TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

千畳敷カール2018その2

2018年08月06日 | 旅日記
8月4日、千畳敷カールを散策しながら高山植物を撮影しました。7月中が高山植物の最盛期だったような感じの千畳敷カールでしたが、まだまだ花々をたくさん楽しめる季節ですね。

ウサギギク



クルマユリ

シナノオトギリ



千畳敷駅方向

イワツメクサ


剣ヶ池

ミヤマリンドウ











千畳敷駅に上って来るロープウェイを撮影。
この後、午前11時過ぎのロープウェイに乗車。混んで来る時間帯の前に早めに下山することにしました。7年前にこの遊歩道を歩きましたが、こんなにアップダウンが多かったかなあとか、歩きにくかったかなあとかあまり記憶がなく、7年前は7歳も若かったから、1周してもあまりしんどさを感じなかったと思いました。今回は、山の上でも相当暑かったのと、7歳も年を重ねたせいか、千畳敷カールを一周しただけでも少し疲れました。

2時間前より、気温が少し下がっていましたね。
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椋鳩十記念館

2018年08月06日 | 旅日記
8月4日、駒ヶ岳ロープウェイのしらび平駅からJR駒ヶ根駅までバスに乗車。

JR駒ヶ根駅には12時半ごろ到着しました。駅前のお店でお昼ご飯をいただきました。駒ヶ根駅から普通電車でJR飯田駅へ移動。飯田駅で特急に乗り換えるのですが、その前に喬木村にある一度行ってみたかった椋鳩十記念館を見学しました。館内は撮影禁止でした。



図書館も併設されている椋鳩十記念館は、景色のいい場所に建っていました。
『精神的にも肉体的にも松風になりたい 日本の村々にちいさな幸せを追っかけて生きている ああ美しい 夕方の家々のあかりのようだ』という言葉は最期の言葉だったそうで、館内に大きく展示されていました。
椋鳩十さんは動物文学を切り開いた児童文学家として有名で、また、鹿児島で教員や図書館館長を勤めた方でもあります。また、文学だけでなく、読書活動にも力を入れておられて、母と子の二十分間読書活動を推進された方としても有名です。
椋鳩十さんの文学は、自然に対する愛や動物愛がたくさん詰まっている作品が多く、この生まれ故郷の地で、育まれたものであったことに違いはありません。少年の頃、正木先生と呼ぶ先生より何気なく渡されたヨハンナ・スピリ作のハイジの本に書かれていた夕焼けの描写を読み、椋鳩十さんは故郷の夕映えの美しさに重ね合わせ感動し、文学の道に進まれた大きなきっかけとなられたようです。この記念館には、原稿や著作本、書斎など関連資料がたくさん展示されていました。椋鳩十さんの有名な言葉、感動は心の扉を開き、人生の扉を開くという言葉が書かれた色紙もたくさん展示されていました。鹿児島県の屋久島が大好きだったという展示コーナーもありました。記念館の近くにある神社から椋文学ふれあ愛散策路というコースが設けられていました。時間があれば、もっと見学したい場所でしたが、特急の発車時間が迫ってきたので飯田駅まで戻りました。JR飯田駅から特急伊那路で豊橋駅へ。この特急もすいていました。途中、雨が降っていた場所もあったようで、車窓から雨模様の景色を眺めていました。豊橋駅から新幹線を乗り継いで午後9時前に帰宅しました。今回の旅は、1泊だけでしたが、花々や美しい景色を眺めながら、また、行ってみたかった椋鳩十記念館を見学できていい夏休みの小旅行になりました。
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飯田人形フェスティバルのパンフを読んで思ったこと

2018年08月06日 | ひとりごと
旅の最後に、長野県の飯田駅内にあった観光案内所に寄ってみました。飯田駅から特急に乗って帰るときにこの日の夕ご飯に頂けるようなものが売っていないかなあと思って特急の発車時刻まで10分ほどあったので、駅内をうろうろしていたのです。(駅構内には夕ご飯になるようなものはこのときはなかったです。)観光案内所が駅校内にあったので、そちらで、飯田の観光案内のパンフと8月4日に開催された飯田祭と8月3日から8月12日まで開催されている飯田人形劇フェスタ2018のちらしや公式ガイドブックをいただき、特急列車の車内で読みました。行きにも飯田駅までしか特急が通っていなかったのでその先に行くまで普通電車に乗り換えないといけないので30分ほど待ち時間があって、駅のホームにこの人形劇フェスタの幟が立てかけてあって、こういうイベントがあるんだなあとそのとき初めて知ったのです。人形劇フェスタというイベントはもう40年開催されているそうで、他の地域からもこの人形劇を見に来られる方々が毎年たくさんおられるそうです。このちらしや公式ガイドブックを読んでみたら、このイベントに掛ける街の熱意がすごく伝わってきました。これを読んだだけで、人形劇という文化を大切に考えておられるということを知り、人を大切にすることを考えている街づくりをされているんだなあと思ったのです。飯田祭もりんごん踊りという市民の方々が考えられた踊りがあるそうで、その発想がいいなあと思いました。どちらのイベントも市民参加型のようなところも多く、とても深みがあって、短絡的じゃないイベントなんだなあと感じました。もっと早く下調べして来たらよかったと思いました。リサーチ不足でした。興味深いイベントです。機会があれば、人形劇を見てみたいなあと思いました。この前、ニュースで大阪市長が、全国学力検査で大阪は政令指定都市で最下位だったのを受けて、学力を上げるために、政策を発表されていました。
私はこのニュースを見てすごく短絡的な発想だと感じました。飯田市のような長い目で見た活動をされている、人を大切に考える政策を実行されている試みが素晴らしなあと思いました。学力テストの数字だけで何もかも判断するのはやっぱりおかしいのではないのかなあと私は思います。大阪の教育に関する政策、飯田市のようなもっと深みがある政策をしていただきたいと切に願います。
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