冬に咲く
2009-02-07 | 花
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Nikon D200 TAMRON SP90□□
今年もまた庭に寒椿が咲きました。
ずっと前から咲いていたのでしょうが、雪が降り白一色となってはじめてハッとするような鮮やかな赤色に気が付きました。
この寒椿、名前は「椿」となっていますが、実は山茶花と椿との交雑種で植物としての特徴は山茶花の方に近いのだそうです。
例えば椿は花が終わるときに花が丸ごと落ちますが、寒椿は山茶花のように花弁が一枚一枚落ちます。それに、葉が椿よりも山茶花の葉そっくりなのです。ですから、名は椿となっていますがどちらかというと山茶花の亜種という位置付けのようなのです。
花期は、山茶花が10月~1月で、椿は主に3月~5月、そして寒椿は1月~2月と、山茶花と椿との間を埋めるように咲くのです。まるで、お父さんとお母さんの隙間を繋ぐ子どものようですね。
それにしても、せっかく花開くのに何故わざわざこの真冬を選んで咲くのでしょうか?
理由は分かりませんが、雪の中に凛として咲く寒椿の美しさは格別です。
その姿は、寒さに震える人間に「堪えることの美しさ」を教えてくれているようです。
白い国に暮らす人々の心に勇気と希望を真っ赤に灯す花、寒椿。
この花は、雪融けが始まる頃、その花弁を一枚一枚落として春を呼ぶのです。
寒 椿 は ら り は ら り と 冬 が 行 く
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寒椿―心に生きる魔法の言葉 (ノベル倶楽部) 江藤 薫 日本文学館 このアイテムの詳細を見る |
とっても情緒のある、景色がお庭にあるんですね。
真っ白な色の少なくなった世界に、真っ赤な花びらはとても映えて素敵
寒い寒い季節にも、こんなにも赤く咲いてる寒椿は
健気で愛おしくさえ思えます。
私の所では、見たくてもなかなか目に出来ない景色なんですもん!
伊藤さんの撮られる素敵写真に、自然の素晴らしさをたくさん教えてもらっています。
雪げしき、見たいなぁ~
真っ赤な寒椿の花に葉に積もる
時々バサッと音を立てて
枝がしなり雪をはねる
そしてまた静かな時が流れる
濃い緑の葉と
真っ赤な椿と
真っ白な雪と
日本の冬の景色ですね
あとで修正しようかな。
言われてみれば何故冬に花を咲かせるか確かに不思議ですね。だれが受粉するんだろう?小鳥?
それにしても鮮やかな赤で綺麗だし、雪が似合う花のような気がします。
とありましたが 北海道にはないんですよね?
見たことないように思いますし 北海道ならフリーズドライかも^^;
雪のなかで咲く この赤がなんとも艶やかです
伊藤さんのこの花を愛おしむ心が 伝わってきます
数々のお写真を拝見して このブログの「風の記憶」
の意味が 最近よーくわかります
この季節実は、気持ちが落ち込みがちなのですが…
ここへ来るとそれもどこかへ行ってしまいます!
庄内の良さをどこよりもここで感じられるから…。
寒椿はらりはらりと冬が行く
…素敵な句ですね~~。
小さい庭ですが、結構色々なものが植えてありますね。(^^;)
この寒椿は毎年楽しみにしているのですが、やはり雪が降ると特に良いですね。
でも、この撮影した日以降、雪は融けてしまって、現在は全く雪はありません。雪が無いどころか、気温も結構上がっていますので、今日、梅の花が一輪咲きかけていました。
季節の移り変わりが早くてビックリしている今日この頃です。
(^^)/
またまた素敵なコメント、ありがとうございました。
そうそう、まさにそんな風情の日でした。
加えるとすると、冬の庄内の音、白鳥の鳴き声が遠くでしておりました。
もっとも、住宅街ですので時折 車の通る音はご愛敬です。
(^^)/
先ほどブログで拝見しましたが、確かに寒椿のように見えますね。葉っぱの周辺がギザギザがついているようですし、花びらが咲きに落ちて雄しべや雌しべが残っていて最後に落ちるようですから。
もっとも、専門家でも山茶花と寒椿は見分けが難しいそうです・・・。
(^^)/
そうかぁ、北海道には無いかも知れませんね。
たまに北海道にも出張しますが、草木の様子がこちらとは少し違っているように見えますものね。
もっとも、千歳空港から札幌までの様子しか知りませんが・・・。(^^;)
大自然の絶景も素晴らしいですが、何気ない風景の中に季節を見つけるのもまた大好きです。
(^^)/
この時期の庄内は、灰色の空に地吹雪とさすがに気持ちの上ではなかなか晴れない季節ですが、そんな季節にも自然はちゃんと楽しみを用意してくれているのかな、と思ってしまうような風景ですね。
白い世界に中に真っ赤な花が凛としてある風景は本当に立ち止まって見入ってしまうほどです。
何か生きる勇気と希望を与えてくれるような、と言ったら少し大げさでしょうか。でも、そんな気がします。
俳句は自作です。ちょっとお恥ずかしいのですが・・・。
(^^ゞ