週五日記

ボチボチがんばります

THE CRISIS of GLOBAL CAPITALISM

2012-03-22 10:02:49 | Weblog

『グローバル資本主義の終焉』

ジョージソロスさんの本。アマゾンの中古本で

なかなか届かなくてイライライラ。危うく2冊買うところだった・・・

という、振りの文章はいらないかな?

 

タイトルで、買うっきゃナイトになってしまった。

序論だけでも、かなり刺激的である。

キーワードをあげれば、前回と少しかぶるが、

誤謬性、相互作用性、開かれた社会の三つ。

 

序論で特に強調されているのが、『グローバル社会』が無いのに『グローバル経済』

だけ存在することは、欠陥である、というニュアンスの文章。

あと、刺激的だったのが、わたしのイメージするソロスさんから、『国民経済』という

言葉が出てきている点。まあ、本来ならば、翻訳なので、原文にあたらないと

いけませんが、『グローバル資本主義』と『国民経済』の対置が、昨今いわれている

ニュースとリンクする。

 

あと、資本の移動性についての記述も、ソロスさんからきくと説得力がある。

あと、経済学の『均衡』が果たして、市場原理主義のなかで機能するのか?という

ニュアンスの文章も刺激的である。

 

あと、常に『頭の思考』と『現実』があっているかどうかの検証が大事だとニュアンスの

文章が、かなり内省的で、誠実なひとだなと勝手に思った。

コメント
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