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爽やかに澄んだ秋晴れの空、今年も庄内平野は黄金色に染まり刈り入れの時期を迎えています。
さざ波のように田んぼの上を穂波が渡り、町中に豊かな藁の薫りが漂いはじめました。
そんな豊かな実りの庄内平野ですが最近ちょっと心配事が一つ。お米の消費量が年々減っていることもあり休耕田や転作田が目立つようになってきたことです。
お米は言うまでもなく日本人の主食ですが、ただ単に食べ物と言うことではなく、日本の文化風習、芸能や芸術、文学や音楽などなどあらゆる面で日本人の精神性に深くかかわっています。
日本各地で行われる夏祭りや秋祭りは、田の神に豊作を祈ったり感謝することに由来していますし、田楽(でんがく)などの芸能も田植えのときのお囃子や唄が始まりだといわれています。冠婚葬祭などの大切な儀式の時には白いごはんを高く盛って神物などに供えたりする習慣も残っています。
それに、江戸時代の武士の給料(禄高)を50石とか200石とか言ったり、大名の大きさを○○万石大名と言ってお米の実入りの大きさで表した国は日本以外にはないのだそうです。
そもそも、日本は「瑞穂の国」と言います。「瑞穂」とは稲のことです。
つまりは日本文化とはお米文化と言っても良いと思うのですが、稲作が廃れていくと言うことは日本文化が無くなってしまう、ということのように思うのです。
「お米を一粒でも残したりしたら、罰が当たるよ。」
私はそう言われて育ちました。
普通は「食べ物を粗末にしたら・・・」でしょうが、ここは「米の国庄内」です。お米には特別な思い入れがあるのです。
ところで、JA全農庄内さんで 『庄内米ファンクラブ』 というサイトを立ち上げました。
「・・・、「米」の文化を守り発展させることは、私たちに課された重要な任務でありますし、庄内米ファンの拡大をはかることが少しでも「米」の消費拡大に結び付けばと考えます。」と言うことだそうです。
会長はあの映画「蝉しぐれ」の監督の黒土三男さんです。
庄内米を産地精米でネット購入できたり、庄内の特産農産物が抽選で当たるプレゼントキャンペーンなどもあるそうです。
是非ご覧になって、美味しい庄内米を知って、食べて、ファンになってください。
美味しいよ~、庄内米♪ (^^)/
→ 『庄内米ファンクラブ』
→ (JA全農庄内 - おいしい国 庄内 - )
→ (米ネット:お米ものしりゾーン)
>SPOONの今月号に伊藤さんの写真載ってましたね。
おっ! めっかっちゃった。(^^ゞ
そうなんですよ。「シーニックバイウェイ庄内」さんのHPに投稿したら採用されまして・・・。でも嬉しいものですね~、自分の写真が雑誌に載るなんて。
実はもう一枚あるのです。
見たい場合は
→ http://www.shonai-view.jp/
ここの「投稿写真一覧」をご覧くださ~い。
I太太さん、見つけてくれてありがとうございました。
稲刈りもほとんど終わったようで、田圃の稲穂は姿を消して少し淋しい景色です。
ところで、SPOONの今月号に伊藤さんの写真載ってましたね
今日届いたのを見て、嬉しくなってカキコしにきました
稲穂の黄金色って見ているだけで何か満ち足りた気分にさせてくれます。
一昨年、台風の影響で北庄内の多くの稲が刈り取り前に塩害で白茶けた稲穂になってしまったときは、見ていて寒気がしましたね。
農家の方の多くの苦労が一瞬にして無に帰したような悲しみの色でした。
人間が農作物を作る・・・、と言いますが本当はそのほとんどは自然天候に左右され、農作物は自然が作ってくれるのです。だからどんなに近代化が進んでも農家の方は神様へ祈る気持ちは変わりません。
人間、すべからくそのような謙虚な気持ちを忘れてはいけないのだと思うのですが・・・。
