吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

サムシング対お役所

2006-03-04 10:26:54 | Weblog
いよいよ 仲盛氏対お役所の長い長いバトルが始まろうとしてる
 ”始まろうとしている” と 未来形 にしたのは意味がある
つまり ミスは多々あって、そのことは、では他の構造士はミスが無いのか
というと必ずあるハズで この議論は恐らく今後20年位の議論をしないとと解決
不可能というか、サムさんは 天文学的な数の業務をこなしてこられ、もし
この過去の業務を全部解析なんてことになるとその作業量は想像もつかない位に
膨大になることと 実は相当な数の建築事務所やゼネコン それも相当今までの
福岡のマンションや公共事業をリードしてきた有力どころまで影響が及び
前回 私が述べた 無限地獄に陥ることになるし、或る時期は福岡市の建築確認の60%をココがしめていた(これも驚きだった)ということは福岡市近辺のビルは あれもこれもサムシングという訳ですよ~・・・    耐震性が80%以上は それでも確保されている建物のほうがが殆どな訳だから マンションやビルの所有者にとっても
 もうあんまり騒いで欲しく無い  といったところが 本音のところに違いない

そこらへんをお役所さんが 先読みが出来ないものだから ドンドン迷路にはまっていくのである 
早く 福岡の大岡越前みたいな人が(構造の大御所と政治家)リーダーシップを
とって 問題の 有る無し (つまり誤差の範囲に入るようなものは 結果オーライとする)の基準を発表しないといけないと思う
多くの善良な街の建築家(その安さ故にサムさんを使ってこられた)も早く自ら問題の無さを公表する方向にもって行くべきである 固唾を飲んで 成り行きをみているハズである  リーダーよでてきて 構造の大先生!
でも結局 日本人は冷めやすいから あと1年もすると こんどは福岡オリンピックかなんかにニュース性を奪われる形であいまいに終わるような気もしてしまう
建築家よゼネコンよみずから先に発表して(シノケンみたいに)早く楽になれ
そんなに 貴方自身は悪意は無かったハズだから・・・・
コメント
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