双葉郡広野町より、毎年夏の便りがやってくる。
夏にしか味わえないその便り。我が家の風物詩となっていて、楽しみでもある。
「桃」である。
型も見事ながらその味わい、風味も見事で、「なるほど福島の桃は全国一だ」と思わざるを得ない。
贈り主には「毎年、毎年申し訳ない」と思うものの、ひそかな楽しみである。
大学時代、酔漢と家内と共に研究室で机を並べていた「ちー坊」(女性です。笑顔の素敵な人です)がその贈り主。
家内とも共通の友人として、交友してからほゞ20数年が経った。
彼女とようやく昨日夜、連絡が取れた。
田村からであった。
彼女の職場は広野町役場。ポジションは存知ない。
福島原発の事故から半径30キロに位置し、どう避難、仕事をしているのか心配であった。
家内から。
「ちー坊からようやく連絡来たよ。地震から初めてわずかばかりのプライベートタイムだって。田村からだよ。避難した町の人達と一緒だって」
地震の被害が比較的少ない、広野町ではあるが、役場にいるのだから、対策に奔走しておったのだろう。
町を離れていても、行政の機能を低下させることの無きよう努めている、スタッフの努力には頭が下がる。
原発事故の一刻も早い解決。誰しも思う事である。
しかして、「東電の迷走」には、はなはだ呆れる。電気のプロを名乗っていていいのか。
こう思わざるを得ない。
酔漢、「原発事故」には詳しくない。政府発表、東電会見を信じるしかない。
今、総力を揚げての解決を行っている。
被爆を恐れず放水を続ける、自衛隊、消防庁、警視庁。ニューヨークタイムズが賞賛している。まさしくそうだ。
酔漢が東電をこの場で責めるのは、この原発事故ではない。(責めるに足り得る材料を持ち合わせていないからだ)
昨日の「大停電の恐れ」この発表である。
余りにもお粗末な発表である。
以下、酔漢が「お粗末」と判断した理由を述べる。
昨日の「くだまき」で「買い物パニックの渦中にいる」と語った。
首都圏消費者の異常に怒りを覚える被災者の方は大勢いる事だろう。
「クリス様」のコメントは「もっとも!」である。
営業時間を短縮し、これまで確立させてきたオペレーションを崩して、節電に努め、異常な消費者とはいえ、商品を適正に流通させることを使命に仕事をしている。
だが、昨日。
「大停電の恐れがある。電力、大口使用者は、企業活動を中止しても節電に協力せよ」
内閣から出た指示であった。
「急に冷え込み、家庭用暖房に使用する電力が増大する恐れ」との補足。
一時間半で閉店の準備をし、大勢の客が、パニックにならないように誘導するしかなかった。最少の時間しかなかったのである。
正直慌てた。
事業所は無事に閉鎖できたが、こう考える。
「気象情報では『明日は冷え込む』と言っていた。なぜ予測できんのか!」
「お粗末である」
前日よりはるかに低い最低気温の予報であった。
酔漢の仕事であれば、「これだけの気温低下が予測された場合、消費者動向を読み取り、適正な商品構成になるよう計画を練り直す」こう行動を起こす。
そして、これはノウハウよりは「想像力」なのである。
果たして、珍しく、横浜でも降雪。
暖房使用は当たり前なのだ。
「想像力の欠如」なのだ!前日に解るはずなのだ。
「ここまで冷え込むとは思わなかった」だと。
ふざけるな!
言い訳だ!
少しでも、「電力を被災地」へと考えたら、そんな発言するな!
そればかりではない。企業が一斉に休業するのだ。
主要な駅が混乱するのは当たり前である。
「対策を立てたのか!」
遅い!あまりにも遅すぎる!
