EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

Greg lake with Gary Moore Welcome Back My Friends

2021-02-01 18:42:20 | Greg Lake関連
Greg lake with Gary Moore
Welcome Back My Friends


ペラ紙2つ折りジャケット

昨年の6月頃に発売されたライヴCDです。

いわゆる、81年の英国のハマースミスオデオンでの公演は、
幾つかの国々で、
ジャケット等を替えて、リリースされてきているのですが、
これもその1つです。

何度もリリースされるCDを、
その度に新品で購入しているわけではないのですが、
たまたま未開封の中古品を見つけましたので、
送料を無料にするために他の商品と一緒に入手してみました。

収録曲順も既発のCDと同様です。

何とも形容し難いジャケットであった、
同じくハマースミスオデオンのライヴである「LONDON '81」は、
クリアヴァイナル盤のみを取り上げていましたが、
それに比すと解りやすいジャケットデザイン。

CD盤面にもジャケットデザインを取り込んでいます。



CD盤面

ディスクユニオンの記述では、

「全編において強烈かつ貴重な初CD化となる公演!! 」

となっており、
この表現の意味するところは、
今ひとつ解らなかったのですが、

「FM Broadcast用に録音されていたため」

との説明があります。

すなわち、これまでのライヴCDとは、
録音が異なっているので、
初CD化という事のようですね。

既発のCDと、
聞き比べてはいないのですが、
8曲目に収録されている「Love You Too Much」に、
落とし穴があります。

1分41秒から2分1秒の間に、
全く別のバンドの別の曲の音が、
突拍子もなく入り込んでいます。

このメロディーとヴォーカルは、
プログレのオムニバスアルバムで、
聴いた事があるので、
ジェスロ・タルか何かの曲だと思われます。

むしろ、別音源というよりは、
FM Broadcastでオンエアされた音を録音していたら、
電波が混信して別のバンドの音が15秒ほど紛れ込んでしまったのを、
あえて無視して、そのままCD化したという事なのでしょう。

ヴァージョン違いを揃えているマニアにとっては、
「珍品」かも知れませんが、
グレッグの81年のライヴCDを初めて購入する人にとっては、
災難ですね。

国内仕様盤が出ない理由も、
これが原因なのでしょう。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。