酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

午前7時44分 J-WAVE発

2012-05-10 07:57:24 | 東日本大震災
年下君が軽い怪我。
高校まで車で送って来ました。
宮城の方には馴染のない「J-WAVE」です。
この時間は別所哲也さんがDJをしております。
「震災から1年2か月。宮城県七ヶ浜町と電話で繋がってます」

電話の相手は「七ヶ浜町ボランティアセンター『わたなべ』さん」
その内容は現在のボランティアの状況。

GW期間中は400名程にボランティアの数は増えたが、現在は35名程。
閉鎖しているボランティアセンターも数か所ある。

というもの。
そして、その原因の中で。

高速道路無料化が終了し、遠方よりのボランティアが急激に減った。
瓦礫処理車のみの無料化では意味がない。

現在の仕事の内容として。

畑や田圃の瓦礫処理を中心に活動を行っている。早期に作付できるようにしたい。

故郷の田畑の風景を思い出し、感謝の言葉が自然に出てまいりました。
が、しかし、次の発言。

復興省へ、嘆願に行ったら、職員から「今、ボランティアが必要で、何をするんですか」と質問を受けた。

腹が立った。
役所とは、こんなものなのか。
本来、国がやるべき仕事であろう。
しかも、実態把握がされていないではないか。
首都圏ならばこんな風にはならないのだ。
地方を馬鹿にし過ぎてはないか。

こう、車の中で独り言を言ってしまった。

それにしてもである。
七ヶ浜町におられる35名のボランティアの方には、本当に感謝です。

くだまきは、今、寺田寅彦の最終中。
仁科の膨大な書簡を整理中です。
明日、更新予定です。


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2 コメント

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復興には長い時間がかかるのを、最近あらためて感じています。 (すず)
2012-05-10 18:09:59
 年下君、大事ではないのでしょうか?早くよくなられますように。

GWで実家に帰る道中で、田植えをされている場所があって、なんて懐かしく感じるんだろうと思いました。放置された田んぼを多く見てきた後だったので、あたりまえの風景がどんなに大事だったのかと、また思い知らされました。

最近こちらで耳にするボランティアさんのお仕事は、いろんな形があるようです。浜でワカメの分別や仮設住宅で車の送迎など、地元で本当に必要としている事に手を貸して頂けるのが、ありがたりです。

>高速道路無料化が終了し、遠方よりのボランティアが急激に減った。瓦礫処理車のみの無料化では意味がない。

 これは目に見えてわかります。通行する車の量がはっきり減りました。ただ、道路修理の為の財源をいつまでも減らすわけにもいかないでしょうし・・・。
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すず様へ (酔漢です)
2012-05-12 07:06:16
ご心配おかけいたしました。
体育の時間の裂傷です。
大したことはないのですが、あちこち擦り傷が・・。

同僚のお姉さまの嫁ぎ先が七ヶ浜でした。
これも不思議な縁ですね。
仮設住宅に住んでいるそうです。
親戚宅から数件先でした。
昼休みに浜の思い出を語り合ってます。
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