最近は座学の依頼が増えてきた。1時間の講演、3日間の講習会でも準備に費やす時間と労力は生半可ではない。そうでないと、薄っぺらな話しに誰も耳を傾けてくれないし、第一、質問されても答えようもないのだ。
彼のシャルル・ド・モンテスキューはこう言っている。「少しをするために多く学んでおかねばならぬ。」
人に話すということは山程の知識と経験が必要となる。だから殆ど表に出ないデータや下資料づくりなど事前準備に時間を割く。自分が納得できなければまず期待以上の成果は望めない。ワクワクするイメージトレーニングの日々が続き、その先に悦な緊張感の本番が待ち構えているのだ。