Greg lake with Gary Moore
Welcome Back My Friends
ペラ紙2つ折りジャケット
昨年の6月頃に発売されたライヴCDです。
いわゆる、81年の英国のハマースミスオデオンでの公演は、
幾つかの国々で、
ジャケット等を替えて、リリースされてきているのですが、
これもその1つです。
何度もリリースされるCDを、
その度に新品で購入しているわけではないのですが、
たまたま未開封の中古品を見つけましたので、
送料を無料にするために他の商品と一緒に入手してみました。
収録曲順も既発のCDと同様です。
何とも形容し難いジャケットであった、
同じくハマースミスオデオンのライヴである「LONDON '81」は、
クリアヴァイナル盤のみを取り上げていましたが、
それに比すと解りやすいジャケットデザイン。
CD盤面にもジャケットデザインを取り込んでいます。
CD盤面
ディスクユニオンの記述では、
「全編において強烈かつ貴重な初CD化となる公演!! 」
となっており、
この表現の意味するところは、
今ひとつ解らなかったのですが、
「FM Broadcast用に録音されていたため」
との説明があります。
すなわち、これまでのライヴCDとは、
録音が異なっているので、
初CD化という事のようですね。
既発のCDと、
聞き比べてはいないのですが、
8曲目に収録されている「Love You Too Much」に、
落とし穴があります。
1分41秒から2分1秒の間に、
全く別のバンドの別の曲の音が、
突拍子もなく入り込んでいます。
このメロディーとヴォーカルは、
プログレのオムニバスアルバムで、
聴いた事があるので、
ジェスロ・タルか何かの曲だと思われます。
むしろ、別音源というよりは、
FM Broadcastでオンエアされた音を録音していたら、
電波が混信して別のバンドの音が15秒ほど紛れ込んでしまったのを、
あえて無視して、そのままCD化したという事なのでしょう。
ヴァージョン違いを揃えているマニアにとっては、
「珍品」かも知れませんが、
グレッグの81年のライヴCDを初めて購入する人にとっては、
災難ですね。
国内仕様盤が出ない理由も、
これが原因なのでしょう。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。