桜咲く4月と言いたいが今年は新型コロナウィルスの影響で入社式の中止や延期、取り消しの企業も多いだろう。とは言え労働人口の減少で超売り手市場、引手あまたの金の卵も一度入った企業から転職というのが世間の風潮となった。まあ個人の自由だが学生時代と社会では大きな隔たりがあるのも事実で、それを見極めてから好きな職を選ぶのも一理あると思う。
「学校の勉強は90%以上がインプットで10%未満がテストというアウトプット。だが仕事は90%以上がアウトプットでインプットは10%未満に過ぎない。もちろん、インプットという基礎が極めて重要なことは言うまでもないがインプットがどんなに上手くても評価されることはない。アウトプットという「結果」でしか評価されないということだ。常にアウトプットするという習慣を早くに身に付けることである。」(詠み人知らず)
最近は付き合うこともない新入社員、それもその筈で皆が大手を目指し中小企業にはそのおこぼれもないのが実情だ。大手にしろ中小にしろ仕事の世界では何よりも結果ありき。どんなにいい発言してもプロセスや結果を伴わなければ評価されることはない。合う合わないではなく自分を鍛えるためにももう少し辛抱すべきだろう。明日から泊り出張、駅などで初々しい新入社員に遇えることを心待ちしている。