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小学生の頃、剣道を習っていました。昭和45年頃のことです。
田舎の小さな小学校でしたので部員は多くはありませんでしたが、それでも10人くらいはいました。
酒田は剣道の盛んな地域でしたのでどの学校でも剣道の練習があり、大会ともなると会場に入りきれないほど選手がいたものです。
今は子どもの数も少なくなり、剣道を習う子もほとんどいなくなってしまいました。
久しぶりに小学校の体育館を訪れたら、小さな女の子が先生に稽古をつけてもらっていました。
夏、古い体育館で少女は汗をいっぱいかきながら、元気な声で打ち込みをしています。
少女のかけ声と乾いた竹刀の音、外からはうるさいほどの蝉の鳴き声がしています。
遠い夏の記憶。
なんだか無性に懐かしくなって、携帯電話のカメラで写真を撮りました。
ふと、あの頃に戻りたくなる季節、夏。
けたたましい蝉時雨は、人の魂を現実の世界から遠いあの日に連れて行ってくれる水先案内人のようです。
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このフレーズはいいですね。
蝉はそれぞれの固有のイメージがあって、ヒグラシやツクツクボーシに様々な思い出を呼び起される人も多いんでしょうね。
蝉時雨って、頭の上から蝉が一斉に鳴いている中にいると本当に現実感が遠のきますよね。体調が悪いと暑さも相まって目眩がしそうです。(^^;)
でも、現実感が遠のくと色々と昔の事やら子供の時の事やら思い浮かんできて、心が遠いあの日に戻っていくのがわかるような気がします。
ヒグラシは一匹だけ寂しそうに鳴いてくれると本当に切ない気がしますよね。
やはり、夏には蝉が欠かせませんね。
(^^)/
友達の多くが、そこに通っておりあこがれでもありました。
剣道は今でも好きです。なぜなら、「礼儀」を重んじて、決して「スポーツ」に変わっていないからです。
そこにはガッツポーズも無ければ、派手な入場や、表彰式も無いことです。
「六三四の剣」大好きだったなぁ~。
息子にも剣道やらせたいと思っています。
剣道、良いですよね。
私も小学生の時やっておりました。私の子ども達は、2人とも剣道をやっていますよ。
一括りにスポーツ、とされていますが、剣道は正確にはスポーツでは無いのではないかと思いますね。
礼が第一で常に相手のことを思いながら自己を高めて行くのが剣道です。もちろん、相手に勝ったからと言ってガッツポーズなんかしたらその場で失格になります。自分を高めてくれた相手を軽んじて侮辱する行為です。
また、面や小手を打てたとしても、すぐには1本にはなりません。残身が大切です。つまり、きれいな“形”になっていないと1本にはならないのです。
「六三四の剣」、私も大好きで全巻持っていますよ。子ども達も愛読書です。
是非、息子さんにやらせて下さ~い♪
(^^)/
おおっ♪ 卒業生ですね。コメント頂いて嬉しいです。
この写真はおっしゃるとおり、港南小学校の体育館です。三中時代からのものですのでかなりの年代物ですね。
剣道部員は、昨年までは男子3名女子5名おりましたがほとんどが6年生でしたので、現在は女子3名だけになってしまいました。全盛期の頃は30人以上いたんですが、寂しいです。
同校は今年40周年で、実は私も40周年記念行事の委員になっているんですよ。
記念誌の編集作業をしていますが、ピーク時には800名くらいいた全校児童ですが、現在は180名まで減ってしまいました。
中心市街地が学区ですので、市街地の空洞化の影響をもろに受けた形になってしまいましたね。
私の子供達も“港っ子”でしたが、いつまでも無くなって欲しくないという願いもかないそうにありません。とっても残念です。
ではでは、今後ともよろしくお願いします。
(^^)/