TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

ついていったら、だまされる

2008年02月22日 | 読書日記
ついていったら、だまされる 多田文明 著 理論社
町中にはびこるキャッチセールスや手相占い、ボランティア詐欺、
振り込め詐欺などの騙し商法の手口が紹介されていた。
この本には著者が実際ついていって体験したことを記載してある。
その体験から断り方やに引っかからない方法などを優しく若者向けに伝授してくれた本。
この本は「ついていったら、こうなった」の若者向けバージョン。
そう言えば、昔、20代の頃に自分にも引っかかった思い出があった。
歩道橋の上で延々と新宗教の話を聞かされて、延々と聞いたあと、
向こうはこれで勧誘できたと思ったくらいの長い話の後、やっぱり信じませんと
言ったら勧誘してきた同年齢の女性は唖然としていた。
あなたの祖先の因縁がどうこうとかで印鑑を買ってしまったこともある。
新聞に載っていたご来場者には・・・の絵をプレゼントという見出しに
踊らされてたまたま近所だったので絵を見に行ったことがある。
やたらに人が多いと思ったらしつこくついてきて絵の勧誘が始まった。
えらいことだと思ってそそくさと断って逃げてきた。
ただなものとものでつるものほどこわいものはない。
得な話なんか勧誘してくる人は本当にそんなに得な話だったら人に教えるわけがない。
こんな簡単なことでも若いうちはわからなかった。
ある程度年齢を重ねるとこの手の騙しには引っかからなくなったが、
この頃は年齢関係なく、人の弱みにつけこんだ新種の詐欺や騙しが増えてきている。
この本の最後にも書かれていたが何事も自分の頭で考えることをサボらないで
危険なワナや騙しの手口を見極める目をいつも養って行くことが必要だと思った。



コメント
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