TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

ラストレター

2020年07月29日 | 映画鑑賞日記

4連休に観賞しようとレンタル店で借りてきた映画1本目は、『ラストレター』でした。だいぶん前に映画館で予告編が流れていて一度観たいなあと思っていた映画でした。岩井俊二原作・監督作品です。岩井俊二さんが今まで書かれてきた本で描かれてきた世界が映像として描かれていたような映画だったなあと感じました。手紙を通して、人と人とが繋がって行き、高校時代の恋が時を超えて、その娘や妹たちの心にその思いが伝えられていたというじーんとくるシーンもあり、最後に流れる今は亡き未咲が読んだ高校時代の卒業式の答辞のシーンと冒頭と最後に出てきた滝のシーンが印象に残りました。心が籠った筆跡と文章から感じる手紙はメールやSNSからだけでは伝わらないものがきっとあるのだろうと思いながら見終えた映画でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お香をいただく

2020年07月29日 | ひとりごと

昨日、仲好くしていただいている同僚からお香をいただきました。その方は、自分より20歳以上年下の女性です。高校生時代から高野山の奥の院の静けさや神聖な雰囲気がお好きで癒されるのでよく行かれるらしいというお話でした。今月は2回行かれて癒されて来られたそうです。仕事上でもいろいろとお伺いしていたから、大変だったのでしょうと思いました。今はいない大切な方のことを思って手を合わせて来られたということでした。私の母が常日頃言っていた言葉を同僚に投げかけたときに、母の言葉に大変癒されたと少し前に聞いていました。そのことがあってか、母と生前会ったことがなかった方に、母のことを気に入っていただけたようで、母のことも思って手を合わせて来てくださったというお話も聞きました。スマホに入れていたお葬式のときの遺影の母の写真をお見せしたら、穏やかで優しそうな方ですねと言っていただき、眉毛や鼻や顔や雰囲気が自分ととても似ていると言われたので、自分は気が付かないけれど、似てきていたのだろうかと思いました。ずっと会っていなかった親戚や近所の方にもそっくりになってきたねと言われたので、知らない間に、歳を重ねたらやっぱり似てきていたのかもしれないですね。親子だからどこかが似ているのは当たり前のことでしょうし、社交辞令だったかもしれないのですが、母を気にしてくれている方が今もいるということが有難くて嬉しかったです。帰宅してから、母の仏壇に向かって、こんなことを言ってくれる方がいたんだよと母に報告しました。母は生前褒められたことがほとんどないと思うので、そんなこと言ってくれる人がいたのやねと照れ笑いしていたかもしれないです。帰宅したら、母宛の後期高齢者医療関係の書類が届いていました。まだ母宛の郵便物が届くんだと思いました。そのお香は、高野山で買ってきてくださったようで、たくさん入っていました。癒されるので試してみてくださいとのことで、まだ炊いていませんがいつか炊いてみたいです。昨日、帰り際、電車の中で、その同僚が、いっぱいラインを送ってきて下さったので、電車の中でラインの返信と格闘していました。若い世代の方は慣れておられるのか、返信が早くて、たくさんの文章が詰まっていて、スマホでメールを打つのが慣れていない私は頑張って返信したため少し疲れてしまった昨日でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする