ある支援先に優秀な人材がいた。一つ返事で何でもこなし頼り甲斐も十分、完璧過ぎるほど非の打ちどころのない営業部長だ。考えてみると彼自身のミスを一度も見たことがない。ただ、イギリスにこんなことわざがある。
「ミスを犯さない人間には、何もできない。」
社の目標に計画を立てることなく目先のことだけをコツコツと無難にこなしていた。トップの信頼も厚かったが、このままでは社の発展や未来もないように思えた。年 . . . 本文を読む
年金生活は入る金ほぼ一定だが、出る金が計画からややオーバー気味?収支バランスを見直すため修理・修繕・補修を極力自前ですることにした。ただ加齢のツケだけは払えそうもなく不定期な通院が始まった。彼の老子の言葉が身に染みる今日この頃である。
『足るを知る』 無いもの、不足しているものではなく、足りてるもの、すでにあるものを活用すれば幸せになれる。
ついつい無いものねだり、 両手は塞がり背中 . . . 本文を読む
今まさに就職戦線真っ只中、猫の手も借りたくなるほどの労働力不足に、知り合いの会社の人事担当者が中途採用の個人面談でこんな言葉を投げかけた。中小企業に新入社員を育てる余裕すらないのだ。
「学歴や社歴、経験などはいい。あなたは、わが社でどんなことをしてくれるのか?あなたを採用すればどんなメリットがあるのか?この二点を伺いたい。」
空前の売り手市場で引く手あまた、なのに厳しい質問、単に数合わせでなく . . . 本文を読む
年金が今月から満額受給!ただ、この年齢を境にローソクの炎が目盛りを刻んでいくような気がする。若いつもりでも、頭は物忘れで身体は加齢の蓄積疲労、どんなに強がり言っても歳のギャップには勝てそうにない。
「私たちは、年々老いていくのではなく、日々新しくなっていく。」(エミリー・ディキンソン)
日常を新鮮と感じるか、劣化と捉えるかは個人次第。精神的な若さを失えば肉体的な衰えは確かに加速して . . . 本文を読む
土日返上で3本のシナリオ作成中!プライオリティを付ければよかったが、複数の構図と発想が頭の中を飛び回り収拾がつかない。まあ、納得できるまで凝るのが性分だから仕方ない。
テキストの原作者が脚本家も兼ねるようなもので書くぐらいに難しい。シナリオとは講義の時間配分から講師の動作、セリフまで実際の演技をリアルに描くこと。この段階で自己実現欲求の域に到達するのだが、いつもながらトイレも忘れ集中しぱな . . . 本文を読む
昔は食事もトイレも寝ることも忘れひとつのことに熱中したものだ。今は程々の仕事と暇潰しの趣味、有り余る時間に没頭することもあまりない。「時を忘れ自分を忘れてある事にのめり込む。それが「幸せ」ということ。」(チクセントミハイ)幸せでいたいが、無我夢中になれば時間は瞬く間に過ぎてしまう。そこで一日の時間割りを作ってみた。少ないメニューだが短時間集中型にしてみたら意外と小さな満足が増え始めた。 . . . 本文を読む
紅葉の季節も仲睦まじい熟年夫婦をよく見掛ける。でも、いつかは先立たれ独り身?もし男性だったら想像を絶するような辛さとか。日本には3千万人の未婚者と6百万人超の独居老人が居るそうだ。
「自分のためにでなく、人のために生きようとする時、その人は、もはや孤独ではない。」(日野原重明)
とりわけ男性に多いと言われる頑固と孤独感!他人事ではない。対策は、自分から積極的に社 . . . 本文を読む
ケセラセラ、手あたり次第という人もいるが、自分流は閃きが起点で、客観&主観的に考え結論を出し行動に転じるというパターン。但し、頭の電卓と設計図は走りながら何度でも修正を加える。
「失敗は成功の基と言うが時が永遠にある訳でもなく、出来ればやり直さず一度でクリアしたいものだ!後悔とロスタイム、極力二度手間を避けたいから。」
秘訣は、①閃き、②逃げ道絶つ公言、③頭に描く設 . . . 本文を読む
リタイア後は余生?人生八合目まで登ったに過ぎない。勘違いしては困る、学校が社会に出る勉強なら会社や仕事はあくまでも生活の手段、リタイア後の10年間で人間の価値が決まると言える。
65歳から75歳までの10年(人によるが)。趣味に、運動に、旅行とか暇つぶしもいいが、誰に指示されることなくやっと自分で歩き出した好機!人生の集大成ならばこれから山頂を目指すことになる。元気に長生きするの . . . 本文を読む
世の中好景気というが庶民の懐は生活防衛?先日、友人達と呑んだ際、冗談言って財布の中身を訊ねたことがある。それはそれで小遣い談議も始まり花が咲いたものだ。
40代女性の財布の中身の平均は15,157円、対して40代男性は18,166円。カード社会ではそんなに要らないようだが、日頃、頭脳で勝負している人なら万札数枚は入れておきたいものだ。何故ならひらめきや発想は財布の中身に比例するら . . . 本文を読む
困難にぶち当たった時、すぐに道を変える人がいる。臨機応変はいいことだが、どんな道も歩けばいろんな道と交差し、その内に同じ道に戻ることもある。
「あなたが向き合わなかった問題はいずれ運命として出会うことになる。」(C.G.ユング)
その時は逃げ切れたとしてもまた同じような困難に遭遇する。今度も道を変えるのか?その場凌ぎで逃げるのか?解決への最善の道は辛くても今を乗り越えることだ。そうすれば同じ道 . . . 本文を読む
「知恵は生きている内に使え」と言うが、雨の時に使う人はいても晴れの時まで使う人は少ない。幸運な時まで知恵を使いたくない?知恵は減ると思っているのだろうか。
弱者がよく口にする一攫千金?買いもせず宝くじ当たったら、借金完済・住み替え・高級車・世界一周・ブランド・豪遊・投資・寄付・・・・次から次にと夢が歩き出す!人生変わろうと演じる者は変わらない?データによると、計画や知恵もなく破産に追い込まれこ . . . 本文を読む
実年生活、偶に仕事に出掛けてはデスクワーク、それ以外は趣味に没頭、気分転換に運動し晩酌を愉しむ毎日。そろそろ老後のことでも考えようとした矢先、目から鱗の名言を見つけた。
「自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来永劫という甚大な時間の規模において、唯一無二なのだ。」
健康寿命71歳で平均寿命80歳、引き算しながら歳を数えていた。名言みたいに自分の存在が唯一無二なら、ど . . . 本文を読む
過去にタイムスリップできないが、もう一度リベンジしたいと思ったことは誰しもある筈。仕事でなくてもプライベートでも複雑な人間関係でも。あの時こうすれば・・?こっちを選んでいれば・・?後悔先に立たずとはよく言ったものだ。
「10年後にはきっと、せめて10年でいいから戻ってやり直したいと思っているのだろう。 未来を今やり直せ。10年後か、20年後か、50年後から戻ってきたのだ、今!」(読み人知らず)
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色んなことあっての人生!しくじった時、目を落として沈むか?見上げてバネにするか?マイナスとプラス思考では大きく運命が変わるものだ。
ある刑務所でのこと、「二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。一人は泥を見た。一人は星を見た。」(フレデリック・ラングブリッジ)
犯した罪は違えど、泥見た囚人は悪夢にうなされ獄中死。星見た囚人は希望捨てず刑期を務め上げたのだった。明日の運命はわからないが同じ一日なら暗い . . . 本文を読む