする関係者というのがいるものですね。

おかげで、数年後に奇跡の再集結を目にする事ができたわけです。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをポチッとして応援してくださればとてもありがたいです。

2013年11月29日 yaplog!
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kiyo)
2013-11-29 22:42:45
コメントありがとうございますm(_ _)m


ELPはプログレの最高峰・・と津軽人も思いますよ~(*゚▽゚*)


ふむふむ・・

谷山浩子は、アルバム「もうひとりのアリス」

水越けいこは、「優しさをありがとう」

原田真二は、「シャドー・ボクサー」が好きです(´∀`)


以前も感じましたが、とても細かいところまで

追求しているブログって珍しいですよねヽ(´▽`)/

専門的な記事の作成、これからも頑張って下さいo(^▽^)o
返信する
Unknown (torioden)
2013-11-30 08:49:15
>kiyo様

コメントありがとうございます。

まさか、ここで、谷山浩子、水越けいこ、原田真二に関するコメントを頂戴できるとは思ってもみませんでした。

その音楽を聞いて涙を流した事があるので、プロフィールにちょこっと記しているんですよね。

自分は、楽器を演奏したりしないので、
機材がどうのとか書く事はできないので、
その分、周辺にまつわるアレコレの事を書いていますね。

EL&Pが音楽史の中で、どのように受け止められるかは、
何ともいえませんが、
偉大なるバンドとして、後々まで足跡を残せたなら、
彼らにまつわる周辺事項も、それなりに貴重になるとは思っているので。

>ELPはプログレの最高峰

ファンでもなかなかそこまで言い切る事はできません。

多種多様の音楽を聞いていると思われる方から、
そのような表現をしてくださると、
私もとても励みになります。

ありがとうございます。
返信する

コメントを投稿