こんな事が夏場であったら「大停電」であろう。
「大停電を回避出来た」と思っているのがいたら、これも大間違いだ。
「安定的に電気を供給する」これが使命であろう。
猛省せよ。
被災地でお読みになられている方は、本日の「くだまき」に呆れていることだと存じる。
電気が来て、暖かい部屋にいるだけでも贅沢だと、そう言いたいに違いない。
これを承知で語っている。
ご容赦願いたい。
承知の上で且つ、この怒りを語らずにはいられない、酔漢の心中である。
あらゆるリスクを想定せよ。楽観視するな。情報は全て開示せよ抱え込むな。
上記、危機管理の「い・ろ・は」である。
東電は行動するスタンスを見直してみたらどうだ。
今一度言う。
猛省せよ。
仙台港に救援物資。
塩釜石油タンクへ優先給油。
被災地へは少しづつではるが復旧の兆しも見えている。
遅々として進まないのではない。
知恵を出し合って、早く物資が被災地に届くように努力してもらいたい。
昨日、知人の死亡が確認された。
「無事でいてくれ」の思いは果たして届かなかった。
夏にしか味わえないその便り。我が家の風物詩となっていて、楽しみでもある。
「桃」である。
型も見事ながらその味わい、風味も見事で、「なるほど福島の桃は全国一だ」と思わざるを得ない。
贈り主には「毎年、毎年申し訳ない」と思うものの、ひそかな楽しみである。
大学時代、酔漢と家内と共に研究室で机を並べていた「ちー坊」(女性です。笑顔の素敵な人です)がその贈り主。
家内とも共通の友人として、交友してからほゞ20数年が経った。
彼女とようやく昨日夜、連絡が取れた。
田村からであった。
彼女の職場は広野町役場。ポジションは存知ない。
福島原発の事故から半径30キロに位置し、どう避難、仕事をしているのか心配であった。
家内から。
「ちー坊からようやく連絡来たよ。地震から初めてわずかばかりのプライベートタイムだって。田村からだよ。避難した町の人達と一緒だって」
地震の被害が比較的少ない、広野町ではあるが、役場にいるのだから、対策に奔走しておったのだろう。
町を離れていても、行政の機能を低下させることの無きよう努めている、スタッフの努力には頭が下がる。
原発事故の一刻も早い解決。誰しも思う事である。
しかして、「東電の迷走」には、はなはだ呆れる。電気のプロを名乗っていていいのか。
こう思わざるを得ない。
酔漢、「原発事故」には詳しくない。政府発表、東電会見を信じるしかない。
今、総力を揚げての解決を行っている。
被爆を恐れず放水を続ける、自衛隊、消防庁、警視庁。ニューヨークタイムズが賞賛している。まさしくそうだ。
酔漢が東電をこの場で責めるのは、この原発事故ではない。(責めるに足り得る材料を持ち合わせていないからだ)
昨日の「大停電の恐れ」この発表である。
余りにもお粗末な発表である。
以下、酔漢が「お粗末」と判断した理由を述べる。
昨日の「くだまき」で「買い物パニックの渦中にいる」と語った。
首都圏消費者の異常に怒りを覚える被災者の方は大勢いる事だろう。
「クリス様」のコメントは「もっとも!」である。
営業時間を短縮し、これまで確立させてきたオペレーションを崩して、節電に努め、異常な消費者とはいえ、商品を適正に流通させることを使命に仕事をしている。
だが、昨日。
「大停電の恐れがある。電力、大口使用者は、企業活動を中止しても節電に協力せよ」
内閣から出た指示であった。
「急に冷え込み、家庭用暖房に使用する電力が増大する恐れ」との補足。
一時間半で閉店の準備をし、大勢の客が、パニックにならないように誘導するしかなかった。最少の時間しかなかったのである。
正直慌てた。
事業所は無事に閉鎖できたが、こう考える。
「気象情報では『明日は冷え込む』と言っていた。なぜ予測できんのか!」
「お粗末である」
前日よりはるかに低い最低気温の予報であった。
酔漢の仕事であれば、「これだけの気温低下が予測された場合、消費者動向を読み取り、適正な商品構成になるよう計画を練り直す」こう行動を起こす。
そして、これはノウハウよりは「想像力」なのである。
果たして、珍しく、横浜でも降雪。
暖房使用は当たり前なのだ。
「想像力の欠如」なのだ!前日に解るはずなのだ。
「ここまで冷え込むとは思わなかった」だと。
ふざけるな!
言い訳だ!
少しでも、「電力を被災地」へと考えたら、そんな発言するな!
