寒椿
2008-02-04 | 花
Nikon D200 TAMRON SP90soft□□
自宅にて□□
今日2月4日は『立春』です。
「立春」とは「春が立つ日」と言うことです。寒さがあけて春に入る日、はじめて春の気配が感じられる日という意味で、「春の初日」「春が生まれる日」とも言えますね。
昨日2月3日は『節分』でした。豆まきをした方も多いのではないでしょうか。
「節分」とは「季節を分ける日」という意味で、節分に豆まきをするのは、一年の終わりに厄払いをして新しい年に福を呼び込もう、という願いがあるのです。
つまり、立春は季節の始まり=季節の「お正月」で、節分は季節の「大晦日」と言うことでしょうね。
但し、「春」と言っても「立春」は「大寒」という寒さのピークの峠をやっと越えたところですので、一年のうちで最も寒い時期、と言うことにはかわりありません。
北国では寒さの真っ只中、暖かい本当の春はまだまだ遠い彼方です。
そんな寒さのピークに咲く花と言えば「寒椿」があります。
冬、彩りの無い厳しい季節の中に、あえて一人凛として真っ赤に咲く寒椿。
その赤は、冬を越えようとする雪国の人間の心に春を灯す希望の赤色です。
やがて、寒椿の花弁が一枚また一枚と落ちるたびに、春は近づいてくるのです。
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この赤はなんと表現したらいいのでしょう!
白の、青の、そして赤の極み。。としか言えません。
しばし見とれていました。
因みに、我が家の小さな庭にも今寒椿が咲いています。凛と!
こちらは例年よりも多い雪ですが、先週の土日にだいぶ融けてきました。でも、まだまだ春にはほど遠い寒さで、これから何度も雪が降っては融けてを繰り返しながらゆっくりゆっくりと春になってゆきます。
そんな中、寒椿の鮮やかな花には本当に勇気づけられます。
東京は積雪で大変でしたね。風邪など引かないように気をつけてくださいね。
(^^)/
雪国の冬は、本当に彩りを求めてしまいますよね。
寒椿のように凛とした女性でありたいと思うmimosaでした(微笑)。
圧倒的な白い世界にぽつんと赤、鮮やかですよね。
何故この時期を選んで咲くのか?自然は本当に不思議です。
>凛とした女性でありたい。
昔の日本人は自然と共生していましたから、きっと寒椿に憧れて凛とした人間が多かったのでしょうね。
現代においてはそれに気が付いた方が、凛とした人間になれる一番近い場所にいるのだと思います。
きっとmimosaさんは凛とした女性になれます。(^_^)v