今年も引き続き「障害者教室」から講師依頼、ビジネスライフの集大成として世の中に何らかの形で役立ちたいと、それが長年培った仕事キャリアを生かせるのだからこの上もない。幅広い知識と経験を分かり易く伝えるのは誰にもできることではないかも知れない。
『人生は胸躍る。そしてもっともワクワクするのは人の為に生きる時。』(ヘレン・ケラー)
受講生は軽度の知的障害者、年代は千差万別で二十歳前後から中高年までの男女、意思疎通や理解力が苦手な人、中には自閉症など発達障害の人もいるが受講生は皆真面目で時間かかっても真剣に取り組んでいる。担当は総合実務科で雇用の能力開発、食品スーパーの業務を主にあらゆる販売の実務をこと細かく習得してもらっている。今年の受講生の人数やどんな顔ぶれなのか愉しみなところ、いつもながら最寄り駅までの送迎が講師引き受ける条件となっている。