ストレンジデイズ 2010年8月号
amassのニュースによると、
EL&Pのアルバム、
邦題「恐怖の頭脳改革」に収録された楽曲、
「悪の教典#9(KARN EVIL #9)」に基づいた、
映画化の企画が進行中であるとの事。
ネット知人によると、
カール・パーマーがツィッターで発信したらしいです。
amassのニュースを読む限りにおいては、
「レーダー・ピクチャーズが「Karn Evil 9」をSF化する権利を獲得。」
とありました。
エグゼクティブプロデューサーも決定しているようで、
プロデューサーは、「Karn Evil 9」を作り上げた、
EL&Pの先見の明に惹きつけられるものがあったようです。
何もないよりは、
喜ばしい話ではあります。
無事に映画化が為されて、
そこそこヒットし、
それを縁として、
アルバム「恐怖の頭脳改革」に触れる方が出る事を、
期待するものです。
ギーガーの描いたジャケットが、
映画のコンセプトアートか何かで、
映像の中に何かの象徴として加わると、
ファンとしてはワクワクするのですが、
おそらくそれは無いでしょうね。
本日は、何か雑誌類を取り上げようと思っていたのですが、
このニュースにちなんで、
恐怖の頭脳改革が表紙になっていた「ストレンジデイズ」を持ってきました。
この表紙、
下部の帯状の色が、
見開きジャケットの内側の色を配色する細やかさ
10年は経過していないので、比較的新しめの雑誌になります。
「EL&Pと仲間たち」というコーナーがありまして、
本号の特集記事の1つになっています。
EL&P本体のアルバムもカラージャケットで紹介されており、
それぞれに解説が付いています。
アルバムの解説というのは、
音楽評論家によっては、何度か同じアルバムの解説を、
違う雑誌等で書いたりしているかも知れません。
そうなると、
全く同じ事を書くわけにもいかないので、
楽ではないように思います。
続いて、これまでありそうで無かった企画として、
EL&Pのメンバーと実際にご縁のあったミュージシャンのアルバム(レフュジー等)や、
実際にご縁がなくても、音作りの点で、EL&Pに影響を受けたと思われる、
アーティストのアルバムをカラーで取り上げています。
この企画に登場しているアーティストのアルバムは、
そのうち、取り上げる事もあるかと思います。
あと、
同年3月に東京オペラシティで、「オーケストラタルカス」を行った、
吉松隆氏へのインタビューも掲載されていますね。
加えて、
広告営業担当の方は特集を組むにあたり、
音楽会社にカラー広告を勧めたのだと思いますが、
表紙の裏に、
ビクターエンタテイメントさんの、
EL&PのSHM-CDのカラー広告があり、
裏表紙の裏には、
EMIさんのカリスマ時代のナイスのSHM-CDのカラー広告があります。
素人から見ると、
とてもタイミングが良くて、
結果として、
特集記事に花を添えている印象があります。
とは言え、
このような特集記事も、
リイシューアルバムの発売が決まって、
それに合わせて特集記事を書くという流れなのかもしれないので、
音楽会社と音楽雑誌の持ちつ持たれつの関係で、
為されている事なのかも知れませんね。
雑誌の概要は以上ですが、
映画に関しては、
ニュースに書かれていた周辺事項を、
追い続けてみたいと思っております。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
映画化については、
自分なりに探っていますが、
音楽も含めて、
期待しないでいた方が、
良いような感じがしています。
追って、探りレポートを綴ってみたいと思っています。