週五日記

ボチボチがんばります

とある学会IN福岡

2012-06-04 08:59:28 | Weblog

行く前に、気分がわるくなったが、

なんとか○○袋をもって福岡へ。

福岡らしいことは、一蘭のラーメンのみ。

 

行けばいったで、刺激的な発表。

(1)土壌汚染について

環境負債の認識や、環境投資と株価の関係性について。

確かに、企業が生産活動をして、その結果、土壌汚染をしていても、

なかなか株主には窺いしれない。土地の所有権の問題とからんで、

所有権者以外は、土壌汚染の調査すら出来ない。

もし、環境負債として財務諸表上認識すれば、少しは株主に企業の環境への

配慮が伝達出来るのではないか?なるほど。

モデルの説明が私にはザックリしかわからなかったが、相関はあるようである。

(2)会計と税

当たり前の話であるが、会計が変化すれば、それを斟酌するとなっている

税法は、その変化を斟酌するか、無視するか判断せねばならず、

しかし、その判断プロセスは、一般には伝わらない。

特に東電の会計処理は、税法に与える影響を含めて考えてみたいと思った。

しかし、東電の税務申告書が開示されてないので、よくわからないが。

(3)アカウンタビリティのお話

抽象度がかなり高いが、刺激的であった。

経営者(会計情報を開示する側)が、株主等(会計情報を享受する側)に

会計情報を開示する場合、人間が『自分のことはわからない』ということがあることからすれば、

経営者自身で、会社の情報が理解出来ていないのではないか、という問題意識のように思えた。

経営者は、『株主等の「他者』の要求を取り込んで』開示することになる。

そうして開示する場合に、株主等の他者のおかれたコンテクストを十分に理解して

会計情報をつくることは、そもそも可能なことなのであろうか、という投げかけのように思えた。

もし不可能であるならば、経営者と株主が一緒に会計情報をつくる必要があるのではないか、

となるが、それは現状では完全に無理な話。

しかし、いまふと思ったが、基本的に、利害が相反する株主と経営者であるけれども、

部分的には利害が「一致」するのではないか、と思う。

そうであれば、医者と患者が一緒に対話しながら「診察」を行うようなイメージで、

経営者と株主も協力しあえるのではないか。

(4)経営者メッセージのテキストマイニング

「テキストマイニング」の手法の限界がかなり気になった・・・

 

 

 

 

 

コメント
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