サイン入りと称されて出品されているCD
「Pictures At An Exhibition」のCDが、
ヤフオクで「サイン入り」と称されて出品されています。
開始価格は¥3,000-。
出品されている画像を見ると、
メンバーのサインのようなモノが、
CDの盤面に入れ込んであります。
画像をコピペ 1
画像をコピペ2
出品者はこのような説明をしています。
「十数年前、骨董市で大量のCDを購入、倉庫に保管していたものの中の一枚です。
エマーソン・レイク&パーマー「展覧会の絵」で、イギリスで発売された英国盤です。
メンバーのキース・エマーソン (Keith Emerson)・グレッグ・レイク (Greg Lake)・カール・パーマー (Carl Palmer) 直筆と思われるサインが記入されています。
専門家に依頼、鑑定していませんので真贋は不明ですが、信憑性は高いと思われます。
ケースはキズ等ありますが、CD本体はきれいで視聴も問題なく、
リマスターエディションで大変高音質なライブ盤です。」
ちなみに、CD盤面の画像が、3枚アップされていました。
上の画像はそのうちの2枚です。
確かにこれは、
直筆によるサインと同様の形状ではありますが、
直筆のサインではないわけです。
現時点において、
3名の方がこの出品に注目しているわけですが、
この2001年英国ヴァージョンの特徴を理解して、
所持していない等の理由で注目している事もあるかと思います。
但し、本物のサインだと思って注目されている方がいるとすれば、
お気の毒ではあります。
出品者の方に悪気はないとは思っていますが、
出品するにあたっては、
もう少し盤面を観察して、
リリース年を調査して検索をすれば、
直筆サイン入りでない事は、
すぐにわかると思います。
EL&Pマニアであっても、
あわててしまうと、
「プラケース内のジャケットへのサインはよくあるが、
CD盤面に3人がサインをしているのは珍しいな!」
と、このヴァージョンを所持しているにも関わらず、
うっかり札を入れてしまうかも知れないので、
気をつけないと無駄な出費になります。
以上。
EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。
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