そればかりではない。企業が一斉に休業するのだ。
主要な駅が混乱するのは当たり前である。
「対策を立てたのか!」
遅い!あまりにも遅すぎる!
こんな事が夏場であったら「大停電」であろう。
「大停電を回避出来た」と思っているのがいたら、これも大間違いだ。
「安定的に電気を供給する」これが使命であろう。
猛省せよ。
被災地でお読みになられている方は、本日の「くだまき」に呆れていることだと存じる。
電気が来て、暖かい部屋にいるだけでも贅沢だと、そう言いたいに違いない。
これを承知で語っている。
ご容赦願いたい。
承知の上で且つ、この怒りを語らずにはいられない、酔漢の心中である。
あらゆるリスクを想定せよ。楽観視するな。情報は全て開示せよ抱え込むな。
上記、危機管理の「い・ろ・は」である。
東電は行動するスタンスを見直してみたらどうだ。
今一度言う。
猛省せよ。
仙台港に救援物資。
塩釜石油タンクへ優先給油。
被災地へは少しづつではるが復旧の兆しも見えている。
遅々として進まないのではない。
知恵を出し合って、早く物資が被災地に届くように努力してもらいたい。
昨日、知人の死亡が確認された。
「無事でいてくれ」の思いは果たして届かなかった。
少し前の記事へ、丹治先生が書き込まれたコメントを拝見して、涙が出そうになりました。
10年近くも無沙汰をしていた自分を叱咤したい気持ちでいっぱいです…。
交通網が復活して、また気軽に仙台に行けるようになったら、ぜひ平日休みを取って、香澄町に顔を出したいです。
まだ漠然としたいつかでも良いです。東北が未曾有の震災から立ち直った後のことで。
昨日、故障した自転車を押して国道を歩いていたら、群馬(←県境付近なもので)から埼玉方面に向かって、大渋滞ができていました。
多分給油待ちだと思いますが、数km以上動かない車の列の中には、トラックが何台もありました。嗚呼、物流ストップ。
こちらは首都圏と違って、足といえば車が常識ですが、そんなに慌てて一斉に給油しなくても、どうせ三連休じゃないかと思ってしまいました。
ガソリンパニックのせいか、自転車通勤率が一気に上がっていて、エコだしガソリン使わないし、良いこと尽くめに見えながら、これはこれで駐輪場所の取り合いという些細な問題があります。
本日、都合により3日ぶりに出社したら、空調を止めるから作業服の上に上着着用可の指令が下っていました。
関東の甘ったれたウォームビズに半袖族を貫いてきた私も、さすがに長袖を着ないと過ごせないほどでしたが、これで電力を抑えられるなら、大したことではありませんね。
先程、気仙沼出身の大学の後輩(千葉在住)とメールをしていて、御祖母様をこの度の震災で亡くされたと聞きました…。
会ったこともない、全くの他人ではありますが、可愛い後輩の大切な家族のご冥福を祈りたいと思います…。
塩竈のお母や家が無事でよかったですね。
テレビの映像を見て、驚愕いたしました。
また、続く、国家存亡の危機である原発事故。
これは夢ではなかろうかといまだに思う始末。
お怒りの「計画停電」もそうですが、原発対応についても、「うそだろ?」というくらい、この国家的一大事に、これまでどおりの政治主導行き当たりばったりズム。責任のぬすりあい。
バカ政治家たち。
被災者救済に全国から駆けつけてがんばってくださっている方、原発で決死の作業をしている方たち、警察、消防、自衛隊の人々のご活躍を見ると、国のトップの情けない姿にがっくり。外国のオバマ大統領のメッセージの方がまし。
原発は大丈夫か?
3号炉のプルトニウムが飛び散ったらと思うとぞっとします。日本全土が危うい。何でテレビで娯楽番組などやってるのでしょう。
すぐには人体に影響ない。
「すぐには」とはどういう意味?
チェルノブイリとモスクワが350キロ、キエフが150キロ。
スリーマイルとワシントン、ニューヨークがそれぞれ250キロくらい、福島原発と東京が200キロ。
メルトダウンしないよう、毎日祈るような気持ちで推移を見守っております。
がんばってください。