吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

オール電化住宅という言葉

2007-01-05 16:35:04 | Weblog
最近の流行に”オール電化住宅”という言葉がある
この言葉は個人的には非常にむかつく
何故なら僕の辞書には無いのだ
何故って?
オール電化にしても何もメリットが無いからだ
僕は思う オール電化という何かそこには 青い鳥を見つけたときのようなワクワク感が在ったり 綺麗で 安全で というイメージが付いてくる
専門家は言葉の遊びに付き合ってはいけない
何故なら オール電化の住宅の庭で炭を使ってサンマを焼いてもいけないのか?
そうでは無いのだ ガスストーブや石油コンロがあっても良いのだ電化契約は出来るのだ
オール電化住宅という言葉は今後プロなら止めよう
時間帯別契約住宅(夜間電力を安く買う)と呼ぶのがふさわしい
何故なら 建築家はもちろん設備屋さんまで時間帯別契約住宅にガスコックを付けたらいけないと思い込んでいる、いや、思わされている、情報操作されている可能性があるのだ オール電化住宅にする為無理やり電気の暖房器具や蓄熱のヒーターをムリヤリ導入することはないのだ (失礼しました大半の方は理解しているのだが、ここではあえてシツコク書いたことに意味があります)
車もいまやハイブリッドが主流 住宅もハイブリッドが今後の流行言葉になるに違いないのだ 電気とガスや灯油の得意な技をうまく使い分けるのが僕らの役目とちやうかな~
かといって僕がいわゆるオール電化を嫌いというわけでは無いので誤解なく
レンジは電気、給湯も電気、でも暖房は石油ストーブ、離れのコンロはプロパンとかいう組み合わせも十分在りなのだ
あっ しこいけど例えば電気コンロは6kw これは電気容量的にはエアコンの6台分以上なのだ
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