稲を育て、田植えをし、水の管理をし、稲刈りまで虫がつかないように育て、私たちの手元に届くまでどれだけの手間暇がかかるかを考えると、お米のありがたさをしみじみ感じて、食べさせていただける、ただ、お金を出したら買えるのではないのですから、おいしくいただけさせてもらえるのは感謝しないとなりませんね。
おおっ♪ 本物の農家の方ですね。
私は農家ではありませんが、遊佐に生まれ育ちましたので友達はほとんど農家です。ですから、農業のこととなると自分のことのように感じてしまいます。
日本の食文化=水田農業ですね。
農家はいろいろと大変ですが、がんばってください。
喜んでリンクさせていただきます。
綺麗な稲穂ですね。
私も、稲刈りに精をだしていますが、稲穂をながめる余裕がありません。
昔は、農作業は神事と考えられていました。
武士の給料が米だった、つまり米が本位貨幣だったんですかね。
正に「水田農業は日本の食文化を守る」です。
肉食文化に負けるな。
後ほどリンクお願いします。
>パンは毎日食べ続けると飽きてしまいますが、お米はどうして毎日食べても飽きないのでしょう。
本当ですねぇ~。
日本人のDNAでしょうか。
ご知人とのコラボサイト、新作できましたね。
しかも鳥海山を20枚!!
これは行かねば~♪ 楽しみです。
何せバタバタ生活しているものですから・・・。
稲穂の写真、気に入ってくれてありがとうございます。
実は私も毎年失敗だらけだったんですよ。天候や時間帯にも左右されますから難しいんですよね。
今回のは、リバーサルフィルムという発色の良いフィルムと、一番軽いソフトフィルターを使いました。それに、画面全体を黄金色にしたかったので黄色の稲の葉っぱをレンズの手前に置いて天然のソフトフィルターで撮影しました。
そんな感じで様々な角度から20カットぐらい撮った中の一枚です。
フィルム代や現像代、スキャンの手間暇・・・。好きでなけりゃやっていけませんね。
flolさんも言われましたか、お米の大切さ。
そう言えば、flolさんのブログも田畑の写真が多いですよね。良いですよね~、田んぼ。
それに、収穫後のこぼれ米を拾った、ってことは稲刈りの経験があると言うことですよね。
何か、親近感♪
私もご飯を食べないと生きてゆけない米人間です。
すごい!すごい! 武久塾の主催じゃないですか。
頑張ってますねぇ、ぶくさん。
興味はありますが、その日は超多忙ですね。
PTAやら自治会やら・・・。
お身体をこわさないようにして頑張って下さいね~。
お米の件、おっしゃる通りです。
日本人って、凄い不思議だと思うのです。
パンは、どうしても毎日食べ続けると飽きてしまいますが、
お米はどうして毎日食べても飽きないのでしょう。
有り難くお米を頂かなくてはいけませんね。
そう、以前にカキコした、知人とのコラボサイトです。
先週から公開しておりますので、伊藤さんも見に来て下さい!
鳥海山の写真、20枚程掲載させてます!
http://seasonz.net/
稲穂の写真・・・ただただため息が出ます。
素晴らしいですね。
先日私も田んぼへカメラを持って出掛けてみました。
数枚撮影して家に戻り、わくわくしながら見てみたら・・・
まったくといっていいほど、気に入るものがありませんでした。
愕然としてしまい、自己嫌悪・・・(苦笑)
花や木々とは違う難しさを痛感していたところ・・・
伊藤さんのこの写真。。。見事だと思いました。
感動をありがとうございました。
わたしはおばあちゃんから、
「お米一粒できるのに1年かかっているんだからね」と教わりました。
まだほんの小さい頃、おじいちゃんに
「flolは米粒を拾うのが上手だな」とおだてられ、
収穫後にこぼれ落ちた米粒を一粒一粒拾った覚えがあります。
パンが無くても生きていけますが、
お米は一日最低一回は食べないと生きていけないわたしです(笑)