徳ちゃん繁昌リポート

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【繁昌見聞】どの時間帯も列が続く「蜂楽饅頭」

2014年02月16日 | 休日通信
てっきり西新商店街(福岡市早良区)が本店だと思っていたら、どうも発祥と総本店は熊本県の水俣らしい?知る人とぞ知るあの「蜂楽饅頭」は昭和28年創業で当時は養蜂業を営み、蜂蜜を使った蜂楽饅頭を考案したのが始まりらしく、社名は有限会社水俣蜂楽饅頭、現在は福岡・熊本・宮崎・鹿児島に17の店舗を展開しています。メニューは白あん、黒あんの2種類のみで価格は90円。たったこの単品だけで商売続けて60年の繁昌店、恐らくはどの店もどの時間帯も嘘じゃなく列が続く凄さです。

見た目は区別がつきませんが持ち帰りでは白あん、黒あんを見分ける丸いシールが箱に張られているので間違えることは少ないと思います。ダイエット上甘いのを控えてる私でさえついつい1個と手を出したくなる小さめサイズ、しかし重量感たっぷりの饅頭です。白あんを食べてみると濾しあんのやや甘めだけど甘さ欲しがる身体にはホッとする味、店名通り蜂蜜の味をうっすら感じられるのもこの饅頭の特徴です。黒あんはこしあんの中に小豆粒が入っていて白あんと比べると、やや甘めが抑えられているって感じで、恐らくは男性客に好まれる味でしょうか。両方の共通点は生地がふっくらだけど厚みが薄く、饅頭の大きさに反してあんこの量がどっしり重たいという感じ!?食べ甲斐は十分ありというところでしょうかね。世のあんこ好きには至極の逸品と言えるでしょう。
そうそう、ここのもうひとつの特徴として包装資材には特殊な紙を使用しているとか、紙箱の素材は余計な蒸気を吸収し饅頭の適度なやわらかさを保ち、また、紙袋の素材は蒸気を外に逃がし逆戻りを防ぎ美味しさを逃がさないなどの工夫を凝らしているそうですよ。

天神界隈で買えるのは岩田屋本店だけ。地下2階のエレベータ側にあり、いつの時間帯も人が並んでる店を探したらすぐに分かるってことです。饅頭の製造過程もガラス越えに見えて、昨日も長~い列ができていました。殆どが手土産の注文のようでしたが中には大量買いで待つ人達も勘定場回りに何人もいるかと思え2~3個を買ってエスカレーター下のイートインで食べようとする人もいましたね。いずれにせよ待つこと嫌う短気な福岡人が行儀よく列を作るデパ地下の光景でした。

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