昨日、仕事からの帰り、ハローキティ環状線トレインに偶然また乗車しました。今回、昨日に引き続いてしつこく掲載しています。これで、全部で3回、5月に乗車したことになりました。
一番前を撮影
一番後ろを撮影
車内はこんな感じです。すいていたからたくさん撮影してきました。
吊革広告もいろいろな駅別の絵でした。
こんなにキティちゃんのトレインに遭遇できて、何かいいことがあるかなあと思っていたけれど、病院に出向いたら、深刻な話を主治医の先生からお伺いすることになり、精神的には相当参っていました。今日もいいこと何もなかったなあと思っていましたが、帰り際、私たち家族にとったら嬉しいことがたくさんありました。病院に入院していた母が私たち家族の呼びかけに目を開けて反応してくれました。また、2回もうなずいてくれました。母の耳元に向かって、母がいないと家にある食べ物が減らないんだとか、たわいないことをずっと話しまくっていました。1か月前の入院した初めの頃は、テレビから流れていたCMの歌を病室でも歌っていましたし、家でもよく歌っていたのを聞いたことがありました。耳元でその歌を歌ってみたら目をパチッと開けて、私たちが来ていたのをちゃんと目で追ってくれていました。私が帰ろうとしたときに、手を振ろうと頑張って手を伸ばしてくれていました。「気をつけて帰りや。」「来てくれてありがとう。」と、心で言ってくれていたということはよく伝わりました。嬉しかったです。母と言葉で会話したわけではないのですが、今までずっと細々と仲良く暮らしてきた私たち家族は言葉だけでないものでちゃんと心を通わせることができたということがとても嬉しかったです。母と目が合ったときに、母の目に涙が溢れていたのを見ました。母の涙は40年くらい見たことがありませんでした。このときの涙は、私が来ていたことや母にいろいろと声を掛けていた言葉に安心してくれていた涙だったと私は思います。悲しい涙ではなかったと思います。40年前に母が涙していたのを見たときはとても悲しい心からの叫びの涙でした。涙にもいろいろあるけれど、私は昨日のこの母の涙を一生忘れないと思います。たくさんの車両の中からたった一編成のキティちゃんのトレインに3回も出会えて、私に取ったら嬉しいと思えた日、よかったと思えた日になりました。