週五日記

ボチボチがんばります

医療サービス価値企画

2012-03-24 09:16:35 | Weblog

この本を読んで、

医療経営の難しさを改めて痛感。

ざっくり言えば、『医療の質の向上(+医療の標準化)』と『医療資源の削減』を

いかに『同時に』両立するのか?

 

アメリカの医療が、『お金もうけ主義』的にいわれることが多々あるが、

だから、その管理手法を、一刀両断にダメだという時代は終わっている。

 

クリティカルパス(あるいは、診療プロトコル等)は、多職種が話しあって

情報共有できるデジタル機器(パソコン等)やソフト(電子カルテ)にのっかった『ホワイトボード』の役割を

果たしている。

つまり、時間と、お金と、情報の制約の中で、『医療の質』と『医療資源の削減』の両方に

配慮しながら、ベストな解を発見することが、『医療経営』ではないか?

 

クリティカルパスをつくって、それをベースに『収支予測』することは、

上記を達成しているのではないか?しかし、そのことを、多職種の人たち全員が

大枠合意したうえで、やれる病院はその時点で、かなり素晴らしい『組織風土』を

有していると思う。

『大枠合意』のためには、『組織風土』が重要。

 

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