蕃神義雄 部族民通信

レヴィストロース著作悲しき熱帯、神話学4部作を紹介している。

牛の丸ごと薪燻り、酋長さんの出番

2019年07月13日 | 小説
牛の一頭は諸般の事情で手に入らない。入ったとしたところで先立つモノが無いから買える訳など無い。
近辺スーパーを視察するとロース肉が安い。
肩ロースなる部位、固いし筋が入っているから
ステーキには向かない。
薪火で丸焼きすれば食えるくらいにはなるか。
 そんならビンボー人向け限定丸焼きだ。
前回投稿(鶏の丸やき)では「強火の遠火」式に鶏を火炎の上方に置いた。酋長さんはそのやり方をボロロ族はとらぬと疑義を入れた。そこで間接燻りの竈を作成した。ブロック15個。)いかにかたまり肉を燻るのか、手順も食い方も部族民式に解説する。


鶏ガラに焦げ目を入れてソースの元にする。写真での左側に「燻り」室を設けた。


近辺のスーパーAで購入したアメリカ牛(アンガスとか)肩ロース4キロ弱


塩胡椒、ベイリーフなどでシーズニング


燻り室の位置、奥に木のくゆりが覗ける。燻り時間は4時間ほど。燻る時には鉄板で閉める。昼の2時に始めて6時を過ぎた。


焼き上がり、焦げ付きがでた。肉を買ったのが午前10時、焼き始めが2時。4時間では肉の中まで熱が通るまで時間がかかった。内部温度を63度にするとミディアムになる。1時間ほどアルミホイルで養生させる。


切った感じは焼きが小筆には強かった。されど、これを幾日かに分けて食いつなぐのだからこんなモノか。


切り分け一人前!およそ400グラム

ああ食った食った。それでもまだ半分。



アメリカ牛アンガス種
100グラムで220円
4キロ弱で8K円。
年に一度、数回食いつなげる
(ローストビーフ、ビーフサンド、ビフテキ
ハンバーガー、ビーフカレーなど)

これらを勘案、総合判断すると 安い!(額に脂汗たらり)
次はいよいよ野ブタ丸焼きだ!

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