レヴィストロース神話学第2巻、蜜から灰へDumielAuxCendresを部族民通信のホームページに投稿した。同書の紹介は2018年6月に本ブログに入れています。今回加筆し、テーマを追加した。
本書は喪失の書とされます。喪失perteはレヴィストロース本人が用いているので、投稿子もこれに遵じて読み進めて、第一章(一部、乾期と雨期から蜂蜜狂いの娘)第2章カエルの饗宴変奏曲全6曲(変奏曲とはレヴィストロース用語です、それぞれの曲に神話が紹介されている)を紹介しました。
要約;
1 かつては蜜があふれ、肉(野ブタ)は食べきれないほど積み上がっていた
2 自然と文化が同盟を結んでいた。自然の豊饒を人が教授できたのだ。
3 自然文化の同盟を破ったのがうっかりの禁忌破り、しかしその奥には独り占めしたい、もっと享受したい、人の欲望があったのだ。
この趣旨で変奏曲の主題メロディーがかなでられ、6部の変奏となって紙面に繰り広げられる。
写真(パワーポイントで作成した表を2)添付します。
本書147頁掲載の表、
6の変奏曲の和声分析です。左のコラムに「実体か言葉か」がある、実体とは物に関しての禁忌、例として「水をかけてはならぬ」のにおふざけで水掛した。言葉は本名を口にしてはならない、しかしふと出てしまった、など。
2段目はその行為には互換性があるのかないのか。互換性のある行為は比喩としてほのめかされる。
上記表を日本語にした。3,4,5,6の列は+とーが連続している。この意味は
1 自然と文化の出会いは-偶然(レヴィストロースの解釈)、恣意性がみられる+を投稿子が提案する。
2 同盟は結ばれたかにはすべての変奏曲神話が+。そして、
3 同盟は断絶か継続かではすべてが断絶。
表の全体図です。
本稿をホームページでお読みください。
(左のブックマーククリックあるいは部族民通信でネット検索)
本書は喪失の書とされます。喪失perteはレヴィストロース本人が用いているので、投稿子もこれに遵じて読み進めて、第一章(一部、乾期と雨期から蜂蜜狂いの娘)第2章カエルの饗宴変奏曲全6曲(変奏曲とはレヴィストロース用語です、それぞれの曲に神話が紹介されている)を紹介しました。
要約;
1 かつては蜜があふれ、肉(野ブタ)は食べきれないほど積み上がっていた
2 自然と文化が同盟を結んでいた。自然の豊饒を人が教授できたのだ。
3 自然文化の同盟を破ったのがうっかりの禁忌破り、しかしその奥には独り占めしたい、もっと享受したい、人の欲望があったのだ。
この趣旨で変奏曲の主題メロディーがかなでられ、6部の変奏となって紙面に繰り広げられる。
写真(パワーポイントで作成した表を2)添付します。
本書147頁掲載の表、
6の変奏曲の和声分析です。左のコラムに「実体か言葉か」がある、実体とは物に関しての禁忌、例として「水をかけてはならぬ」のにおふざけで水掛した。言葉は本名を口にしてはならない、しかしふと出てしまった、など。
2段目はその行為には互換性があるのかないのか。互換性のある行為は比喩としてほのめかされる。
上記表を日本語にした。3,4,5,6の列は+とーが連続している。この意味は
1 自然と文化の出会いは-偶然(レヴィストロースの解釈)、恣意性がみられる+を投稿子が提案する。
2 同盟は結ばれたかにはすべての変奏曲神話が+。そして、
3 同盟は断絶か継続かではすべてが断絶。
表の全体図です。
本稿をホームページでお読みください。
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