休暇や出張の申請、毎月の給料の明細を見るとき、年末調整や何かの書類を提出するときなど、なんでもパソコンで登録しないといけなくなってから、もう10数年が経ちました。私が最初に勤めた職場で、一番最初のお給料日の日、11万円ちょっとの現金が入っていたお給料をいただいて、すごく嬉しかったのを今でも覚えています。今の給料は自分の口座に振り込まれるので、そのような感情を抱いていた頃と違って味気ないご時世になってしまいました。職員分の給料を仕分ける手間がかかっていたので当時は大変だったのでしょうが、いただく側からすれば昔は感慨深いお給料日でした。なんでもパソコンのシステムで見たり、入力操作をすることに慣れてしまってからは、それが普通になってきています。パソコンで入力しているばかりだと、確かに漢字を思い出せないときが多々あります。漢字変換ミスも時々あって、見過ごしてしまうこともあります。昔は、仕事上、たくさん字を書いていたので、それが脳に刺激を与えていたせいか、今よりは漢字をたくさん覚えていました。字は書かないと忘れるということ、外国語も普段から使わないとしゃべれないし書けないしそれと一緒ですね。