誰しも現実を直面すれば見えるものも見えなくなることがある。通り過ぎた出来事を振り返るとその時の辛さを苦笑い、かと言って目をつぶるとか飛び越して先々を覗くのも怖いものがある。夢や空想ならまだしも、どうにもできない現実をどう捉えていくかが問題なのだ。
『一歩下がってみれば、視野が広がり、「なんだ、結局のところ、たいしたことではなさそうだ」と思えるようになる。』 (W・ミッチェル)
. . . 本文を読む
サラリーマン時代とは違い事業独立してからは仕事の依頼の度に大きなリスクと両肩にプレシャー、頭の中はストレスという名の緊迫感が張り詰めていた。今だから話すが、胸張る遣り甲斐の仕事も案件数に比例し抱え込むネガな気持ちは増大、その重圧に押し潰されそうで必死にもがく毎日だった。
「何度救われたことだろうか。ただひたすら寝るという行為が心を支配するあらゆる怒哀を消し去ってくれる、魔法の特効 . . . 本文を読む
変えたいが変えれない?とはよく聞く話しだが、変える前に変えたいものを取り除いたのかと訊ねたい。汚水が入った満杯のバケツに水道水を注ぎ込んでも溢れ出るばかり、汚水は下に沈殿して中々透明な水になってくれないのだ。だから汚水を捨てた後に水を注ぐというのが理屈と言う訳。
「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと…大事なものを捨てることができる人だ。何も捨 . . . 本文を読む
もし突然、世界中の時計が一斉に止まり進まなくなったらどうする。今の時間もわからずその内に今日の日にちも定かではなくなる。懐かしさや思い出にひたる?或いは過去を悔い、やっとけば良かったと嘆く?後悔先に立たずじゃないが過ぎてしまった時間は永遠に取り戻すことはできないのだ。
「凡人は失って始めて時間の重さを知り、賢人は二度と廻らない時間を有効活用しようとする。」
今か . . . 本文を読む
"飽食やモノ余りで今どきの消費者は「モノ消費」より「コト消費」を重視するようになった。それなのに依然とモノを売ることばかりに固守する営業マン、もうそろそろスタンス変えないとこの先の目標達成は難しいのでは?まずは消費者ニーズ、一番早いのは自分の家庭を覗いてみることだ。 「モノ消費」は所有に重きを置き消費 . . . 本文を読む
人生は選択肢の連続、人生の岐路や重大な選択、いろんな二択三択も、それどころか選べないことだって沢山あった。だが思い通りの選択を続けていたらその内に運が味方になっていた。これまで選んだクジは間違いなし!そう思いたいだけなのかも知れないが。
「奇跡や偶然?一生の内にそう何度も起こる筈もない。本来、幸運の選択というのは自力本願、自らの責任と行動で掴むもの、他力に頼るものではない。地道に . . . 本文を読む
"人は誰しも赤恥を掻いたり未練、悔しさに涙したことがあるだろう。どんなに辛くてもそんな出来事をうまいこと忘れさせてくれる時間、どうにかこうにか今があるのも時間のお陰と言える。いかにも冷淡だがいい仕事するには欠かさないジャッジなのだ。 「負けても終わりではないが、やめてしまったら終わり」とは世界的モチベーターのジグ・ジグラーの言葉だが、どんなに負け続けてもリベンジのチャン . . . 本文を読む
"経営コンサルタントは発想業、様々な案件に直面するのは日常茶万事だがアイデアに躓いた時、主観ではなく客観視するのも打開策のひとつ。あえて当事者ではなく第三者の視点で考えると意外に知恵が出ることがあり、いよいよの時の自己流発想法として使っている。『人間は潜在能力の10パーセントしか引き出せていない。』(アルベルト・アインシュタイン)天才が . . . 本文を読む
時間は万人に平等だが、活用するかどうかは個人しだい。通り過ぎた昨日を振り返るのもいいが、どうにかできるのは今日なのだ。蔑ろにして明日に先送り?それでは進歩なく今日のまま立ち止まることになる、輝くはずの未来に続かないだろう。
『手の離れた昨日や手に取れない明日を思うより、手にできる今日にベスト尽くすことを考えるべきだ。』
昨日を変える、或いは飛び越えて明日に先回り、なんてできっこ . . . 本文を読む
事務所の書棚には業界誌や専門書など多数並んでいるが読むことは殆どない。書籍は過去のもの、参考にするが所詮は机上の遺物、現状打開や未来を見つけるのはビジュアルな情報に限る。そこから閃いてアイデアに繋げるのが我流の発想法なのだ。
そんな名目で賑う歳末は興味本位でいろんな場所に顔を出す。一番の理由?家での居場所が無いのが本音。邪魔者居なくなれば大掃除もさぞ捗るだろう。午前中は受け持ち . . . 本文を読む
経営指導の現場で、なぜ変えねばならないのか?とよく尋ねられる。無理に変える必要はないが変えねば予期せぬことも?手遅れにならなければと付け加える。何一つ変えず一生を過ごすとしたら葛藤も成長もなくどんなに不幸なことだろう。
「変えるにはリスクが伴う。変えなければもっと大きなリスクが伴うものだ。」(宇宙飛行士ジョン・ヤング)
変えたくないという本音が働くのか?変え方がわからないのか?そんなことどうで . . . 本文を読む
ジムを思い立って明日でまる一年、今も時間を見つけて通っている。普通の人は身体を鍛え健康維持で続けるのだろうが私の場合はいささか違う。身体も大事だがどちらかと言うと頭の活性が目的、ひたすら無になり身体だけを動かすことはない。
この仕事は発想業、複数の決算書、経営案件、座学のカリキュラムが駆け巡り熟睡を除けば一日中頭を働かすことばかり。そんな思考中、ぶち当たったり、頭の切り替えをしたい時などに欠かせ . . . 本文を読む
人生は夢だらけと言う人もいるが、サラリーマン時代に夢など見たことはなかった。望みは出世と給与が上がることぐらいで、所詮は雇われの身、どんなに頑張ってもカネもトキも一定の限度があり、越えることさえ許されなかった。
「人生に夢があるのではなく、
夢が人生を創る。」
自営して初めて夢は自分で創り出すものだと気付かされた。沢山の夢を描いたお陰で自由気ままに飛び回り、いろんな人 . . . 本文を読む
生まれながらの能力の差なんて微々たるもの。IQ自慢してどうなるものでもない。一流大学卒、テストの点数がいいからと世の中に通じる訳もなく、要はその能力をいかに活かし開花させるかが問題なのだ。宝の持ち腐れ?結構多いだろう。
「才能の差は小さいが努力の差は大きい。継続の差はもっと大きい。」
才能乏しき凡人も努力と継続だけは別格のようで、それ次第では誰にも負けないこともできる。歳取って経験積み知恵を持 . . . 本文を読む
ある支援先に優秀な人材がいた。一つ返事で何でもこなし頼り甲斐も十分、完璧過ぎるほど非の打ちどころのない営業部長だ。考えてみると彼自身のミスを一度も見たことがない。ただ、イギリスにこんなことわざがある。
「ミスを犯さない人間には、何もできない。」
社の目標に計画を立てることなく目先のことだけをコツコツと無難にこなしていた。トップの信頼も厚かったが、このままでは社の発展や未来もないように思えた。年 . . . 本文を読む