TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

小説の神様

2021年08月25日 | 映画鑑賞日記

レンタル店で借りて観た映画『小説の神様』の感想です。

繊細で研ぎ澄まされた文章で独特の世界観を表現する千谷一也(佐藤大樹さん)は中学生で作家デビューし、執筆活動を続けているものの売れない高校生の小説家でした。ある日、一也が通う高校、同じクラスに小余綾詩凪(橋本環奈さん)が転校してきます。彼女は、ヒット作を次々生み出していた売れっ子人気作家でした。底辺作家と人気作家、性格も立ち位置も全く逆の二人で、最初は考え方が違っていたり、反発しあったりしていた間柄でした。そんな二人に、二人を担当していた編集者からある提案が持ち込まれます。それは、プロットを詩凪が考え、文章を一也が綴っていくという共同作業でひとつの物語を作り上げていくという提案でした。お互いに足りないものを埋め合い、紡いで出来上がって行く行程を通して、お互いを認め合い、二人の距離が少しずつ埋まって行きました。一也も詩凪も自らの小説をSNSで酷評されていた同じ経験を持っていたということ、小説が人を動かす力があると本当に思っていたこと、小説を書くことが本当に好きだったことなどが同じだったことを知ります。一也が入っていた文芸部の部長、一也の小説の大ファンで、文芸部に入部してきた成瀬らとともに、小説が大好きな高校生たちが自らの夢に向かって進んで行く姿がとても微笑ましく、青春時代はやっぱりいいなあと思いました。名前を名乗らず酷評したり、バッシングするのに利用されているSNSがこの映画の中でも出てきていました。ネットの世界で便利になったものも多いけれど、知らない人の言葉に傷ついたり、ネット世界の怖さが盛り込まれていた映画だったなあと思いました。

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パラリンピック

2021年08月25日 | ひとりごと

パラリンピックの開会式、テーマは「WE HAVE WINGS」で、空港を舞台に、布袋寅泰さんを中心としたロックバンドや仲間たちに勇気付けられて1枚の翼で諦めずに飛び立つ少女の姿が感動的でした。光の演出、プロジェクションマッピング、ダンスなど全体的にまとまっていた、テーマに沿った演出で、一体感とともにいろいろなものが伝わってきました。とても素晴らしかったです。今日の早朝、NHKで再放送されていた「持論公論」で、コロナ禍の最中に開催するパラリンピックの意義について論説されていたのを見ました。この番組の中で、出場されている各国の選手の皆さんの活躍が仕事や未来に繋がっているという大切な意義を持っていたことがよくわかりました。感染対策をしっかりされる中で、選手の皆さんの活躍に期待したいです。

 

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8月24日

2021年08月25日 | ひとりごと

昨日の午前中は、罹り付けの医院に出向きました。先月検査した結果を聞き、数値が上がっていたので、最近の生活習慣を大いに反省し、昨日は何をするにも元気をなくしてしまいました。けれど、まだ頑張って数値を下げる努力はできるので、これからはもっと節制して行かねばと頑張ることにしました。雨続きをいいことに最近さぼってウォーキングしていなかったので、もっと歩かないといけなかったと反省しました。仕事をしなくなってからは、電車に毎日乗らないし、自らしたくなかったこともやらなくてすむし、負荷されていた要素がほとんどなくなっていて、気分的にもゆるくなり過ぎていたように思います。おまけに運動量も随分減ってしまっていたんだろうなあと想像します。まだまだ元気でいるためにはもう少し無理しておく必要がありました。

帰宅してから、午後、高校野球の準々決勝を観戦しました。途中、降雨の時間帯がありましたが、無事に試合が全部できてよかったですね。兵庫県に緊急事態宣言が出されたことで、観覧できる各校の人数が少くなって、ブラスバンドの生演奏などがなくなってしまった各校でしたが、録音による応援合戦の声や音楽が広い甲子園に響いていました。いろいろな制約の中で、一生懸命にプレイされていた選手の皆さんの健闘に元気をもらっています。

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